どうも皆さま。こんにちは。こんばんは。
渋沢です。
このメディアの運営を始めてから、独立や副業に関する質問を頂くことが増えました。
元々Web系スクールで講師をしていた頃からもそうですが、下記のようなお悩みを持つ人が多いです。
「将来的に独立してフリーランスになりたいです。まずは3年くらい会社に入ろうかと思います。」
「繁忙期が落ち着いたら、副業を始めたいです。なにから始めるべきですか?」
結論から先に言うと、「〇〇したい」「〇〇やりたい」と言う人の多くは、リスクや困難に直面したときのことを考えすぎです。
リスクや困難を考えてしまうのはしょうがいないとして、普段から小さな障壁にぶつかったときに解決しようと考えていない人も多いように感じます。
あまり考えすぎても、永遠に副業も独立もできないので、しれっと動いてしまったほうが失うものも少ないですよ。
そこで、今回は20代の学生や社会人、特に将来独立したい方や副業を始めたい方向けに、
- しれっと行動すべき3つの理由
- 本やネットで情報を得るのはほどほどにして、経験を積むことを最優先にする
- 日々の小さな課題をいかに解決するか
上記について、深堀りしていこうと思います。
本記事を書くわたしは、元サラリーマンをしながら、副業をしていました。
コツコツ続けた結果、独立することができました。
過去の経験をもとにお話しますので、参考にしていただければ幸いです。
今すぐに、「しれっと」「サクッと」行動するべき3つの理由

Web系スクールで講師をしていたこともあり、「副業を始めたい」と相談されることがよくあるのですが、1年以上経ってもなにも行動していない人がけっこう多いんですよね。
副業だけではありませんが、下記のような話をする人を、居酒屋でたまに見かけます。
「今の職場は最悪だから、転職したいんだよね」
「こんな仕事早く辞めたい。もう辞めてやる」
「いつかフリーランスになりたい。独立して稼ぎたい」
こういうことをお酒の席で言う人ほど、ずっと会社に残っていたり、サラリーマンをダラダラと続けているパターンが多くないですか?
行動が早い人(転職する人、副業を始める人、独立する人など)は、誰にも言わず、気づいたら始めています。
なにも宣言をせず、しれっと動く人が多いですね。
お酒を飲んだ勢いで本音を話して、満足しているようでは当然行動に移せるわけがありません。
現状を変えるには、今すぐにでも、「しれっと」「サクッと」動くべきです。
なぜなら、理由は下記のとおり。
- ビジネスを始めてすぐに稼げるわけではないから
- 「本来得られたはずのもの」をたくさん失うから
- 多額な設備投資、借金の必要もなく、大きな準備もいらないから
ひとつずつ深堀りします。
ビジネスを始めてすぐに稼げるわけではないから
すぐに稼げるようになるわけではないので、しれっと始めてみて、コツコツと事業を育てることが大切です。
「仕事が落ち着いたら、副業を始める」
「仕事を辞めれば時間ができるから、そのときにやろう」
「今日は疲れたから、明日またやろう」
上記のように考える方も多いですが、副業を始めても(または独立しても)、すぐに稼げるほどカンタンではありません。
むしろ、ビジネスを始めてからたった半年で「生活できるレベルのお金」を稼いだという人のほうが少ないと思います。
大半はすぐに稼げないので、「1年〜3年」くらいかかると思っておくべき。
「仕事が落ち着いたら」とか「今日は疲れたから」と考えていれば、「自分のビジネスで稼ぐ予定」がどんどん後ろ倒しになってしまうわけです。
「ブログを始めたら、3ヶ月で稼げるかも」というほど、ビジネスも甘くないですよ。
すぐに稼げる人のほうが稀ですからね。
まずは、今すぐに行動して、数年先を見据えつつ、コツコツと続けてください。
ビジネスで成果を出すには、「行動力」だけでなく、「継続力」も必要です。
「本来得られたはずのもの」をたくさん失うから
すぐに行動していれば得られていたかもしれないものを、悩んでいる間に失います。
例えば、
- ビジネスで得るお金
- 貴重な時間
- 新しい経験
- 新しいスキル
- 新しいつながり
頭で考えて悩んでいる間は、なにも行動していないわけなので、上記を実質的に失っているようなものだと思ったほうがいいですよ。
考えて悩む時間、行動しない時間が長ければ長いほど、失うものも積み上げ式に増えるわけです。
- すぐに行動できる人
→1年後には月10万稼げるようになり、新しいスキル、経験、つながりも増えてくる - 悩んで行動しない人
→1年後も変わらない生活をしていて、まだなにかを悩んでいる
上記のとおり、「得られたものが多い人」と「本来得られたはずのものを失う人」の間で大きな差が生まれます。
半年以上も悩んでなにもしない人は、歳を取るスピードが早くなっていることに、意識的になるところから始めてください。
「こんな仕事はもう嫌だ。辞めてやる」と思っていながらも、なんとなく生活のために仕事を続けていれば、気づいたら40代、50代になります。
歳を重ねれば重ねるほど、フットワークも重くなってしまうことを忘れてはいけませんん。
20代の方も、30歳を超えれば、家族を持つ人もいるでしょうし、20代より体力が衰えたと感じる人も増えるかもしれません。
いつまで経っても行動しない人が家族を持つと、今度は「子どもがいるから」「家族サービスしないといけないから」とか言い出すでしょう。
貴重な時間を失わないためにも、若い人は今すぐに動くべき。
これは煽っているわけではなく、本当に行動しない人をたくさん見てきたからこそ、伝えたいことです。
貴重な時間を失ってほしくないので、「独立したい」「副業したい」と思った瞬間が、行動に移す最高のタイミングだと思って、少しずつ行動していただければと思います。
多額な設備投資、借金の必要もなく、大きな準備もいらないから
わたし自身、学生時代は「副業」や「独立」のハードルが高く見えました。
IT・Web業界に興味を持ち始めたタイミングで、身近な友人が大学を辞めて事業を始めたり、Web系フリーランスとして活動している人に出会うことが増えて、徐々に独立のハードルが低くなっていった感じです。
行動できない人の多くは、「計画やアイデア」を考えるときに、「リスクや困難」もセットで考えすぎているのではないでしょうか。
PDCA(Plan:計画、Do:実行、Check:評価、Action:改善)という言葉を聞いたことがある方もいると思いますが、Plan(計画)を練りすぎて、「困難やリスク」までハッキリと見えてきてしまい、行動ができなくなる人が多いように感じますね。
たしかに「困難やリスク」に備えることも大切なことですが、「このリスクを考えると、まだ無理だな」と勝手に結論を出して、動けなくなってしまうのでは本末転倒かなと。
インターネット起業をすれば、
- 1人でもできる
- 設備投資もほとんどいらない
- 準備するものが少ない(パソコンとネット環境があれば始められる)
- 借金をする必要がない
- スキルや知識も無料で手に入る
上記のような大きなメリットが5つもあるので、ほかの起業に比べれば、リスクは圧倒的に低い(むしろリスクなんてない)です。
仮に「小さな町工場をつくり、世界の大手企業と取引する」という目標なら話は変わってきますが、インターネット起業はほぼリスクはないですし、利益率を高めやすいですよ。
Plan(計画)を考える時間を減らして、しれっと、サクッと、Do(実行)をして、経験を積んでください。
本やネットで情報を得るばかりでは、永遠に行動できません

副業や独立できない、行動できない人の多くは、「まだ知識が足りないから」という感じで、勉強ばかりしています。
- 本を買ってきて、読んで終わる
- ネットで調べて終わる
- イベント・セミナーで話を聞いて帰る
上記のようにインプットばかりしていても、稼げるようにはなりませんし、市場価値も上がることはありません。
行動できない人の多くは、完璧にやろうとしすぎかなと。
まずは、「小さな成功体験」を積み重ねることからですよ。
わたし自身、プログラミングやデザインのお仕事で、ありがたいことに個人でも「大手企業案件」の実績が増えてきたのですが、スタートは小さく副業を始めたことです。
サラリーマンのときから、企業に「〇〇ができます」とセットでポートフォリオを送って、少しずつ副業の実績も増やしていました。
最近は営業をわざわざしなくても、フリーランス案件を紹介してくれるエージェントも増えてきたので、小さく副業を始めることは可能ですよ。
クラウドソーシングのようなマッチングサービスもありますし。
プログラミングやデザインなどの専門知識がなくても、ブログを始めて稼いでいる人もたくさんいます。
価値ある情報を手にするために、本やネットなどでインプットしようとする人も多いですが、本当に価値ある情報を手にするには「行動」と「経験」を積み重ねるしかないと思います。
学習を続けるより、やりながら考えることを続けてください。
行動量と思考量
「行動が大切なのは分かっているけど…」という方もいると思います。
「行動量」も大切ですが、「思考量」も大切です。
なぜなら、「行動しよう」という思考にならなければ、行動できないから。
インプット → 思考 → やってみる → 失敗 → インプット+思考 → 改善 → 成功
上記のとおりでして、どんなにインプットしても思考しなければ、「行動」も「改善」もできないです。
悩みすぎて行動できないのも問題ですが、いくら行動しても「思考する量」が少ないなら、思ったような成果は期待できません。
開業、税金、確定申告の知識は、ビジネスを始めてから身につければいい
「開業や税金、確定申告の知識を身につけてから、副業を始めたい」と思っていませんか?
副業で始めるくらいなら、いきなり法人化するわけではないので、開業知識は必要ないですよ。
最初から開業届を出さなくても、ビジネスを始めることは可能です。
税金の知識も、副業をやりながら、税金に関する本を読んで身につければいいと思います。
※税金を無視して、お金を使いすぎることだけは注意してください。
確定申告の知識に関しても、確定申告の時期になったら、申告書の書き方を調べればいいだけです。
「〇〇の知識が足りないから」と言っていると時間だけが過ぎてしまうので、「やりながら、知識を補充する」方針に変えてください。
まとめ:日々の小さな課題をいかに解決するか

行動に移すための思考量が足りない方は、日々の小さな課題をどうやって解決するか考えるクセをつけたほうがいいです。
仕事が忙しくて、スキル習得や副業が始められないなら、
- 残業を断る or 定時で終わらせる
- 本業でやっていることがそのまま副業でも使える仕事に転職する
- ブラック企業を辞めて、ホワイト企業に転職して時間をつくる
上記のとおりでして、考えれば、たくさん解決する方法はあるはず。
副業の始め方が分からないなら、副業やフリーランス経験のある人に話を聞いてみる、会ってみることが一番ではないでしょうか。
本とかネットでばかり情報を得ていても、課題は解決できません。
怪しいセミナーとかに行く人もいるかもしれませんが、なにも行動せずに悩むよりかは、参加してみて稼いでいるであろう人の話を聞いたほうがいいです。
行動する回数を増やせば、「この人怪しいな」とか「この人は本物だな」とか嗅ぎ分けることができるようになるはずなので。
というわけで、今から動いてみてください。
動いたうえで、思考して、またやって…の繰り返しを継続していただければと思います。
ちなみにわたし自身、Web系スクールで講師をしていたこともあり、副業を始めたい人から質問や相談されることも多いので、フォームからご連絡いただければお答えいたします。
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