どうも皆さま。こんにちは。こんばんは。
渋沢です。
このメディアを運営していることもあり、下記のような悩み相談をされることがあります。
「今の会社が古い考えの企業なので、辞めようか迷っています…」
「転職したことがないのですが、うちの会社は社風も制度も時代遅れな気がします…」
「今働いている会社を辞めて、柔軟な働き方ができる会社に転職したいです…」
といった悩みを持つ人はけっこう多いと思います。
今回は、今の会社の社風や制度が古臭くて辞めたくなっている社会人向けに、
- 今すぐ辞めたほうがいい「古い思考で凝り固まっている会社」の特徴
- 古い思考を持ったまま我慢し続けると、不幸になる
というテーマでお話します。
本記事を書くわたしは、元サラリーマンで、現在はフリーランスです。
古い思考の会社で働いて、不満を溜めている人が多く感じたので、今回は「どんな会社が古いのか」まとめてみました。
今の会社でストレスが溜まってしまい、そろそろ辞めようと考えている方の新たなスタートの後押しになれば幸いです。
今すぐ辞めるべき「古い思考で凝り固まっている会社」の特徴

今すぐ辞めるべき古い思考の会社の特徴は、下記のとおり。
- 終身雇用・年功序列制度が未だに存在
- 全国転勤あり・望まない異動あり
- 電話営業、飛び込み営業が多い
- 毎日ムダな会議と残業だらけ
- 上司より先に帰れない
- 楽しくない飲み会や、愚痴ばかりの飲み会が多すぎる
- 高圧的な発言をしたり、理不尽なことをする上司がいる
- 有給休暇が取りづらい・体調が悪くても休みづらい
- 育休を取ると嫌な顔されたり、理不尽なことをされる
- タバコ休憩が許されて、学習休憩や昼寝は許されない
- 新しいことを取り入れようとしても採用されない
- 成果を出しても、給料が増えない
- 副業ができない
- 時短勤務すらできない
- 電車遅延が原因の遅刻で叱られ、「〇〇分前行動」を要求される
- ノートパソコンが禁止されている
- ハンコと稟議が大好き
上記3つ以上当てはまっていて、「今自分は幸せじゃない」と感じているなら、その会社は辞めたほうがいいと思います。
全部当てはまっていたら、「かなり遅れてる」としか言えません。
未だに終身雇用・年功序列が守られて、成果を出している人が正当に評価されていない企業はけっこうヤバいですよ…
薄給で一生懸命成果を出す若手たちが、働かずに給料をもらって逃げ切ろうとする上司を養わないといけないわけですからね。
働き方は自由になってきている【IT業界が最高】
IT業界を中心に、わりと働き方も自由になってきています。
下記参考までにですが、以前わたしが働いていた企業の働き方です。
- 成果で評価される(成果給)
- 全国転勤なし・望まない異動なし
- フレックス(時短勤務もOK)
- 飲み会はほとんどなし(リモート飲み会あり)
- イヤホンOK
- メールではなく、チャットツールを使う
- 週1〜3日リモートワークしてもOK(決められた日は会社に行く)
- 電車遅延、悪天候のときはリモートワークに変更可
- 体調悪いときは気軽に休める(リモートで時短勤務も可)
- ネットサーフィンも学習休憩もOK
- 昼寝もOK
- 仕事が早く終わったら自由
- 副業OK
- 本業が副業にもつながる
- 3年以内に転職・独立をする人が多い
上記のとおり、自由で働きやすい環境でした。
微熱とかお腹痛いときも、「今日は体調があんまり良くないので、在宅で作業します」の一言でリモートワークに切り替えられたので、わりと自由な社風だったと思います。
そのほかにも、
- 電車遅延は大地震と同様に予測できない。予測不可能なことが起きたら、臨機応変に対応する
→駅で待たされる時間がもったいないので、家に引き返して仕事をすること - 子どもが風邪を引いたら、在宅で仕事するか、休むか、自分で判断する
といった共通認識がありました。
最近では、オフィスすらなくして、フルリモートワークをする企業も少しずつ増えてきていますが、すべてIT企業ですよね。
すでにフルリモートワークができる環境が整っている時代なので、古い社風が残る企業で働いて不満を溜めるくらいなら、エンジニアやデザイナーにサクッと転職して、IT企業に飛び込んだほうが幸福度はアップしますよ。
IT企業に飛び込んで1〜2年でスキルを身につけて、独立するのもアリです。
我慢しても不幸。会社を辞めると、新しい選択肢が生まれてくる

真面目な人は、古い思考で凝り固まった企業で一生懸命働こうとするので、心を壊しやすいです。
すでにフルリモートワークが実現できる時代になっていますし、ストレス溜めて不幸になるくらいなら今すぐ辞めるべき。
会社が時代に合わせた新しい思考になるまで待っていても時間がかかりますし、我慢して耐え続けたところで、たいして給料も上がりません。
「古臭い会社にいて、今幸せじゃない」と感じている人は、そのまま働き続けても不幸になるだけです。
すぐに転職活動を始めて、内定を頂いたら、「辞めます」と伝えればいいと思います。
辞めますが言いづらいなら、退職代行サービスを使えば、即日で辞められる時代ですからね。
辞めると、生き方の選択肢が増える
会社を辞めるメリットは、「生きる方法、選択肢が増える」ということ。
- いつ働くか(いつ休むか)
- どこで働くか(どこに住むか)
- どんな人と働くか(ひとりで働くか)
- どんな仕事をするか(仕事を断るか)
- 楽しく仕事をするか(苦痛にならない仕事をするか)
上記のように様々な選択肢が生まれ、自分の意思で決めることができるようになります。
Web系フリーランスの場合、
- いつ働いてもいい、いつ休んでもいい
- どこで働いてもいい、好きなところに住んでいい
- ひとりで働いてもいい、チームで働いてもいい
- 自分がやりたくない仕事は断ってもいい
- 楽しくない仕事、我慢して耐えるだけの仕事はやらなくてもいい
上記のとおり、明日何しようが、来月何しようが自由なわけです。
転職したとしてもサラリーマンとして働いているかぎり、仕事や生き方も選べませんが、会社を辞めれば視野が広がります。
こういうことを話すと「サラリーマンを辞めた人が失敗したら、どうするんだ。無責任なことを言うな」とフリーランス経験のないサラリーマンの方から怒られそうですが…
我慢して働き続けた結果、仕事すること自体が嫌になったり、心を壊してしまう可能性だってありますからね。
会社をやめてフリーランスを経験してみないと、選択肢の多さには気づかないと思います。
20代の方は、若いうちに一度は会社を辞める経験をしておくべきです。
今会社で我慢して働いてストレスを溜めている方は、いいタイミングだと思うので、フリーランスとして生きる方法も選択肢に入れてみてください。
まとめ:古いやり方が染み付いた会社で新しい仕組みを導入するのは至難の業

古いやり方が長く染み付いている会社だと、新しい仕組みや新しいやり方に抵抗を感じる人が大多数を占めているはず。
仮に入社したての若手が新しいやり方を提案しようとすると、「良い案だと思う」と言われて終わりでその後なにも進まなかったり、「面倒なことするなよ」と言われる可能性が高いです。
つまり、初めてのこと、新しい得体の知れないものに手を出すのが面倒に感じているだけの企業が多いわけです。
新しいことが嫌いなタイプの会社で、頑張って改善案を提案しようとしても、かなり難易度が高いと思うんですよね。
こういった環境で耐え続けても、自分まで新しいことに対して面倒に感じてきてしまうようになるので、今すぐ環境を変えたほうが自分の成長のためになりますよ。
わたしが以前働いたITスタートアップは、スピードがとにかく早かったです。
わたし:先週リリースされたこのツールかなり便利なので、導入しませんか?
社員:おーこれいいですね!一回社内で試してみましょう。
経営陣:了解です。任せます
という感じで、ハンコも稟議もなく、サクッとテスト導入が決まります。
(※ちなみに上記は、チャットのやりとりのみで導入が決まりました)
日本の多くの企業は、なにかと「ハンコが必要」「稟議が必要」「会議をしよう」「提案書作って」とか言い始めるので、スタートもスピードもすべてが遅すぎるんですよね…
下記が、多くの日本企業が抱えている問題です。
日本が「ハンコさえあればOK」という謎の文化を持っているからだろう。昔からやってきた習わしから、一歩も外に踏み出せない。そして、こういった小さな障壁がさまざまなところで発生し、連鎖を起こし、日本の進化を止めている。
それが日本企業、いや、日本そのものの姿だと言える。
今不満を溜めている方は、「もうこの会社は古臭すぎて、未来がない…」と感じたら、環境を変える絶好のタイミングだと思います。
「新しいことはすぐ試す」「気になったらすぐやる」つもりで、スピード感を持って、動いてみてください。
転職しようか検討中の方向け
下記では、転職するか迷っている方向けに、「今すぐに転職活動を始めるべき理由」を解説しています。