どうも皆さま。こんにちは。こんばんは。
渋沢です。「休みたいときは休む」スタイルで働いています。
唐突ですが、下記のような悩みを持ったことはありませんか?
「今日は会社行きたくない。でも、休むわけにはいかないな…」
「体調悪いけど、37.5度以上の高熱が出ているわけでもないから休めない…」
「最後に有休取ったのいつだろう。最近毎日残業しているな…」
「台風来ているのに、会社行くの嫌だな…」
「休みたいけど休んだら、他の人に迷惑がかかってしまうかも…」
わたし自身、リモートワーク(在宅ワーク)の情報を発信していることもあり、上記のような悩みを持っている会社員の方から相談されることが増えてきました。
結論を先に言うと、体調不良のときも休めないような会社で働いている人は、辞める準備をすべきです。
ここでは、会社にお勤めの方、特に休みたいのに休めなくて悩んでいる方向けに、
- 会社を辞める準備を始めたほうがいい理由、辞めるまでの準備
- 頑張りすぎてしまう人向けに、頑張りすぎる前に休む方法
- 休めない、つらい環境で頑張っても、人は成長できない
というテーマでお話していこうと思います。
本記事を書くわたしは、元々サラリーマンですが、今はフリーランスとしてリモートワークしながら生きています。
サラリーマンの頃は、記録的な大雪で電車が止まったときも、体調が少し悪いときも、普通に出社していました。
今では、疲れたとき、休みたいときにすぐ休めるようになったので、幸福度が増しました。
過去のわたしの経験をベースに、「休みたいときに休みをくれない会社を辞めると、自分だけでなく、他人も幸せにできる理由」とかも含めて、語ってまいります。
体調不良の時も休めないような会社で働いている人は、辞める準備をすべき

「今日ちょっと気分が悪いから仕事に行きたくない…」と思ったときは、無理せず休んでいいんですよ。
「休む=サボり」ではないですからね。
そもそもですが、休みたいときに休めない会社に勤めているなら、すぐに辞める準備を始めたほうがいいです。
理由は下記のとおり。
- 休めない会社は生産性も低く、将来性もないから
- 自分も他人も幸せになるから
- 耐えて働き続けても、貴重な時間を失うだけだから
- 「仕事」も「幸せに生きる方法」も無限にあるから
休めない会社の場合、全員が思うように休養が取れていないので、仕事のパフォーマンスも落ちます。
生産性が低いので、会社の将来性も当然ありません。
将来性がない会社で頑張って働いても、給料は上がらないので、辞めるべきかなと。
「ブラック企業を辞める」「休みたいときに休む」という勇気ある行動は、自分を幸せにするだけでなく、他人も幸せにします。
ブラック企業は「マジメに言うことを聞いて、安い賃金で働く人材」を利用して儲けているわけなので、真面目に働けば働くほど、無能な経営者の財布が潤うだけです。
「勇気を持って辞める人が現れ、それに続く人が続々と現れる」という状況になれば、会社は立ち行かなくなるので、他人や社会のためにもなりますよ。
じっくり考えてみてほしいのですが、二度と戻ってこない貴重な時間を、「耐えながら働く」ってつらくないですか?
今の日本は戦国時代でもないので、生まれつき身分が決まっているわけでもないですし、「仕事」や「幸せに生きる方法」は無限にあります。
わたし自身、
- プログラミング
- デザイン
- Web系スクール講師
- ブログアフィリエイト
などなど、様々な仕事を経験してきましたが、上記以外にも仕事なんてたくさんありますよね。
会社を一旦辞めて、残業なしのアルバイトや派遣でゆるく働きつつ、空いた時間でスキルを磨いて、別の会社に転職するのもアリだと思っています。
「休みをくれない会社」で、無理して働き続ける必要なんてありません。
耐えながら働いているうちにどんどん歳を取ってしまい、「転職するチャンス」も減ってしまうので、今すぐ辞める準備をしてください。
「仕事を辞めるまでの準備」はカンタン
退職する前に、最低限リスクヘッジはしておくべき。
- 半年間何もしなくてもいいくらいの貯金をしておく
- 転職先から内定をもらっておく
このどちらかはやっておいたほうが安心ですね。
「精神的にきつい」「給料が安すぎて、貯金できない」「労働時間が長すぎて、転職活動もできない」という人は、今すぐに辞めたほうがいいです。
無理して働き続けて、「時間」を失うほうがもったいないですからね。
会社の辞め方は、カンタンです。
下記のとおりですが、自分の性格に合わせた方法を取ってください。
- すぐに辞めると伝えられる人は → 1ヶ月前〜3ヶ月前に「辞める」と伝える
- 辞めると言い出しづらい人は → 退職代行サービスを使ってすぐに辞める
- 会社に脅されてしまった人は → 専門家に相談して、アドバイスをもらう
上記のように、自分に合う方法で、辞めればいいです。
わたしの友人は2週間前に辞めると伝えて、普通に辞めることができていたので、辞めることは難しくないです。
最近は「退職代行」というサービスもあるので、すぐに退職できる時代なので、命が救われますよね。
会社に脅されたときは1人で悩むのではなく、「法テラス」といった相談機関を利用して、専門家に相談することをオススメします。
「今の会社を辞めようか悩む…」という方は、下記の記事を参考にどうぞ。
頑張りすぎてしまう人は、頑張りすぎない方法を覚えたほうがいい

頑張りすぎて「自分の体力や精神」を消耗させてしまいがちな人は、頑張りすぎない方法を身につけるべきです。
具体的には、下記のとおり。
- 逃げ道をつくる
- 自分で抱え込みすぎない
- 期待しすぎない
ひとつずつ深堀りします。
逃げ道をつくる
「逃げ道」はネガティブな言葉に聞こえるかもしれませんが、「体や心を壊さないためのリスクヘッジ」だと捉えてください。
個人的にオススメしている方法は、「予定を先に入れること」です。
- 旅行の予定を決めて、航空券も買う
- スポーツ観戦や映画などのチケットを買う
- 友達と遊ぶ予定を数カ月先まで埋めておく
上記のとおり、なんでもいいと思います。
購入したチケットや航空券が高ければ高いほど、絶対に休みますよね。
楽しみにしていたイベントなら、その日までに仕事を終わらせようとも思えるはず。
なので、最近休んでいない方は、「エクスペディア」などでツアーでも予約して、今すぐ予定を入れましょう。
ちなみに、わたしの仕事仲間に、某メガベンチャーで働いていた優秀なエンジニアがいるのですが、定期的に「体調悪い」とか何らかの理由を作って休んでいたと話していました。
「サボりは良くない」という風潮はありますが、そのエンジニアさんはサボる日を意図的に作っていてもかなり優秀で、時間単価(時給)も数万円クラスです。
ときには「逃げ道」を確保して、心と体を休めることも、長期的に大きな利益を生み出すことを考えたら、大切なことですよ。
自分で抱え込みすぎない
「仕事が終わらないのは、自分が悪い」と思い込みすぎるのもよくありません。
すべてを自分のせいにしないことは、無理せず生きるコツでもあります。
仕事が終わらないのは、ほかに原因があるかもしれません。
- 単に人手が足りていないから
- 過度なノルマ(仕事量)を課されているから
- 経営者や幹部が無能だから
- ビジネスモデルがそもそも儲からないから
- 体制も仕組みも破綻しているから
上記のような自分にはどうしようもできない原因があるのに、「自分がやらなければいけない」とムダに思い込みすぎて、頑張ってしまうと体も精神も壊してしまいます…
人手不足が原因の場合が多いと思いますが、人手が足りないのは会社の責任であり、個人の責任ではありません。
なので、自分の体や心を壊してしまうまで、耐え続ける必要はないかなと。
期待しすぎない
「クビになってしまうから、微熱なんかで休んでいられない」
↓
「休まないで頑張っているけど、給料はなかなか上がらない…」
↓
「仕事を辞めるのは怖いし、今の仕事をとりあえず頑張るか…」
マジメな人だと、上記のように負のループに陥りがちです。
会社は業績不振に陥れば、容赦なく人件費を最初に削ることが多いので、変に期待しすぎないほうがいいですよ。
長年頑張って働き続けても、短期間で給料が月5万円、10万円も上がることはないですからね…
うまく休みも取りつつ、
- 副業をする
- スキルを身につけて転職する
上記のどちらかをやったほうが給料はアップしやすいと思います。
疲れきってしまう前に、「休む」のも大切です。
なので、頑張りすぎない方法も身につけてください。
まとめ:休めない、つらい環境だと、成長はできません

下記のとおり、高い生産性を発揮しているフィンランド人は、休みもしっかり取っています。
有休消化100%、1人当たりのGDP日本の1.25倍、在宅勤務3割、夏休みは1カ月。
2年連続で幸福度1位となったフィンランドは、仕事も休みも大切にする。
ヘルシンキ市は、ヨーロッパのシリコンバレーと呼ばれる一方で、2019年にワークライフバランスで世界1位となった。
効率よく働くためにもしっかり休むフィンランド人は、仕事も、家庭も、趣味も、勉強も、なんにでも貪欲。でも、睡眠は7時間半以上。
マジメな人は、「仕事は休んではいけない」「休むことは他人に迷惑をかけること」と考えがちですが、疲れやストレスが溜まるだけですよ。
「休むのも仕事のうち」「休むことは人生で大切なこと」と捉えたほうが、無理しない人生を送れるかなと。
仕事を休めば、下記のようなことができます。
- 自分の生き方を見直す
- 新しいスキルを磨く
- 新しい経験をする
- リフレッシュする
- 趣味を楽しむ
特に毎日仕事に追われているサラリーマンの方は、他人のために時間を使いすぎなので、まず自分の生き方を見直すべき。
わたしの仕事仲間の話になりますが、以前は「過大な仕事量・契約面も曖昧・給料も安い」というブラック企業で働いていました。
9時〜22時まで社長に言われるがまま働き続け、精神が崩壊してしまったのですが、「こんな環境で頑張っても幸せになれない」と感じて、その会社から逃げたそうです。
今はオフィスのないリモートワーク企業で働いていて、自分の時間、家族との時間も増え、副業でもかなり稼いでいます。
あくまでわたしの仕事仲間の成功例ですが、「休めない、つらい環境」から逃げると、人は成長するんですよね。
- 耐えて頑張り続ける → 成長しない
- 逃げて新しい環境で頑張る → 成長する
上記のとおり、劣悪な環境で耐え続けても、人は成長しません。
自分のパフォーマンスがフルに発揮できる環境で頑張らないと、人は成長しないと思います。
休みどころ、頑張りどころを見極めて欲しいなと、切に願います。
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