どうも皆さま。こんにちは。こんばんは。
渋沢です。
「新米エンジニアです。もっと成長して、年収の高い企業に転職したいです…」
「駆け出しエンジニアです。市場価値の高い人材になるにはどうすればいいかな…」
といったお悩みに答えていこうと思います。
今回は、新米エンジニア、20代のエンジニア向けに、
- 仕事以外で、「学ぼうとしない、経験もしない」エンジニアは、市場価値が下落する
ということについてお話します。
市場価値を少しでも上げたい、もっと稼げるエンジニアになりたいという方が対象です。
「人並みに仕事ができて、楽しければなんでも良い」という方は、読まなくていいです。
本記事を書いているわたしは、現役フリーランスで、元スクール講師です。
「もっと成長したい」という意欲がある受講生たちに教えてきた経験もあるので、過去の経験をもとにお話してまいります。
仕事以外で、「学ぼうとしない」エンジニアは、市場価値が下落します

本業でエンジニアをしている場合、1日8時間くらいはコードを書いていると思います。
ただ、仕事以外で自学自習しようとしないエンジニアは、市場価値が上がっていきません。
学ばないのに仕事ができない場合、「戦力にならない」とまわりから思われますし、つらい状態になってしまいますね。
特にエンジニアになったばかりの人は、自学自習しないと、しんどくなるだけです。
自学自習しなくていい人は、
- トップオブトップの天才
- 作ることがとにかく楽しいというエンジニア
上記の人だけです。
作ることが楽しいというエンジニアは、小さいときからつくることが好きだったり、コードを書くこと自体が趣味だったりするので、「自学自習をしなさい」と言う必要もないですし、心配もないでしょう。
エンジニアになったばかりで「もっと成長したい」と思っている人は、仕事以外でも学習しないと、仕事についていくだけで精一杯な状態になります。
これは新米エンジニアだけでなく、ベテランのエンジニアにも同じことが言えます。
ベテランも学んでいないなら、老いるだけですよ。
「年齢」という大きな武器を持つエネルギーある若手エンジニアにそのうち追い越され、「老害」とまわりから思われて、つらい状態に陥ります。
仕事もそうですが、学習なり、趣味なり、主体的に挑戦する人は、市場価値が上がりやすいです。
主体的に動こうとする人は、自分に自信を持っている人も多いですよね。
ノウハウコレクターではなく、「経験」を積みながら学ぶべし

「主体的に学ぶことが大事」という当たり前と言われれば当たり前の話をしてきましたが、学習自体が「目的」にすりかわっていく人が多いと思います。
HTML、CSS、JavaScript、PHPと学んだ後に、
- WordPressは覚えておいて損はないからやろう
- スタートアップ入りたいからRubyやってみよう
- Ruby on Railsも学んでみよう
- PHPにもLaravelってフレームワークもあるのか
- Node.jsもやってみたいな
という感じで、好奇心があることはいいことですが、基礎スキルばかり学んでいても、市場価値は上がらないです…
↑ちなみに上記は過去のわたしのことです。。。
過去の自分に言いたいです。
「ただのノウハウコレクターはやめなさい」と。
仮にフリーランスになりたい方が、ノウハウコレクターだとかなりまずいです。
スキルだけ身につけても、稼げるわけではありませんからね。
学ぶだけではいけません。
スキルだけを磨いててもダメです。
プログラミングの基礎を学んだら、
- 学習したことを発信してみる
- SNSで進捗報告してみる
- なにか作ってみる
- 副業で稼いでみる
- 人を集めて、小さくビジネスを始めてみる
とかなんでもいいです。
学習だけでは、「ただのノウハウコレクター」になりやすいので、「新しい経験をする」ことが大切ですね。
例えば、
- 副業で5万円稼いだ経験がある
- ブログで1000円稼いだことがある
- なにか自分で作ったことがある
などなど。
失敗も成功も含め、経験したことが価値となり、市場価値が上がっていくわけです。
自走能力と創作意欲があるエンジニアは、どこの企業も欲しがると思います。
やる気ない人より、エネルギーがある人と、一緒に働きたいですからね。
「学ぼうともしない」、「経験もしない」という人は、精神と思考が老いていくだけですよ。
まとめ:毎日の積み重ねです。まずはバッターボックスに立て

繰り返しになりますが、仕事以外で学ぼうとしないエンジニアは、市場価値が上がりません。
市場価値を上げるためには、
- 学習
- 経験
毎日上記の積み重ねをしていかないとなりませんが、習慣化するまでが大変です。
「今日は仕事疲れたから…」
「今日はやる気が起きないから…」
「面白そうなテレビやってるし、明日でいいか…」
人は「ラクな方に、ラクな方に」と流れようとする生き物なので、こういう気持ちがわいてきます。
こういう気持ちを排除するには、「まずはバッターボックスに立つ」ということが大切です。
- まずは机に向かう
- まずはパソコンの電源を入れる
- まずは学習動画の再生ボタンを押す
といった感じで、小さく行動し始めることが、バッターボックスに立つということです。
わたしの場合、新しく始めたことで言うと、このブログを半年以上も毎日更新を続けることができてます。
ブログも同じで、
- まずはパソコンの電源オン
- 次は、管理画面にログイン
- 次は、キーワードを考える
- 次は、構成、見出しを書き出す
- 次は、序文を書き出す
こういった小さな行動を続けただけです。
1日に5,000字以上書くときもあれば、3,000字程度で終わらせることもあるので、まずは小さく始めることが習慣化の秘訣かなと。
たくさんの人に読んでもらえるのも嬉しいですが、ぶっちゃけ誰か1人に届いて「役に立ちました!」と言ってもらえるともっと嬉しいです。
なにか始めたばかりのときは、当然「今日気分乗らないな」というときもあります。
そんなときも、ひとつずつ小さな行動をして、繰り返せるかどうかが大切だと、わたしは思います。
この記事を閉じる前に
- 今日はなにか学んだことはありますか?
- 今日はどんなことを積み重ねましたか?
- 今日はうまくいったこと、うまくいかなかったことはありますか?
と、自分に問いかけてみてみてください。
毎日の「積み重ね」と「問いかけ」によって、習慣につながり、1年後、2年後の自分の未来がどう変わるかが決まってくると思ってます。
自信持って答えられない日が続いたときは、良い習慣が身についていないということです。
わたしも何度も新しく始めたことを挫折した経験があります。
最近は、わりと自信持って答えられる日が続いていますが、すべては小さな行動をし始めているからです。
- まずはコードを一行書く
- まずはプログラミング書籍の1ページを読み進める
なんでもいいので、小さく動かなければ、バッターボックスには立てません。
日によっては「なにもできなかったな」というときもあるかもですが、次の日すぐにバッターボックスに立ちましょう。