どうも皆さま。こんにちは。こんばんは。
渋沢です。
今回は、下記のよくある質問に答えていこうと思います。
「企業はどんなエンジニアを求めているのですか?」
「Webエンジニアとして、成長する人はどんな人ですか?」
「気になる企業がどんな人材を欲しがっているのか理解する方法はありますか?」
ここでは、これからWebエンジニアを目指す方に向け、
- Webエンジニア未経験者が企業から求められること
- 成長するエンジニアの共通点
- 求められている人材は、採用サイトでチェックできる【確認すべきポイント】
上記について、まとめていこうと思います。
本記事を書くわたしは、「スタートアップ → Web系企業・副業ワーカー → スクール講師 → フリーランス」というキャリアを歩んできました。
過去に様々なタイプの優秀なエンジニアに出会ってきたので、その経験をもとに深堀りしてまいります。
Webエンジニア未経験者が企業から求められること
Webエンジニア未経験者に求められるのは、下記の5つです。
ポイント
- 自分でなにか成果物(Webサービスなど)を作った経験
- まず自分で調べて、解決しようとする姿勢
- 悩みすぎず、分からないときはすぐに聞く姿勢
- プライベートでも熱心に学習を続ける姿勢
- 素直にアドバイスを実行しようとする姿勢
未経験者は、上記のような経験や姿勢を求められています。
成長するエンジニアの共通点
成長するエンジニアには共通する点があるのですが、一言でいうと、
自走力を持っていること
です。
自走力とは、先ほども述べましたが、「自分で調べる」「なにかWebサービスやアプリをつくる」「プライベートも自学する」とかを自主的にできることですね。
この自走力を証明するためには、「自分で企画から開発まで行った成果物があるかどうか」で判断されます。
例えば、
- WebデザインやHTML、CSS、jQueryなどの基礎を学んだ場合であれば、「Webサイトをつくる」
- Ruby+Railsを学んだ場合であれば、「Webサービスをつくる」
- Kotlinを学んだ場合であれば、「アプリをつくる」
上記のように、「自分でなにか成果物を作っているかどうか」を面接するときは見られます。
「やる気あります!」「将来は独立したいです!」とアピールする人もいますが、熱意をアピールしたいなら、「成果物」をしっかりつくりましょう。
企業を受ける人は、採用サイトを入念にチェックせよ
これからWeb系企業に面接を受けに行くのであれば、受ける企業の「新卒採用サイト」と「中途採用サイト」のどちらもチェックしておくべき。
採用サイトには、「どんな人材を求めているか」が書いてあることが多いです。
チェックする項目は、下記のとおりです。
- 行動指針
- 代表(社長)メッセージ
- 企業文化
- 開発環境・働く環境
- エンジニア文化
- 社員インタビュー
- キャリアプラン
- エンジニア(技術)ブログ
上記のような情報が載っていたら、すべてチェックして、「どんな人材が求められているか」を確認しておきましょう。
各項目を深堀りします。
行動指針、代表メッセージ、企業文化、キャリアプランを見れば、
- 社員にはこういう人材になってほしい
- 同じ方向(ビジョン)を向いてくれる人材を求めている
といったことが書いてあるケースが多いです。
開発環境、エンジニア文化、エンジニアブログを見れば、
- どんなスキルが必要か
- エンジニアとしてどんなマインドが必要か
- 心構え、仕事に取り組む姿勢
上記についてまとめられていることが多いので、「最低限のスキル、どれくらいのレベル感を求められているのか」を確認しておくといいですよ。
また、どの採用サイトにも社員インタビューが掲載されていますよね。
社員インタビューを読んでいくと、
- どんな人材と働きたいか
- どんな人材が活躍できるか
- どんなことを大切にして働いているか
上記を読み取ることができるので、よく読んでおいたほうがいいです。
新卒採用サイトは必ずチェック
新卒採用サイトは、学生向けに丁寧に作り込まれているので、中途の人もチェックすべき。
新入社員インタビューが掲載されていると思うので、「新人がどんな働き方をしているか」「新人にどんなことを求められているか」を確認しておきましょう。
「会社に入ったあとに、自分がどんな仕事をするのか、どんなことをすれば活躍できるのか」をイメージしながら、情報収集することが大切です。
エンジニアになってから、挫折する人の特徴
エンジニアになれたとしても、心が折れて挫折してしまう人も多いです。
心を壊して、短期間で辞めてしまう人も少なからずいます。
大きな理由は、下記の2つですね。
- スキル不足で心が折れる
- 仕事の進め方が分からず、ついていけない
ひとつずつ深堀りします。
スキル不足で心が折れる
未経験者を採用するというのは、「コスト=投資」です。
先輩エンジニアがアドバイスしてくれるかもしれませんが、教えている先輩は未経験者にアドバイスしているときは、仕事を進めることはできません。
つまり、コストがかかっているということですね。
未経験者を採用するコストを意識しなければいけないわけですが、スキル不足に関しては「自走力」の部分で補うしかありません。
仕事に慣れるまでは、プライベートを犠牲にしてでも、キャッチアップする姿勢を求められます。
投資対効果が高い人を目指すために、「自走力」を発揮して、スキルをどんどん吸収してください。
仕事の進め方が分からず、ついていけない
エンジニアの仕事の進め方で大切なのは、下記のとおり。
- 全体像と期限を確認
- 作業の優先順を決める
- 進捗の確認・報告
流れとしては、下記を参考にしてください。
まずは仕事全体の流れや目的を把握し、やるべきことを洗い出す
↓
期限から逆算しつつ、やるべきことの優先順を決める
↓
実行
↓
同じことで15分〜30分くらい悩んだら、先輩エンジニアに聞く
↓
どのタスクがどこまで終わったのか、進捗を報告する
という流れで仕事を進められる人は、投資対効果が高いです。
まとめ:初めての世界に飛び込むと、最初はしんどい
未経験で業界に飛び込むと、
- 上司の要求に応えるのがつらい
- 厳しいクライアントやクレーマーを相手にする
- 自分のスキルの低さに限界を感じる
などなど、様々な壁にぶつかるはず。
Webエンジニアとして入社した場合、最初の1年はしんどくて、当たり前です。
なので、未経験は下記のような姿勢を求められると思います。
- 最初の数カ月は、仕事にどっぷり集中して、猛烈に働く
- 仕事になれるまで(1年間くらい)は、プライベートを捨てる
上記はわりとすべての未経験エンジニアが通る道ですね。
猛烈に働くことも大切ですが、心を壊してしまえば頑張っている意味がないので、メンタルコントロールも重要です。
そのあたりは、下記記事でも書いていますので、参考にどうぞ。
というわけで、仕事に慣れるまでは、体とメンタルを壊さない程度で、猛烈に働いてください。