どうも皆さま。こんにちは。こんばんは。
渋沢です。

「就職、転職をしたいけど、いい環境で成長したい…」
「今の職場の環境が最悪だから、環境を変えたい…」
「将来的に独立したい。独立目指すなら環境が大切なのかな…」

という悩みにお答えしていこうと思います。

今回は、これから就職、転職をしようと考えている20代向けに、

  • 環境だけに頼っても幸せにはなれない
  • 「環境を変える直前」と「変えた後」の行動が大事
  • ハマりやすい成長の罠

この3点についてお話します。

ちなみに本記事を書いているわたしは、

大学時代はスタートアップ → 卒業後はWeb系ベンチャー → 1年目から副業を始めて給料を超える → スクール講師 → フリーランス

上記のように環境を変え、行動してきました。

過去の経験をベースに執筆してまいります。

環境だけに頼っても、幸せにはなれない

結論から言うと、環境だけに頼っても、幸せにはなれないです。

理由は、

環境を変えたところで、自分で何か行動を移さないと、何も変わらないから

上記のとおり。

考えてみてほしいのですが、
例えば、「大学生だけど、いつかフリーランスエンジニアになりたい」という目標があるとします。

今は4年生、まったくWebに関係ない学部に在籍。スキルも何もない状態

環境が大事だし、とりあえずIT企業に入社してスキルを学ぼう

「入社したけど、スキルが身につく環境じゃなかった…」

「これは環境が悪い。教えてもらえるような環境に転職しよう」と転職活動開始

まず大手転職サイトに登録。研修がありそうな企業に面接を受け、内定GET

新しい転職先では、SEとして就職したものの、残業も多く、末端の仕事ばかり

「うーん、JavaとCの研修はあるけど、なんか違うな…」

「勉強したいけど、残業、飲み会もあるし、忙しくて時間が取れない…」

「人の出会い、人脈も大事かも!よし、セミナーや異業種交流会に行こう!」

いろいろ試すものの、忙しさのあまり、気づいたら5年くらい経つ

上記のパターンの場合「環境を変える」という行動(太字部分)はしているので、アクティブで行動力があるようには見えますよね。
ですが、どれだけ環境を変えようが、このパターンだと幸せにはなれないです。

なぜなら、「環境を変えれば、自分は大きく変われる」としか思っていないからです。

わたし自身、「人脈が大事」とみたいな言葉は、嫌いです。
「自分のために他人を利用する」という思考でしかないので。

「会社で学びたい」、「教えてもらいたい」というスタンスもよくないと思ってます。
当然ですが、社会に出ているわけなので、学校に勉強しに行くわけじゃありません。

人脈や環境に頼っているだけでは、環境を変えても無意味です。

もちろん「もうつらい、死にたい」と思うくらいしんどければ、その会社に自分の命と未来を預けてはいけないので、すぐ会社を休んで、環境を変えたほうがいいです。
辛いときは、会社を辞めて、「休む」「旅に出る」とかしたほうが回復できますからね。

しかし、「成長したい」という社会人が、「とりあえず環境さえ変えれば、成長できる」という考えなのはどうなのかなと。

「環境に飛び込むこと」が目的になっているのでは、意味がありません。

環境や出会いが人生を大きく変えて、幸せになれるなら、そんなラクで美味しい話はないですよ。

「環境を変える直前」と「変えた後」の行動が大事

「とりあえず辞めてから考える」、「辞めて、退路を断つ」という感じの決意がかたい人もたまにいますが、ただ闇雲に環境を変えても意味がありません。

環境を変える直前の行動

まず環境を変える前に、「すぐにできる準備」はしておいたほうがいいです。

例えば、エンジニアを目指して転職するなら、

  • 最低限必要なプログラミングのスキル、知識は身につけておく
  • 大手、中堅、スタートアップ企業などの環境を、徹底的に調べる
  • 気になる企業があれば、経営者の思考を知るために、ブログやSNSなど何でもチェック
  • 面接時に見せられる作品(ポートフォリオ)を自分で作っておく
  • 社長や社員に直接アポが取れないか方法を探り、コンタクトを取る

という感じの準備をしておけば、「自分に合ういい環境」に飛び込むことができます。
上記なら、3ヶ月〜半年くらいで可能なので、なにも焦ることはないですよ。

とはいえ、なかなか準備が進まないということもあると思います。

特に一番時間のかかる作品づくりは、継続しなければなりません。
なので、辞めてから3ヶ月間くらいは、のめり込む環境を作り、集中して制作に取り組んでもいいです。

それ以外の学習や転職活動の準備は、会社にいながらでもできるので、辞める前に準備しておきましょう。
何も考えずに転職活動するよりかは、作品を10個なり20個なり作ったほうが、採用担当者には熱意が伝わって、自分の求める環境に近づきやすいかなと。

環境を変えた後の行動

そして、環境を変えた後の「行動」が一番大切です。

「とりあえず環境さえ変えれば、成長できる」
「転職しても年収が上がらない」
「大手いけば研修もありそうだし、間違いないだろう」

という考えている人にありがちなのが、「自分の市場価値」を意識していないということです。

年収が上がらないのは、「自分の市場価値」が低いだけなので、転職したからといって収入が上がるとは限らないです。
環境さえ変われば成長できると思っていても、市場で評価されるような成果が出せていないなら、どこにいようが変わりません。

大手企業に転職できたとしても、すでに誰かによって作り上げられた仕組みの中で小さな業務をやっているのでは、成長は見込めないでしょう。

環境を変えた後、その新しい環境で「どれだけの成果が出せるか」、「行動できるかどうか」で、今後の自分の人生が決まると思います。

  • 本業で成果を出す
  • 個人(副業)で成果を出す

環境を変えた後は、上記のような成功体験を積んで、自信をつけましょう。

成長の落とし穴には注意。プロセスを楽しむことが、幸せのカギ

「とにかく成長したい!」「自分のために成果を出したい!」「もっと稼ぎたい!」と意気込むのは、目標やエネルギーがあって良いことだと思います。

年齢が上がっていけばいくほど、そういう感情は薄れていきやすいと思いますし、
「収入が上がる」、「スキルが身につく」、「経歴書に書けることが増える」というのは、成長が実感できますからね。

ただし、「成長の落とし穴」には注意したほうが良いです。

常に「収入アップ」や「自己成長」を追い求めすぎると、

  • 給料が高い企業へ転職するぞ!
  • 大手企業で出世して生き残るぞ!
  • 大きな仕事をして、成果を出すぞ!

上記のように、競争率の高い場所を目指そうと思うのが自然です。

その高く険しい道を目指す過程で、他人を蹴落としたり、いがみ合ったりしていくうちに、どんどん視野が狭くなり、

「あれ、全然成長してないかも…」
「他の人と比べたら、劣っているかも…」
「このままだと出世無理かも…」

と感じてきて、幸福感も落ちていってしまうかなと。

こうならないためにも、シンプルにですが、日々のプロセス自体を楽しむべきです。

サッカーならヨーロッパの最高峰のリーグを目指す。野球ならメジャーリーグと目指す。
スポーツなら狭き門にチャレンジしたいというのは当たり前だと思いますが、
ビジネスの場合は、給料の高い企業に入るとか、大手企業で出世なんて目標は立てなくてもいいわけです。

ほかにも、起業、フリーランスなど、たくさん選択肢もありますからね。
数ある選択肢の中から、自分で選んで、その過程を楽しめば幸福度も上がるはずです。

自分の目標としていることが達成できたか、できなかったかに限らず、

  • 毎日やることがある
  • 何かに向かっている
  • やりたいことをやっている
  • 好きなことをやっている

こういう状態自体が幸せなことだと認識して、コツコツ取り組むことを楽しむ。

きれいごとっぽく聞こえるかもしれませんが、周囲や評価ばかり気にしていても楽しくないですからね。

わたしの話もしますが、独立するまで平日2、3時間、休日にも時間をつくって、学習や副業を続けていました。
継続した結果フリーランスになりましたが、今も「会社員時代より毎日やることがあり、楽しい」という良い状態が続いています。

このブログに関しても、

「過去の自分の経験を発信しつつ、自分の思考を整理するツールが欲しい」
「自分が発信した情報から、誰かが役に立ちましたと言ってくれたら嬉しいな」
「その延長線上で、自分の仕事や成長につながればラッキーだな」

くらいの軽い気持ちで始めました。
別の仕事もあるので、片手間でやってますが、楽しめてます。

毎日やることがある」、「自分のやりたいようにやっている」というこの感覚が、幸せなのかもしれません。

ぜひ収入アップ、自己成長ばかり求めすぎて、手段を間違えないようにしてください。

まとめ

環境を変えたのに、「あれ?なんか違う…」、「モチベーションが湧いてこない…」という人は、

  • 何のために環境を変えたんだっけ?
  • やりたかったことってなんだったけ?

と思い返しつつ、「環境を変えれば、人生が好転するわけではない」ということを思い出してください。

「収入アップ」や「自己成長」だけにとらわれるのではなく、
歩んでいる道そのものを楽しむ
そして、「毎日やることがある」「目指しているものがある」こと自体が幸せ。

ということを忘れないでほしいと思います。

「自分のためだけでなく、家族、友人、恋人、社会、日本、世界のため」

そう思って、行動することも幸せになる道です。

「やること、目指すものもない」、「やりたいこともなにもない」という人は、ひとつずつ試しまくるしかありません。
うまくいった、いかなかっただけにとらわれるのではなく、試しまくっているそのプロセスを楽しみましょう。

というわけで以上です。

最後に

サザンの『闘う戦士(もの)たちへ愛を込めて』のMVを貼り付けておきます。
社会で働く人間同士が自分のために蹴落とし合う様子が、怖すぎるくらいのアニメーションで描かれていて、多分子どものとき見たら泣いてましたw

個人的に大好きな曲で、何度も見返してたのですが、「自分のために人を蹴落として 成り上がる事が人生さ」という強烈なフレーズが残ってます。

この蹴落とし合いが人間らしい、人間味があるといえばそうなのかもしれませんが、わたしは自分の好きなこと、苦に感じないことをして、生きていきます。