どうも皆さま。こんにちは。こんばんは。
渋沢です。
「やりたくない仕事ばかり。好きな仕事がしたい…」
「最近はモンスタークライアントばかりで疲れた…」
「雑用や意味なさそうな仕事で、時間をムダにしたくない…」
20代のこういう悩みにお答えしてまいります。
今回は、やりたくもない仕事ばかりと嘆く20代の会社員向けに、
「会社にいる限り、好きな仕事を自分で選ぶのは難しい」
というテーマでお話します。
わたし自身、会社に期待するのをやめて、今はWeb系フリーランスとして自由に生きてます。
20代の会社員向けに書きますが、これから社会に出る学生さんにも参考になる記事にしたいと思います。
(※今回の記事は、やや厳しい言い方もします。)
会社にいる限り、好きな仕事を自分で選ぶのは難しい

タイトル通りですが、会社にいる限り、自分で好きな仕事、環境は選ぶことは残念ながら難しいです。
これから社会に出る学生さんにとっては、働きたくなくなるような言い方ですみません…
ですが、色んな社会人の方と関わってきて、上記のような結論に至りました。
会社に入ると、
- 雑用
- 意味のない作業
- 効率悪すぎな業務
- 嫌なクライアントと関わらないといけない
- ムダな打ち合わせ
- モンスタークライアントしかいない
- 意味のない研修やセミナー
- 育休取ってる間に仕事がなくなる
- プロジェクト全体に関わりたくても、末端の仕事しか来ない
挙げればきりないですが、仕事を自分でコントロール難しいです。
仕事だけでなく環境面もコントロールできません。
- 配属先
- 部署の異動
- 転勤
- 役職・職種変更
- 上司の変更
「こういう環境で働きたい」「今の環境がちょうどいい」と思っていても、上記のような環境の変化が社内では起きてしまいます。
最悪なケースは、業績不振などが原因で、
- 墓場部署へ異動
- 希望退職
- リストラ
といったことも起きてしまうんですよね。
最近だと、パタハラ問題が話題です。
- NEC
- アシックス
- カネカ
といった有名企業で、従業員と企業側が揉めてましたね。
よく知らないという方は、「企業名 パタハラ」とかで検索してみてください。
真相が分からないので、企業側、従業員側のどっちが悪いのかは、答えるつもりないです。
(というより、違法性があるかどうかとか、ここでどっちが悪いかの答えを出すのは本題からずれるので。)
ただ一つだけ言えることは、
会社にいるということは、自分の人生を会社に預けているのと同じこと
だとわたしは捉えてます。
厳しく聞こえるかもしれませんが、転職して環境を変えても「組織」に属している以上、それは変わらないかなと。
極端なこと言えば、無理な要求で解雇され、「見せしめだ」と主張しても、企業側にうまく理由を言われて、退職するしかなくなります…
外部要因のせいにするのではなく、自分が動けばいい

会社が変わるのを待つのではなく、自分がまず動いて環境を移動したほうが効率いいです。
環境のせいにしていても、なにも変わりませんからね。
- 環境が悪い → いつか良くなるだろう → 変わらない
- 環境が悪い → 改善しよう → 変わらない
- 環境が悪い → 転職しよう → 同じことを繰り返す
上記は、環境のせいにしたり、環境に期待しすぎてしまうことで、結局何も変わらないパターンですね。
まわりを変えようとしても難しいので、自分が変わって動いたほうが早いです。
- 環境は変わらない → 副業を開始する → 独立
- 環境は変わらない → 独立して好きなことする
という感じで、「まわりを変えることは無理だ」と割り切って、自分が動くといいかなと。
環境が悪い、好きな仕事ができない
↓
会社を変えたい。よし、改善しよう…
↓
なかなか変わらない。難しい…
↓
時間かけて動いている間に干された…
なんとか企業と向き合って戦おうとして、時間がかかったうえに、干されてしまっては時間のムダです…
もちろん協力者が多ければ多いほど、環境が大きく変わるかもしれませんが、まとめるリーダーシップがあるかどうかですね。
ドラマみたいに企業を変える力があるなら、すでに独立しているか、トップ層になってると思いますが…
それが無理なら、
環境が悪い、好きな仕事ができない
↓
改善は無理と判断し、転職する
↓
次の職場でも同じような問題が起きる
↓
また繰り返す
早い段階で「改善は無理」と判断して転職。しかし、次の職場でも同じようなことが起きた場合、同じことを繰り返す羽目になります。
環境のせいにしていると、なおさら上記のようになりますね。
環境も人間関係も、自分でコントロールすることは、無理だと思ったほうがいいです。
環境は変えようと思えば変えられるかもしれませんが、期待のしすぎは良くないですよ。
ただ時間を消費して終わる可能性が高いですからね。
まずは自分が変わって、動いたほうが効率が良いです。
パタハラ問題で言うと、政府も2020年までに男性の育児休業取得率「13%」を目指してますが、政府目標にしてやっと「13%」ですからね。
男性が育休取得しづらい環境は、期待していてもずっと変わらないでしょう…
じゃあ仕事を選ぶにはどうすればいいか。
次で解説します。
20代は仕事を選びたいなら、自分の名前を売るしかない

仕事を選びたいなら、自分の名前を売るしかないです。
- コーディングの仕事をしたいなら
→コーディングは技術力のある〇〇さんに任せれば大丈夫 - デザインの仕事をしたいなら
→デザインは〇〇さんにお願いすれば、良いものができる - 動画編集の仕事をしたいなら
→動画編集は〇〇さんにお願いすれば、質も良いし、早い
上記のように、
「この仕事は〇〇さんにお願いしたい」
自分がやりたい仕事を、自分の名前で指名されるようにすれば、嫌な仕事をしなくて済みます。
独立すると、嫌な仕事は排除できる
独立すると、嫌な仕事はやらなくて済みます。
- 打ち合わせ、会食面倒…
→独立していれば、行かない選択肢がある - モンスタークライアントは嫌だ…
→独立していれば、断る選択肢がある - コスパ悪いのは嫌だ…
→独立していれば、コスパの高い仕事を選ぶ選択肢がある
という感じで、やりたくない仕事はどんどん排除できます。
環境のせいにすることもできないので、自分次第になりますが、好きな仕事はしやすくなりますね。
まとめ
くどくて申し訳ないですが、最後にもう一度。
会社にいる以上、自分で好きな仕事、環境は選ぶことは難しいです。
環境のせいにしたり、環境に期待するのをやめて、自分から変わって動いたほうが幸せになれるかなと思います。
もし仕事を選びたいなら、自分の名前で指名されるようになることを目指しましょう。
- コーディングの仕事をしたいなら
→コーディングは技術力のある〇〇さんに任せれば大丈夫 - デザインの仕事をしたいなら
→デザインは〇〇さんにお願いすれば、良いものができる - 動画編集の仕事をしたいなら
→動画編集は〇〇さんにお願いすれば、質も良いし、早い
という感じで、
「この仕事は〇〇さんにお願いしたい」
と頼まれるようになる人材になれれば、自分で仕事を選べるようになります。
組織にいると、どうしても何らかの要因で嫌な仕事や、やりたくない仕事をやらざるを得ないときがあるでしょう。
すべての人に独立はおすすめしないですが、仕事を選びたいなら独立が一番いい方法です。
独立すると、嫌な仕事はやらなくて済みますからね。
外部の要因にしたまま会社員として生きるか。
それとも自分から変わるか。
どちらが幸せになれるか、考えながら行動していきましょう。