どうも皆さま。こんにちは。こんばんは。
渋沢です。
「20歳になりました。大学生活も半分折り返すけど、不安になってきた…」
「成人を迎えました。これから社会に出て働けるか、正直不安です…」
「大学生活残り2年。将来なにすればいいかわかりません…」
今回は、20歳で成人を迎えた方、
特に「将来なにをしたいか」「社会に出て、生きていけるか」不安な学生向けに、
- 少しずつ、「どう生きるか」「どうなりたいか」を考える
- かっこいい大人になるために、かっこよくない大人から離れる
ということについてお話します。
まずは、20歳おめでとうございます。
ついに大人の仲間入りですね。大人になると、学生時代より自由ですし、楽しいですよ。
ちなみにこの記事を書いているわたしは、アラサーの現役フリーランスです。
20歳の頃より自由に生きているので、幸せです。
学生時代は、バイトやサークル活動なども普通にしてました。
思い返してみると、20歳の頃に「漠然とした将来への不安」を感じ、ITスタートアップ企業に飛び込んでから、人生が変わったなと思ってます。
そういった過去の経験をベースにお話しますので、ご一読くださいませ。
3分くらいで読める内容なので、授業の休み時間にでもサクッと読んでみてください。
※偉そうな感じのタイトルですが、ハタチの頃の自分に向けての手紙を書くつもりで書きます。
成人を迎える20歳の君へ。遊びつつ、どう生きるか考え、動き始めよう

大学生なら、4年間という「時間」と、450万円という「お金」をかけて通っています。
わたしは理系でしたが、理系なら600万円くらいですかね。
これだけのお金と時間をかけているわけですが、ほとんどの20歳は下記のような活動しかしてないです。
- 遊び・飲み
- アルバイト
- サークル・趣味活動
もちろん遊びとかサークルを楽しんでもいいですが、こういった活動を目的なくやっているならもったいないですよ。
ただなんとなく学生生活を送っていると、
- 大学1年生:学生生活に慣れるので精一杯。サークルやバイトで友達づくり
- 大学2年生:学生生活にも慣れてきた頃。サークルやバイトも続け、ダラダラ
- 大学3年生:周囲が就活をスタート。インターンに行く人も増え、焦る
という感じのどこにでもいる大学生のような生活になります。
就活時期になって、「やばい。焦ってきた」となりがちですよね。
大学生ではない20歳の方も、ダラダラしている大学生はたくさんいるので、チャレンジすれば余裕で追い越せます。
20歳になった今のタイミングで、
- どう生きたいか
- どうなりたいか
将来のこと、未来の自分を考えて、一歩ずつ動いて欲しいです。
わたしも大学2年生の途中までは、サークルも、遊びも、アルバイト(飲食店やコンビニなど)も普通に経験しました。
それなりに楽しかったですが、
「これだけの学費かけて、こんな感じでなんとなく学生生活を送っていいのか」
「就職するときに、自信を持って学生時代に頑張ったことを話せるだろうか」
「卒業後、いよいよ学生ではなくなったときに、自分はなにしたいんだろう」
と考えたときに、なにも答えが出なかったんですよね。
それから、「どう生きたいのか」「どうなりたいのか」を真剣に悩み始め、徐々にひとりの時間を増やし、自分と向き合うようになりました。
20歳〜22歳で挑戦したこと
ひとりで悩みましたが、「考えてても答えは出ないから、新しいことにチャレンジするしかない」「大学以外のコミュニティに飛び込んで、もっと視野を広げないとやばい」と思い、下記のようなことを残りの学生生活で挑戦しました。
- 興味があった「Webデザイン」と「プログラミング」を学習し始める
- ITスタートアップを経験。ひたすらデザインとプログラミングに向き合う
- フリーランスが集まるコミュニティにも参加し、情報収集する
- 友人が大学を辞め、個人で稼ぎ始めたので、話を聞く
- 個人で稼いでいるような人たちと会う機会が増える
- アジアを旅して、リアルな格差を知る(→遊ぶがメイン)
という感じで、大学以外の外に出て、活動する機会を増やしました。
IT企業でもアルバイトしましたが、「アメリカで起業を目指している人」や「メガベンチャーから転職してきた人」が集まっていたので、正直「自分の実力のなさ」をひしひしと感じてました。
でも、ひたすらデザインやプログラミングに向き合って、コツコツと続けていくと、徐々に自信がついてくるんですよね。
「大学では勉強に励み、遊びまくれ」みたいなことを言う大人もいますが、わたしは完全に反対派です。
大学の勉強だけでは足りないですし、ただ机に向き合っていても経験は積めないです。
机の上で将来に悩んでいても、答えも出ないですよ。
ただ遊んでいても、「あのときは楽しかったな」と言う大人にしかなれないです。。。
慣れたコミュニティから外に出なければ、ヘコむことも少ないですし、なにかにのめり込むことも少ないです。
挑戦して結果的に失敗し、お金や時間がムダになるかもしれません。
しかし、いろいろかじってみないと、
- 自分にとって向いていること
- 自分にとって楽しいと思えること
- 自分にとってやりたいとは思えないこと
といった自分なりの答えは出てこないと思います。
20歳である今から、慣れたコミュニティを飛び出して、経験を積むべきです。
いろいろな経験をすればするほど、かっこいい男性、女性にきっとなれますよ。
かっこいい大人になるために、ダサい大人から離れるべき

かっこよくない大人って世の中にたくさんいると思います。
わたしが思うかっこよくない大人は、下記のとおりです。
- 否定する大人
- 口だけお達者で、我慢して生きる大人
- 他人のことをあざ笑う大人
という感じの大人を避けて、かっこいいと思える人をお手本にしてます。
ひとつずつ深堀りします。
否定する大人
否定から入る大人ってたくさんいますよね。
例えば、
- やってもいないのに、「それは無理」と言ってくる
- 意見を言うと、「それは違うね」とすぐ否定してくる
- 日本しか知らないのに、「日本が一番」と言ってくる
という感じ。
こういうすぐ否定する人間とは距離を置いたほうがいいですよ。
いちいち否定ばかり聞いていると、自分まで「できない理由」や「デメリット」ばかりに目を向けてしまいますからね。
仕事でも恋愛でも同じこと言えますが、「相手の悪い点」ばかり見てたら、「相手の良い点」を見つけられない人間になります。
挑戦もしていない、行動もしていない、やったこともない人間が、否定ばかりしているのは、かなりダサいと思います。
口だけお達者で、我慢して生きる大人
- 仕事はつらくて当たり前
- 生活のために我慢して仕事をするのが大人
- 3年も続かないなんてだらしない大人
みたいな風潮ありますよね。
ですが、「いらない我慢」はしちゃダメです。
「仕事 = 憂鬱 = 我慢するもの」というタイプの大人と付き合うと、自分もしんどくなるので、離れてOKですよ。
「仕事 = 楽しいもの」という大人と付き合ったほうが、「どうやったら楽しめるか」考えるようになりますからね。
個人的には「仕事 = 大人の遊び」と思ってるので、「仕事だりーなー」という人もまわりにあまりいないです。
「仕事はつまらない」と思えば、我慢し続けるつまらない人間がまわりに集まりますし、
「仕事は面白い」と思えば、常に楽しんでいる面白い人間ばかり集まってくると思ってます。
居酒屋とか行っても、「学生時代に戻りたい」と言い合っている大人がたくさんいますよね。
同窓会で楽しい思い出に花を咲かせるのは全然いいと思いますが、「学生時代に戻りたい = 今がつまらない」と言う大人はどうなのかなと。
「大学生は人生の夏休みだから、たくさん遊んでおけ」とアドバイスする大人も、「今が楽しくない = 右肩下がり中」と言っているようなものです。
居酒屋でグチグチ不満を言っている人や過去の栄光を語る人に限って、「俺は〇〇したいと思っているんだよね」「あの人は年収3,000万らしい。俺もネットビジネスでもやろうかな」とか言いがちです。
しかも、言っているわりには、なにも行動しません。
嫌なこと我慢して仕事するのは全然構わないですが、行動しないで口だけ達者なのが、かっこよくないなと思います。
昔なら、「農民がいて、商人がいて、武士がいて」という感じで、生まれたときから仕事を決められてました。
「どう生きるか」考えても、自由に選べなかったわけです。
でも、現代はひとりひとりに、多くの選択肢を与えられていて、自分で選べる時代です。
それにも関わらず、「仕事がつまらない」「上司がうざい」「給料が安い」とか文句を言いながら、我慢して、不満を溜める意味がわからないです。。
口だけよく動くわりになにも動かないのは、愚の骨頂です。
他人のことをあざ笑う大人
個人的に一番避けたい大人は、「他人のことをあざ笑う大人」ですね。
- 意識たけえw
- オタクとかキモいw
- フリーランス(起業)とか無理でしょw
- あいつには無理でしょw
- どうせ失敗するよw
などなど。
「好きなことに没頭している人」「挑戦しようとする人」「変わろうともがく人」のことをバカにする何もしない人間がこの世で一番嫌いです。
バカにしたり、否定したりすることで、挑戦や好きなことを諦めることになってしまったら、ますます生きづらい世の中になりませんかね。
挑戦しにくい環境を自分で作ってしまっていること、自分の首をしめる行為になっていることに気づかないのは問題ですよ。
最初は失敗も多いのが当たり前ですし、うまくいかないことが多くて当然です。
なにか頑張ったけど失敗した人に対して、頑張っていない人が嘲笑しているのは、ほんとダサいと思ってます…
今読んでいただいている20代前半のあなたは、まわりを気にせず、恥をかく経験をたくさんしておくことをオススメします。
わたし自身、学生でスタートアップを経験したときも、まわりに優秀な人材が多すぎて、
「なんでこんな仕事できないんだろう」
「自分はこんなことも分からなくて恥ずかしいな」
「この仕事は自分に向いてないかも」
と思うこともありましたが、若いうちにたくさん恥をかいてよかったと思ってます。
わたしはいつも応援する側に立っていたいので、他人のことをあざ笑う大人とは付き合いません。
まとめ:20歳なら「若さ」を武器にチャレンジしやすい環境が整っている

世間が思う「安定」「当たり前」「常識」は、無視していいです。
- 大手企業の正社員は安定
- 公務員も安泰
- 満員電車に乗って通勤
- 30分以上の残業は当たり前
- 定年まで労働
わたしは20代のうちに、「仕事は我慢して根性で頑張るべき」という思考や、世間が思う安定を捨てて、フリーランスとして生きてます。
いらない我慢をし続けることになりますし、好きなことをする時間が減ってしまうので。
もっと言うと、世間の思う安定がいよいよ安定じゃなくなってきているからです。
20歳、20代なら、「若さ」を武器にできます。
新卒でフリーランスになるために、IT企業で働くのもアリです。
若くて熱意のある学生さんを雇いたい企業も多いので、ITスキルを身につけて、飛び込んでみると良いですよ。
海外留学しつつ、リモートワークをしたり、起業するのもいいと思います。
挑戦するならなんでもいいですが、チャレンジしやすい環境は、江戸時代より圧倒的に整ってます。
自由な生き方をする選択も選べるので、否定ばかりせず、我慢せず、他人をバカにもせず、「好きなことをしつつ生きる大人」を目指しましょう。
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