どうも皆さま。こんにちは。こんばんは。
渋沢です。
本記事では、「行動がなかなかできてないな」と悩む20代の社会人向けに、
「行動力をアップさせるコツ」
について、現役のフリーランスが解説します。
この記事を書いているわたしは、大学卒業後、Web系企業に入社しました。
そして、会社に対する「100%の期待」を捨てました。
捨てた結果、副業収入が会社の給料を超え、今は独立してわりと自由に生活してます。
過去の経験をベースに、内容を深堀りして、お話してまいります。
今回の記事は、コラム的な内容なので、サクッと読めます。
目次
行動力をアップさせるコツは、「完璧」「100%」を常に求めすぎないこと

結論から言うと、行動力をアップさせるコツは、「完璧」「100%」を常に求めすぎないことです。
- 食べ放題に行く
- 3千円近い厚めの書籍を買う
- 毎月新聞を取る
- プログラミング学習サイトの有料会員になる
など。なにかに対してお金を使ったときに、どうしてますか?
「元を取ろう」とする人もなかにはいると思います。
この「100%しっかりリターンを得よう」とする行為が、行動できなくなるひとつの大きな要因です。
「プログラミング初心者」を例にしますが、
- 3,000円以上する厚めのプログラミング書籍を複数冊買う
→少しレベル高め、何に使うかわからない技術も載っている - せっかく買ったからと、1ページ目から片っ端まで読む
- なかなか進まず、心が折れる
上記のような失敗をしてしまうと、行動ができなくなってしまいます。
本来なら必要な部分だけ、つまみ読みして、自分で成果物を作れたかもしれないのに、
- 元を取る
- 片っ端から全部読む
ということが目的になってしまい、「学習した先の必要な行動」ができなくなってしまうわけです。
プログラミングを学習する本来の目的は、
- 新しい体験をしてみたい
- 実現したいサービスがある
- 作りたいアプリがある
- ITスタートアップで学生インターンしたい
- スキルを身につけて、転職したい
- 副業を始めたい
- 将来的には個人でも稼げるフリーランスになりたい
上記のような目的だったはずですよね。
分厚い書籍を複数冊買ってしまった結果、「すべて読んで、100%理解する」という目的に置き換わってしまい、結局挫折…
挫折しないためにも、重要なのは、「完璧に覚える」「100%のリターンを得る」ことではありません。
本来の目的に向かって行動する
これが最重要です。
会社員の仕事も「100%のリターン」を求めてはいけない

ちなみに会社員の仕事も同じです。
効率化を実現できれば、大きく給料が上がるかも【リターンを期待】
↓
ムダな作業、会議などを徹底的に見直す
↓
社内で評価されて、月収が1万円ほど上がった
↓
もっと経営者や上司の評価を上げたい
↓
今度は今の作業をもっと効率的に終わらせよう
という感じで、多くの人が「昇給」というリターンを得ようとします。
正直言うと、ムダな作業や会議を見直したり、効率化しても、ほとんどリターンはないです。
仮に今自分の作業が社内における末端の仕事なら、なおさらリターンは少ないですよ。
よくあるのがExcelの資格とかですね。「上司に言われたからExcelの資格を取る」とかは、ムダすぎます。
業務効率化するためにExcelを学んだところで、「時給1200円 → 1400円」くらいに上がるだけです。
会社に「大きなリターン」を求めても、「100%」なものは返ってこないです。
ムダな仕事はどれだけ効率化しても大きな成果は見込めないので、小さなリターンを求めることはやめて、排除するしかありません。
わたしの場合、
- 通勤を排除
- 対面での打ち合わせをできるだけ排除
- つまらないうえに単価が低い仕事は排除
たくさんの時間を使うこの3つを優先的に排除しました。
今ではフルリモートワークで、一緒に仕事するパートナーも全国、海外にいます。
会ったことがある人もいれば、まったく会ったこともない海外在住の方もいますが、打ち合わせがなくても信頼感持って仕事は進めることは可能です。
「打ち合わせないと無理でしょ」と思うかもしれませんが、リモートワーク歴が長いわたしだから断言できます。
打ち合わせは、「信頼感を持って仕事する」という目的を果たすのに、絶対必要なものではありません。
目の前の人が困っているなら、多少ムダかもしれない作業でも、手伝うのはいい行いだと思います。
それは、リターンを期待するとかではなく、人として正しい行動だと思うからです。
しかし、なくしても困らないであろうムダなことに、毎日5時間とかかけてたら、年間に100〜150時間くらい損してしまいますよ。
ムダな仕事をできるだけ排除したおかげで、「1日6時間以上もの時間」をほかに有効活用できるようになったので、なくすべきものは見直しましょう。
「完璧」な正解を求めるのもやめる

なにか新しいことに取り組む場合、プランを立てると思いますが、うまくいかないことのほうが圧倒的に多いです。
大きな変更点が必ず出てくるんですよね。
取り組む前から机のうえで、「完璧」な正解が出るまで、ひたすら考え続けても、時間がもったいないです。
完璧な正解が必要なのは、学校のテストくらいですよ。
例えば、ブログを始めるとします。
初心者がブログを始めるときにありがちなのが、
- 無料のブログサービスを使うか
- WordPressを使うか
まず最初に上記で迷います。
「ブロガーはWordPressのほうが多いのかな。じゃあWordPressにしよう」と決めた後、
- テーマはどれにしようかな
- プラグインはどれインストールするのがいいのかな
- デザインカスタマイズしたいな
- HTML、CSSとかも学んだほうがいいのかな
- デザインも学ぼうかな
- ブログの参考本とか買おうかな
とあれもこれもやろうとする人がいます。
ハッキリ言うと、「完璧」を求めすぎです。
なんのためにブログを書くのか
これを忘れてしまう人が多いと思います。
本来のゴール方向ではなく、あさっての方向に走り始めてしまっては、いつたどり着くかわかりません。
まとめ:「完璧」「100%」を求めるのはやめて、小さく体験を積みながら考えよう
繰り返しますが、行動力をアップするうえで、重要なのは、「完璧にこなす」「100%のリターンを得る」ことではありません。
本来の目的に向かって行動する
これが最重要です。
本来最優先でやるべきことをまずはやる
↓
「完璧」「100%のリターン」を求めすぎない
↓
少しずつ体験を積む。失敗でも成功でもそれが貴重な財産。
↓
日々新しい小さな体験を積みながら、考える
↓
考えたことを試してみて、新しい体験をする
シンプルなことしか言ってませんが、これができない人は多いです。
上記が続けられれば、行動力が少しずつアップします。
プログラミングを始めたなら、まずはコードを書きながら、書籍で学ぶ。
作品となる成果物を作りながら、書籍で知識を補充する。
ブログも同じように、デザインは後からでもいいので、まずは文章を書く。
というわけで今回は以上です。