「やりたいことはあるけど、なかなか行動に移せない…」
「行動したいけど、続かない…」
「行動がすべてだとわかってはいるけど…」
など、なかなか行動しようと思っていても、行動ができないという悩みを抱える方もいると思います。
わたしも学生の頃とかは勇気がでず、挫折した経験が何度かあります。
行動できていないことが嫌になったこともあるので、行動に移せないのが悩みという方の気持ちも少しわかります。
今回は、行動になかなか移せない、やりたいことを始めてみたけど挫折したという20代の社会人向けに、
「行動できてない」と悩んだときは、自分の過去の経験から「行動してよかったこと」を思い出す
というテーマでお話します。
「行動してよかったこと」が思い出せない方も、参考にしていただければと思います。
わたし自身、現在アラサーとなり、フリーランスとして活動してますが、過去の積み重ねがあっての今だと思ってます。
「過去の栄光」を語っているような人が昔からあまり好きではないのですが、ときには過去の成功体験を思い出して、今に生かすというのもアリかなと思ってます。
さっそく本題に入ります。
「行動できてない…」と悩むなら、「行動してよかったこと」を思い出す

何かを始めようとした時や、始めたばかりのときにいきなり壁にぶつかることってありますよね。
「行動できてない…」とか「3日坊主になってしまった…」とか、そういう悩みを抱える方はたくさんいると思います。
最初の壁にぶつかったときは、
行動した経験 → よかったこと
を思い出すといいです。
「行動した経験からどんないいことがあったのか」
を振り返ると、壁にぶつかったときに、ヒントになったり、モチベーションが高くなったりします。
わたしの過去の経験を振り返ると、
【行動】
20歳のときに、大学の授業とは別に「独学+Web系スクール」で、Webデザインとコーディングのスキルを磨いた
↓
【よかったこと】
3ヶ月くらいで、10ページ規模のWebサイトを制作できるようになった(小さな実績)
↓
【行動】
実績をもとに、IT系スタートアップ複数社に面接に行き、働き始める
大学の授業が終わった後は、遊ばず、ひたすら実績を積む
↓
【よかったこと】
実務で開発ができたことで、さらに実績が増えた
という感じで、行動した後に、「やってよかったな」って思うことが何回かあったんですよね。
今では、フリーランスで自由に働きつつ、会社員時代より稼げているので、本当にやってよかったなと。
「行動できてないな」と思った時はとにかく何でもいいので、「行動したこと」と「行動した結果よかったこと」を思い出してみてください。
小さいことでもなんでもいいです。
例えば、
- 好きな子と付き合うために、毎日〇〇した
→ その結果、付き合えた - 就活で複数社の内定をもらうために、毎日〇〇した
→ その結果、3社くらい内定もらえた - 資格取得のために〇〇した
→ 会社の給料が少し上がった
小さなことでも成功体験が自分にはあると思うと、「行動すれば良いことが起きるんだな」と再確認できます。
「良いことが起きるならもう少し続けてみよう」と、躊躇せずに行動できるようになるんですよね。
「黒歴史」という言葉もあり、自分の失敗した過去を思い出してしまったりするのですが、ときには小さな成功体験に目を向けることも大切かなと思います。
その小さな成功体験をしたときに、「どんな行動を起こしていたのか」が、ヒントやモチベーションの種に生まれ変わる可能性がありますからね。
今行動したら、この先になにが起きるか想像したうえで、逆算する

過去の成功体験を思い出して、ヒントやモチベーションに変えるのもいいのですが、
「今行動すると、どんな良いことが起きるのか」ということも想像するといいです。
「過去に行動してよかったこと」が思い出せないと言う人は、特にやってほしいですね。
「今から行動すると、どんな良いことが数年後に起きるのか」を想像したうえで、今なにをすべきなのかを逆算して、毎日考えて行動すると、より継続しやすいかなと思います。
例えば、
【未来】
- プログラミングを習得して、リモートワークできたら自分や大切な人との時間が増えるなー
- よし、2年後にはリモートワークできる環境を整えよう
↓
【今何すべきか考える】
- 実現するために、どんなスキルが必要なんだろう
- 必要なスキルはなんとなくわかったからまずは基礎を勉強し始めよう
↓
【毎日考えて行動に移す】
- プログラミングスクール通いつつ、書籍でもキャッチアップしていこう
- 「毎日〇〇をやる」と決めたから、工夫しつつやってみよう
- 書籍を進めつつ、自分で作品も作ってみよう
上記のように、「行動した先にどんな良いことが起きるか」を想像して、そこから「逆算」して、毎日コツコツ進めていくといいです。
休みつつ、小さく行動し続ければいい

なにかを始めたとき、3日以内とか、1ヶ月以内とかでやめてしまう人が多いです。
わたし自身、Web系スクールで講師していた時期があるので、途中でやめてしまう人を何十人と見てきました。
「本業の仕事が忙しくなった…」とか、「残業続きでなかなか学習時間が取れない…」といった理由が多いです。
こういう理由でやめてしまうのは、本当にもったいないと思います。
行動が続かないと悩む人は、やめるのではなく、休めばいいですよ。
そもそもですが、いきなり毎日やろうとしなくていいですし、ぶっちゃけ挫折しても構わないと思ってます。
いきなり早起きを始めても、3日目くらいでたいてい終わること多いですよね。
完璧にやろうとするときついので、1日遅起きになってしまったら、また次の日から早起きをすればいいんです。
「数年後にリモートワークしたい」と決めたなら、今日からプログラミングを毎日「1時間」学習しましょう。
でも、疲れてきたら休んでOKです。
今年中に転職をしたいなら、毎日「1時間」転職するために情報収集しましょう。
情報収集の具体例を挙げると、
- 業界調査
- 求人探し
- 必要なスキル洗い出し
- 必要なスキルを身につけ始める
- 面接準備
- 自分の実績を整理
- 職務経歴書見直し
など、やれることがたくさんあります。
毎日できなくても構わないので、1日休んでしまったら、次の日やってみてください。
これだけやれることがあるなら、慣れてくると「毎日やろう」という気持ちになりますし、やれることがたくさんあるから続きやすいです。
毎日できなくても、休みつつ、少しずつ進めていけばいいですよ。
休んだときに、また翌日から再スタートすることが一番大切なことです。
再スタートを続けると、気づいたら毎日「3時間」とか続けることが慣れてくると思います。
行動した先に、自分が想像した明るい未来が待っているはずなので、小さく行動し続けましょう。
まとめ
このあたりで終わりにします。
「行動できてないないなー」という方は、
- 「行動した経験からどんないいことがあったのか」を思い出す
→ヒントやモチベーションのタネになる - 「今から行動すると、どんな良いことが数年後に起きるのか」を想像する
→特に、「過去に行動した経験」が思い出せない人は、これをやるといい
上記を頭の中で考えてみてください。
考えたうえで、「今なにをすべきなのか」考えて、行動してみましょう。
行動が続かない時は、誰しも経験することです。
いきなり慣れていないことを毎日やろうしても疲れてしまうので、休みつつ、進んでいくといいです。
「休んだら、次の日は必ずやる」という感じで、決めてください。
挫折しても、再スタートすれば、いつか自分の想像した未来にたどり着くかもしれませんからね。
今日から小さい成功を積み重ねていきましょう。