どうも皆さま。こんにちは。こんばんは。
渋沢です。
「社会人2年目です。今の仕事がシンドいので、辞めようか迷ってます…」
「会社に入って1年も経ってないけど、辞めたら逃げになりますかね…」
「職場の上司が、コロコロ転職する人はなにやっても無理。と言うし…」
上記の悩みに答えていこうと思います。
今回は、仕事や会社に対してストレスや不満が溜まっている方、退職を考えている方向けに、
「逃げの退職でもいいから、サクサク動くべき」
というお話をします。
この記事を書いているわたしは、いろんなことから逃げてきました。
- 大学時代、コンビニや飲食店のアルバイトがつまらなすぎて辞める
- 新卒で入社した企業は、2年で退職。そして、独立
- 常駐した企業の経営陣と合わず、辞める
- 満員電車にストレスを感じ、リモートワークに専念
挙げるときりないですが、上記のように自分が合わない環境からはすぐに逃げました。
結果的に、今はフリーランスとして生計を立てて、自由に生活しているので、わりと幸せです。
そういった過去の経験をもとに深堀りしてまいります。
目次
逃げの退職をする時に「社内やまわりにどう思われるか」を気にする必要はない

「成果も出してないのに、転職するのはただの逃げかも…」
「社内の人たちにどう思われるか怖い…」
「家族や友人にコロコロ転職先を変えるなと言われそう…」
という感じで退職を考えると、どうしてもネガティブに捉えられがちです。
「それは逃げだ」と言われることもあるでしょう。
結論を言うと、成果が出せなかったとしても、「逃げの退職」は迷わずすべきです。
なぜなら、成果が出せなかったのは、
- 自分に合っていない仕事かもしれない
- 人や環境などの相性が悪いだけかもしれない
- 自分の最高のパフォーマンスを出せる環境じゃないのかもしれない
上記のように、「自分の能力」のせいではない可能性のほうが高いです。
「コロコロ逃げるように転職する人間は成功しない」みたいなことを言う大人もたまにいます。
そういったことを言う人は、たいてい「大したことない人間」か「自分に合った場所を見つけただけの人」じゃないですか?
(※偏見かもしれないですが、大したことない人のほうが多いと思います…)
「成功かどうか」「幸せかどうか」は、自分のものさしで、決めればいい話です。
「あいつは失敗した」「あいつは終わった」とか言う人もいますが、そういう人間は狭い世界で生きてきた自分のものさしで、勝手に決めつけているだけですからね。
なので、気にしなくていいと思います。
スポーツ選手だって、自分が活躍できる場所を求めて、移籍をしたりしますが、それは逃げじゃないです。
昔の人間でいうなら、狩猟が向いている人間もいれば、農業のほうが向いている人間がいて、当たり前です。
「逃げの退職」は、悪いことではありません。
「自分の道を自分で決める人」にしかできないことです。
そもそもですが、退職した人間のことを1年、2年以上話題にする会社なんてほとんどないです。
わざわざ話題にするほど、誰も気にしていないので、サクッと辞めてOKですよ。
社内やまわりは気にせず、環境を変えましょう。
一度逃げれば、幸せになれる選択肢が無限にあることに気づく

- 人間関係でつらいなら、すぐ逃げる
- 長時間労働でつらいなら、すぐ逃げる
- 低賃金でつらいなら、すぐ逃げる
上記のように、つらい、辞めたいと思ったなら、すぐに逃げたほうがいいです。
満員電車に乗りたくないなら、「地方でゆるく働く」、「リモートワークできる企業に入る」「フリーランスで働く」などいろんな選択肢があります。
「会社をやめると、自分の人生が失敗になるかもしれない」恐怖感があるから、「その仕事を我慢して続けるしかない」という状態になってしまうわけです。
ムダな我慢をやめる
↓
嫌だと思ったらすぐ逃げる
↓
「ほかにもこんなに選択肢があったのか」ということに気づく
という感じで、逃げなければ、幸せになれる選択肢を見つけることはできません。
不必要なストレス溜めるくらいなら、「逃げる能力」を身につけてください。
「サクッと辞められる人」、「逃げることを肯定する人」が増えれば、「不満を持つ人」が相対的に減るので、社会にとってもいいことですよ。
環境はどんどん移したほうがいいです
一昔前は会社に長く在籍することに価値がありましたが、すでに終身雇用は崩壊した時代に入ってます。
転職する人も増えましたし、フリーランスも徐々に増えてますよね。
ひとつの会社にずっといるほうが、リスクは高くなります。
同じ会社に長く在籍することで、得られるスキルがたくさんあれば、もちろん問題ないでしょう。
しかし、なにも得られない会社に長く在籍しても、
- 仕事内容や人間関係含め、社内のことに詳しくなるだけ
- 社内フロー、社風に慣れるだけ
- その環境の価値観に染まるだけ
上記のとおりでして、メリットはほとんどなく、転職市場でも評価されにくいです。
転職が当たり前の時代では、サクサク移動して、「適応力」や「コミュニケーション力」を身につけたほうが、結果的に評価は高まります。
短期間でコロコロ環境を変えることがどうしても気になるなら、「自分の生き方や働き方」、「仕事の選び方」、「企業の選び方」を、一度ゆっくり見直してみるといいですよ。
自分にとって苦に感じず、わりとラクに生きられる方法を考えてみてください。
- どんな環境なら苦じゃないのか
- どんな仕事なら苦じゃないのか
- まわりにどんな人がいれば、生きやすいか
仕事を苦行にしても、得るものは少ないので、「苦に感じないこと」を仕事にすればいいです。
まとめ:気にすべきことは「まわりの生き方」ではなく、「自分の生き方」

まとめると、自分の道を選ぶのに、まわりを気にする必要はありません。
「逃げの転職はよくない」というAさん →「Aさんの生き方」
「逃げの転職はすべき」というBさん →「Bさんの生き方」
意見の食い違いが起きると、そのテーマ、議題では分かり合えないので、苦しむだけです。
絶対にしてはいけないことは、
「まわりの人間の生き方」のレールに、「自分の生き方」を乗せること
です。
他人のレールに乗ってしまうと、ストレスや不満がどんどん溜まっていってしまいますからね。。
他人の生き方に合わせてしまい、ストレスや不満が溜まった結果、
- 幸せに感じることが少なくなり、生きづらくなる
- 浪費ばかりして、消耗する
- 暴飲暴食をして、不健康な体になる
- 精神が崩壊して、立ち直れなくなる
- 他人を口撃して、自分も苦しくなる
上記のようなパターンに陥る人が多いです。
歴史上に生き残った偉人には、逃げた人が多いです。
坂本龍馬は脱藩して、「逃げた」わけです。
桂小五郎(木戸孝允)は、「逃げの小五郎」「逃げの桂」というあだ名で呼ばれ、揶揄されていました。
この2人だけでなく、逃げてから、歴史上に名を残すくらいの活躍をした偉人は多いです。
逃げることは、悪ではありません。
「この会社で生きていくのは無理だ」「ここでは生きづらい」と思ったら、環境を変えてOKです。
逃げられず、ストレスや不満ばかり溜まっている人は、まず逃げることから始めてみてください。