どうも皆さま。こんにちは。こんばんは。
渋沢です。
「フリーランスです。継続の仕事を引き受けるか、断るか、迷ってます。」
「継続依頼の相談を頂いたのですが、断るのもったいないですよね。」
上記のお悩みに答えていこうと思います。
今回は、フリーランス向けに、特に継続依頼の仕事を引き受けるか迷っている方向けに、
- フリーランスは継続して仕事を受けるか。断るか。よく見直すべき
- 仕事を見直すときのポイントは3つのみ
というテーマでお話します。
ちなみにこの記事を書くわたしは、現役フリーランスとして、3年ほど活動してます。
新卒1年目のサラリーマンの頃から副業を始め、その頃から付き合いのある企業と今でも継続して仕事を引き受けてます。
しかし、最近は継続依頼が増えすぎて、手が足りなくなってきたので、引き受けるべき仕事は引き受け、断るべき仕事は断ってます。
過去の経験をベースにお話しますので、フリーランス2、3年目の方は参考にしていただければと思います。
フリーランスは継続して仕事を引き受けるか。断るか。よく見直すべき

わたし自身、継続して仕事を受けることがよくあります。
継続して依頼があったり、案件を紹介していただけるのはありがたい話ですが、「次も仕事を引き受けるかどうか」、毎回プロジェクト全体を振り返りつつ、よく見極めてます。
「せっかく継続依頼の相談をいただいたのに、断るなんてもったいない」
「依頼された仕事は全部引き受けたほうがいい」
「また新規営業するんですか?」
といったことを言われそうですが、それでも見直すようにしてます。
理由は、
- 嫌々仕事するなら、クライアントにも失礼だから
- 自分でなくてもできる仕事なら、ほかの人に任せたいから
- やらなくていいことに時間を使ってしまうと、本当にやりたいことができなくなるかもしれないから
上記のとおりですね。
嫌々仕事されても、クライアントは気持ちよくないですよね。
自分でなくてもできる仕事なら、ほかのやる気のある仕事仲間に任せたほうが、みんな幸せだと思いますし。
後輩からも「新規で営業とかするんですか?」と聞かれることもあるのですが、最近はあまり営業してないです。
営業はどちらかというと苦手なので、営業しなくても仕事の相談が頂けるように工夫してます。
例えば、フリーランス仲間との横のつながりを大事にしたり、ポートフォリオサイトを改修するなどなど。
できる工夫はなんでも試しますね。
ブログを書く時間を確保したいですし、学習や読書をして新しい知識を入れる時間も作りたいので、やらなくていい仕事に時間を使いすぎないように気をつけるようにしてます。
やらなくてもいい仕事に時間を使わないように、よく見直したほうがいいです。
プロジェクトを振り返って、見直すことは大事【ポイントは3つ】

毎回プロジェクトが終わったら、忘れないうちにすぐに見直すべきです。
見直すときのポイントは3つのみです。
ポイント
- 利益になったかどうか
- コストがかかりすぎてないか
- ポジティブなことがあったかどうか
という感じ。
上記ひとつずつ解説します。
利益になったかどうか
フリーランスの事業は、「ビジネス」です。
ビジネスということは、利益が出なければ、ビジネスとは言えないですよね。
クライアントには、「そこをなんとか」みたいなタイプもいるので、無茶な要求に対して「Yes」ばかりだと、当然疲弊しますし、利益率も下がります。
わたしの場合、過去に「Yesマン」になりすぎて、エンジニアに迷惑をかけたり、自分も疲弊したことがあるので、教訓にしてます。
クライアント:「〇〇を修正してもらえないですか?」
わたし:承知しました!
〜 修正後 〜
わたし:修正完了したので、ご確認よろしくお願いいたします。
クライアント:やっぱりこんな感じで修正してもらえないですか?
わたし:承知しました!
エンジニア: また同じところ?(イラッ)
という感じで、同じ箇所の修正を繰り返すというミスを、駆け出しディレクターの頃にやらかしました。
上記のパターンはよくある失敗ですが、これだと全員が不幸になります。
仮にWeb系企業の受託案件で、こういったことをしてしまうと、全員が疲弊して、優秀なクリエイターから去っていきますね。
「役に立ちたい」「貢献したい」という親切心も大切なのですが、「承知しました」ばかり頷いていると、いくら予算があっても足らないです。
大赤字になる可能性もあります。
利益にならないほど、無茶な要求をされるのであれば、次は断りましょう。
コストがかかりすぎてないか
ここでいうコストは、
- 時間がかかりすぎている
- 無駄なコミュニケーションが発生しすぎている
といったことですね。
利益を求めるのも大事ですが、時間がかかりすぎていたら、余裕がなくなり、本当に大事なことを見失うことになります。
なので、ひとつひとつのタスクにどれくらい時間をかけているかは、記録すべきです。
特にクライアントとのコミュニケーションに時間を割きすぎる人が多いので、見直してみてください。
例えば、打ち合わせや電話などは、時間を使いすぎてしまいがちです。
打ち合わせや電話をしたがるクライアントは、「時間の貴重さ」をあまり意識していないので、次はお断ります。
また、修正指示や要望も適当にしてくるクライアントは、100%断りますね。
仕事のパートナーとしてではなく、単なる「下請け」だとしか思っていない可能性が高いからです。
誰が見てもわかりにくい指示を出してくる人とコミュニケーションするのは時間が奪われるので、気をつけましょう。
相手のことを考えない人は、基本仕事ができないので、時間を奪われがちになります。
対等な関係を築けないと、いい仕事はできません。
ポジティブなことがあったかどうか
これが一番大事です。
ポジティブなこととは、具体的には下記のとおり。
- 楽しかったかどうか
- 学べたことはあったかどうか
- いい仕事ができたかどうか
この3つです。
楽しめない仕事は、ただただ「苦痛」です。
学べることがひとつもないなら、時間がもったいないですよね。
せっかく仕事を引き受けるなら、「楽しかったな」、「いい仕事ができたな」と思えるようなことをすべきです。
まとめ:つまらない仕事はやめて、継続すべき仕事を継続しよう

- 低単価
- 時間ばかり失う
- つまらない
こういった仕事は継続してはいけないです。
断るべき仕事はしっかり断らないと、疲弊するだけですからね。
ビジネスにならないくらい低単価の仕事は、将来につながるのであればやってもいいと思いますが、そうでないなら消耗します。。。
ボランティアなら、当然お金がいらないわけですが、あくまでビジネスでやっている以上、しっかり稼がないといけません。
継続すべき仕事を継続しないと、フリーランスとして長続きしません。
持続性を求めるなら、
楽しめて、効率よく、しっかり稼ぐこと
これが大切ですね。
なので、継続すべき仕事の依頼を頂いたなら、喜んで引き受けましょう。
継続しなくていい仕事は、感謝しつつ、ハッキリ断りましょう。
というわけで今回は以上です。
疲弊しないように、持続性のあるビジネスを確立していきましょう。