どうも皆さま。こんにちは。こんばんは。
渋沢です。

「駆け出しだけどWebディレクターとして、一人前になりたい」
「ディレクターになったけど、打ち合わせがなかなか慣れない」
「将来的にディレクターとして、稼げるようになりたい」

など、駆け出しのWebディレクターにとって上記のような悩みはあると思います。

今回は、新人Webディレクターや、Web系フリーランスとして独立を目指す方向けに、

稼げるディレクターは「気が利く」
気が利くコミュニケーションとは、どういうことか

について解説します。

ちなみにこの記事を書いているわたしは、20歳の頃にWeb業界に飛び込み、アラサーとなった今はフリーランスとして活動しています。
これまで大手企業や、中小企業・個人事業主まで様々のWebサイトの企画に携わりました。

その過去の経験をベースに解説してまいります。

稼げるディレクターは、「気が利く行動」ができる

これまで7年以上Webの仕事をしてきましたが、稼いでいるディレクターは気が利く人が多いです。

気が利くディレクターの特徴を簡潔に挙げると、

  • クライアントに「うち(自社、商品など)に対して興味がないのかな」と思わせない
    →クライアントは「自社のビジネスに対して興味を持ってくれる人」を信頼する
  • クライアントに否定的な言葉を出させない
    →クライアントは「自分のことをわかってくれている」と感じれば、肯定的な言葉を言ってくれる
  • 聞き上手であり、長々と喋ったりはしない。
    →質問は深堀りする。しゃべるときは「結論」と「根拠」が、明確かつわかりやすい

こんな感じですね。

ディレクターが最初にミーティングする際は、ヒアリングをすると思います。
ヒアリングするうえで、Webサイトを作るための情報を聞くのは当然必要です。

しかし、

  • どんな人をターゲットにしますか?
  • どんなことをサイトに載せたいですか?
  • 参考にしているサイト、イメージとかありますか?

というようなサイト制作に必要な情報をただ聞くだけだと、クライアントは「うちのビジネスに興味を持っていないんじゃないか」と不安になってしまいます。

サイトの仕様のみをヒアリングするのであれば、ヒアリングシートに書いてもらえばいいだけですからね。
わざわざお互いに貴重な時間を使う必要はないです。

ただサイト制作に必要なことを聞くだけではなく、

  • 事業の背景や目的
  • 商品開発の背景
  • 商品を売る目的
  • 今抱えている課題
  • 企業・業界の最近の動向

上記のように、クライアントのビジネスや、業界に興味を持って聞くことで、クライアントは「興味を持ってくれてるんだ」と安心します。

実績豊富なディレクターから学んだ「気が利くコミュニケーション」とは

わたしの仕事仲間には、大手企業のディレクションをしたり、某有名制作会社で仕事をした経験があるディレクターがいます。
実績豊富なディレクターと一緒に仕事して学んだことは、「気が利くコミュニケーション術」ですね。

ヒアリングするにしても、ただ頷いたり、オウム返しをするのではなく、心の底から興味を持って深堀りできる人が多いです。

具体的にわかりやすい例を出したいと思います。

完全に興味ないと思われるパターン

クライアント:今度新商品を出すことが決まったんですよ。

ディレクター:そうなんですね。

クライアント:〇〇という商品で、〇〇という特徴があって…

ディレクター:へえーいい商品ですね。

クライアント:(あれ、あんまりうちの商品に興味ないのかな…)

沈黙…

ただ頷いているだけでは、当然クライアントは信頼しません。

オウム返しのパターン

クライアント:今度新商品を出すことが決まったんですよ。

ディレクター:新商品出すこと決まったんですね。

クライアント:〇〇という商品で、〇〇という特徴があって…

ディレクター:〇〇というのは、使いやすそうですね。

沈黙…

コミュニケーションの基本とも言われる「オウム返し」ですが、ただオウム返しするだけだと、話が進まないし、広がらないです。
もう少し工夫が必要ですね。

先回りして、さらに深堀りするパターン

ディレクター
そろそろ秋に向けて、新商品発表する頃ですか?

クライアント:
そうなんですよ。今度新商品を出すことが決まったんです。

ディレクター
決まったんですね!どういった商品ですか?

クライアント:
〇〇という商品で、〇〇という特徴があって…

ディレクター
それは使いやすそうですね。前シリーズと違う工夫した部分や、苦労した部分とかあるんですか?

クライアント:
こういう工夫をするのに、こういう苦労をしました。
(この人はうちの商品に興味を持ってくれてるんだな。)

本当に相手に対して興味を持っているディレクターは、オウム返しだけでなく、先回りして質問したり、話を聞きながら深堀りできる人が多いです。

気が利くディレクターは、よく覚えている

わたしがこれまで出会ってきた、「気が利くなー」と思ったディレクターは、本当によく覚えているんですよね。

例えば、

  • 前回の打ち合わせでたしか〇〇に困っているという話でしたが、…
  • この前【ニュース内容】というニュース見たのですが、あれから御社に影響はやっぱり出ましたか?

という感じで、過去のことや最近の話題も出したうえで、質問するんですよね。

最近だとソフトバンク傘下のヤフーが、ZOZOを子会社化しましたね。
大きな企業同士のニュースなので、アパレル企業にとっては事業にどう影響が出るかわからないと困惑していると思います。

もしアパレル企業と今後打ち合わせがあれば、

「ZOZOが買収されましたが、あれから御社に影響とかはありますか?」

みたいな感じで質問できますね。

過去のことや最近の話題もしっかりキャッチしておくと、深堀りしやすくなりますよ。

ちなみにこれは、仕事以外でも使えます。

  • 「そのジャケットおしゃれですね。前回のベージュのジャケットも個人的に好きなのですが、どこで買われてるんですか?」
  • 「この前は【お店の名前】に行かれたって話してましたよね。最近どこか美味しいお店行きました?」

こう言われて喜ばない人いないですよね。

「よく調べて、よく覚えて、よく聞く」ことは、ディレクターにとって大切なお仕事です。

「気が利く」と言われるためにやること【新社会人も覚えておくべき】

「気が利く」と言われるためにやることは下記のとおり。

  • ニュースや情報を常にチェックして、クライアントに影響があるか考える
  • 相手が困っていること、喜んでいること、変化していることなど、敏感になる
  • クライアントのお客様を観察して(もしくは仮定して)、聞いてみる
  • ヒントを得たらメモして、確認してみる
  • 結論から報告して、根拠を簡潔に伝える

上記は、わたしがディレクションをするうえで、意識的にしてきたことでもあります。

新社会人の場合であれば、上司からの信頼をまず得たいですよね。
上司に対しては、下記のようなことを実践してみてください。

  • 報連相は怠らない。マメに、簡潔に、わかるように。
  • ミスしたら素直に謝る
  • 上司の話に耳を傾け、大事な部分はメモ。そして、確認
  • 「どんな状況か」や「どんなことを求めているのか」を察知する
  • 指示されるまで待つのではなく、先回りして動く
  • 指示されたことだけでなく、プラスアルファ加える
  • アンテナを張り、アイデアを自分なりに考え、提案する

いきなりすべてやるのは難しいですが、上記のようなことをひとつずつできるようになると、信頼が得られるようになります。
まずこの7個を意識的にできれば、クライアントに対しても自然とできる用になるかなと思います。

まとめ

ビジネスでクライアントと仕事する場合は、何度かしか会わないです。

数えるほどしか会わないかもしれないが、

  • この人は興味を持ってくれているな
  • この人ほんと詳しい人だな
  • こんなに親身になって相談に乗ってくれる

このディレクターさんは、気が利く人だな

と思われることが信頼につながってきます。

「気が利く」と言われるようなディレクターになるために下記を意識的にやってみてください。

  • ニュースや情報を常にチェックして、クライアントに影響があるか考える
  • 相手が困っていること、喜んでいること、変化していることなど、敏感になる
  • クライアントのお客様を観察して(もしくは仮定して)、聞いてみる
  • ヒントを得たらメモして、確認してみる
  • 結論から報告して、根拠を簡潔に伝える

新社会人の方は、上司からの信頼を得ましょう。

  • 報連相は怠らない。マメに、簡潔に、わかるように。
  • ミスしたら素直に謝る
  • 上司の話に耳を傾け、大事な部分はメモ。そして、確認
  • 「どんな状況か」や「どんなことを求めているのか」を察知する
  • 指示されるまで待つのではなく、先回りして動く
  • 指示されたことだけでなく、プラスアルファ加える
  • アンテナを張り、アイデアを自分なりに考え、提案する

積極的に自分から動いてくれる部下や、困ったら頼ってくる部下は、気に入られやすいです。
上記7つをすることで、上司から信頼を得られるようになりますよ。

というわけで、今回は以上です。

気が利くディレクターになると、個人でも稼げるようになります。
普段からクライアントを意識して、行動していきましょう。

これからWebディレクターを目指す方は、下記の記事もどうぞ。