どうも皆さま。こんにちは。こんばんは。
渋沢です。
「駆け出しのフリーランスです。実績を増やすには、どうすればいいですか?」
「独立したばかりだけど、できるだけ低単価の仕事は避けたいです。」
「3年以上活躍するフリーランスさんの新米の頃の話を聞いてみたい。」
といった悩みに答えていこうと思います。
今回は、駆け出しのフリーランス、特にエンジニアやデザイナーの方向けに、
- 実績を増やすなら、「やります!」と即答しまくるべき
というテーマでお話します。
この記事を書くわたしは、アラサーで現役フリーランスです。
独立して、3年以上経ちますが、ありがたいことに仕事が途切れることはないです。
新卒1年目のサラリーマンの頃から、副業を始めました。
実績をつくるために、やったことのない依頼に対しても、「やります!」と即答するように心がけていました。
即答することがクセになっていたので、独立する頃にはそこそこ実績が増えて、スムーズに独立できました。
そういった自分の過去の経験や、まわりの稼ぐフリーランスの経験をベースに解説します。
新米フリーランスは、実績を増やしたいなら、「やります!」と即答しよう

新米フリーランスは、実績を増やしたいなら、
- やります!
- できますよ!
- やらせてください!
- お任せください!
- やりましょう!
という感じで、即答すべきです。
「やります」の一言をすぐに言うことから始めると、実績も増やしやすいですよ。
わたし自身、サラリーマン時代のときから、即答することを意識してました。
やったことがない、知識がないことでも、「やります!」「できます!」と即答できる人は強いです。
いわゆる「ハッタリ」ですね。
ハッタリをかます人は、根拠のない自信があるので、成長速度が早いです。
例えば、HTML、CSS、jQueryのスキルがそこそこ身についたタイミングで、「WordPressでWebサイト作れない?」と相談されたとします。
このときに大半の人は、
- まだPHPの知識もなく、WordPressも触ったことないんですよね。。
- WordPressのスキルが身についてからでもいいですか?
- 今勉強中でして。。。
という感じで答えると思います。
この答え方は、多くのチャンスを逃すことになります。
ちょうど今回のテーマに合う記事を見つけたので、引用します。
下記は、ホリエモンのインタビュー記事です。
「うちのホームページを作ってくれない?」
1994年の暮れの話である。当時、「ホームページを作る」という行為が即座にイメージできないのは、僕だけではなかったはずだ。
内心かなり焦ってはいたものの、決してそれを顔には出さなかった。
そして当然、「ああ、あのことですね」といった口調で、自信満々にこう答えた。
「わかりました、ちょっと作ってみますね」
1994年というのは、パソコン通信からインターネットへ移行する過渡期にあたる。インターネットについての一般的な認知や普及は、ほとんど進んでいなかった。
僕は会社に戻るなり、大急ぎでホームページについて調べまくった。
先輩に聞いたり、書店で買い込んだ関連書籍を読み漁ったりしていくうちに、僕の心はどんどん高揚していった。
こ、こんな世界があったのか! そこには、圧倒的に自由な世界が横たわっていた。
僕はこうして持ち前のハッタリをかますことで、誰よりも早くインターネットに出合うことができた。
今ではホームページをつくることなんて難しくないですが、1990年代前半となると、ほとんど知っている人なんていなかったでしょう。
当然インターネットなんて普及してないですし、今みたいにMacやMicrosoftのオシャレなノートパソコンも存在してない時代です。
そういう時代に、「わかりました、やってみます」と即答してしまうので、すごいハッタリです。
行動が早い人、行動が遅い人、行動ができない人の違い

なにか相談が来たときに、
- 行動が早い人は、「やります!」
- 行動が遅い人は、「やってみたいです!」
- 行動ができない人は、「やったことないので。。」
この違いですね。
ハッタリが言える人は、行動が早く、チャンスも逃さないです。
依頼する側、相談する側の視点に立ってみるべし
わたし自身、フリーランス仲間から、「こんな案件あるんだけど、手が回らないから、できませんか?」と相談を受けることも多いです。
そういうときのために、リソースを少し空けているので、「できますよ!」と即レスするようにしてます。
「案件の単価がいくらか」も確認しません。
なぜ、費用も聞かずに、即答するか。
「仕事に困っているから」とか「お金が欲しいから」ではありません。
理由は下記のとおり。
- フリーランス仲間との信頼関係、コミュニティを大事にしているから
- 困っている人間を助けるのは、人として当たり前で、正しいことだから
- いつか自分に最高なチャンスをフリーランス仲間が導いてくれるかもしれないから
上記のとおりでして、別に見返りを求めているわけではなく、正しい行動をするのが最優先だと思ってます。
依頼する側の視点に立ってもらえば分かると思いますが、「やりますよ!」と即答されたら、気持ちいいですよね。
「この人は信頼できるから、良い案件をまた任せたい」とも思ってくれるでしょう。
駆け出しであまり実績がないフリーランスほど、「〇〇円以下の仕事は請けてない」という人が多いです。
初めて仕事の依頼をするときも、いきなり料金表送ってきたり、これはやりたくないと言いがちです。
やりたくないなら、やりたくないと言うことも大切ですが、「信頼を築く、仕事を交渉する、仕事を断る」段階も知ったほうがいいです。
「まだ断れるくらいのレベル、段階じゃないでしょ」とつい言いたくなる新人さんもたまに見かけるので…
駆け出し、新人とか関係なく、自分の損得ばかりを考えていると、チャンスが来なくなってしまいますよ。。。
まとめ:自分ならできると思い込むことも大事

繰り返しますが、ハッタリが言える人は、強いです。
ハッタリが言える人は、「自分ならできる」という根拠のない自信を持ってます。
この思い込み、根拠のない自信が大切だと思います。
フリーランスの場合、今は知識がなくてできないことでも、調べながらやればできることのほうが多いです。
「こんな案件あるんだけど、できませんか?」と相談を受けたときに、
「いやまだあまり詳しくないので。。」と答えるのではなく、
「できますよ!」とクールに答えることができれば、実績も増えていくと思います。
「できますよ!」と答えたら、ネットやら、本を買って、必死に調べながらやればいいだけです。
わたし自身、独立直後に、EC-CUBEの相談を頂いたときに触ったことなかったですが、「やります!」と答えてました。
答えた後は、自分でEC-CUBEをインストールして、ネットで調べまくりました。
実績を増やしたいなら、即答する。
そして、任された仕事は、誠心誠意やり抜く。
ということが大切です。
自信を持ち、信頼さえ得られば、自然と実績も増えていきます。