以前わたしがWeb系スクールの講師をやっていたときですが、

「高卒だけど、もっと稼ぎたい気持ちはある。でも仕事の年収が低くて不満…」
「フリーランスエンジニアになりたいけど、高卒でも問題ないですか?」
「もっと今より稼ぎたいからフリーランスエンジニアを目指したい」

といった目標や疑問を持った受講生に出会いました。
スクール通ったことがある方ならわかると思いますが、けっこう上記のような悩みを持つ方多いです。

なので今回は、高卒だけどフリーランスエンジニアを目指して勉強中の方、もしくは興味ある方に向けて、

「高卒でもフリーランスエンジニアとして年収1000万目指すには」

というテーマでお話したいと思います。

有名大学以外の大学生にも有益になるような内容で記事を書きますので、ご参考いただければと思います。

わたし自身、20歳の頃からWebのお仕事をしていますが、
フリーランス仲間の中にも超優秀で、「実は高卒」という人にたくさん出会ってきました。

そういった過去の経験を踏まえ、さっそくお話してまいります。

高卒でもフリーランスエンジニアになることは可能

まず、エンジニアを目指すにあたって、Web系企業で面接を受けると思います。
そのときに、学歴を聞かれることはほとんどないです。

わたしも面接に行った経験は何度もありますが、一度も学歴について問われたことはないですね。
仕事の打ち合わせなどでクライアントからも聞かれることはほぼないです。

わたしの仲良くさせてもらってる先輩エンジニア(高卒)を例にしますが、下記ご覧ください。

学歴高卒で、32歳でいきなりフリーランスに転身

  • 高校卒業後、職を何個か転々
  • 中小企業(食品メーカー)のマーケッターとして、販促やECの企画を担当
  • 新設されるECサイトのWeb担当をするようになり、Webの仕組みやプログラミングというものを知る
  • プログラミングに可能性を感じ、エンジニアになることを決意
  • 独学でHTML・CSS・JavaScriptから勉強を始めて、Webサイトを模写コーディングしまくる
  • PHPも覚えるといいということを知り、独学開始。暇な時間に簡単なWebサービスを作る
  • 勉強を継続しつつ、知人の紹介で月に何件か案件をもらったり、営業を自分で始める
  • 未経験で始めたが、徐々に生計を立てられるようになり、気づいたら独立
  • 持ち前のコミュニケーション能力でどんどん新規も開拓(お酒大好き。飲み会の席得意)
  • 現在フリーランスとして、超有名大手企業から案件をもらうことが多い。時給1万超え案件も。

上記は、30代からの未経験でフリーランスとして、成功したパターンですね。
ただ、これは稀なパターンで、30代からの未経験でフリーランスはけっこう難易度高いです。

未経験から「独立」は難易度が高いですが、
高卒でエンジニアになることは十分可能です。

学歴に自信がない方は、下記もご参考ください。

高卒がフリーランスエンジニアを目指すと、右肩上がりする理由

ネットとかで調べても高卒からエンジニアになった人のストーリーをよく目にしますが、
高卒がフリーランスエンジニアになると、一気に右肩上がりすることがあります。

その理由は下記の3つです。

  • ネットや書籍の情報だけでも(お金をかけなくても)、稼ぐための最低限必要なスキルが身につくから
    →学費をかけずに学びやすい環境が整っている
  • これまでの「経歴」で人材の価値を判断しづらく、「スキル」で判断される職業だから
    →学歴が関係なく、実力主義の職業だから
  • スキルを身につければ、自分でWebサービスや商品を作って収益を得られるチャンスがあるから
    →個人で稼ぎやすい職業だから

上記のように、学歴が関係ない職業なので、活躍する、稼ぐチャンスが転がってるんですよね。
なので、高卒からフリーランスエンジニアを目指す方は、負けず嫌いでモチベーションが高い人も多いです。

高校卒業後に、会社員として仕事し始めると、本当にやりたい仕事に就けずに消耗することもあります。

やりたい仕事に就いている人なら問題ないですが、もしストレスで疲れているのであれば、「フリーランスエンジニアになること」を、選択肢のひとつとするのはアリです。

好きな場所、好きな時間に、好きなように仕事ができるので、ストレスゼロで働けますからね。
しかも学歴関係無しで、スキルや実力で判断されるので、月収も2倍、3倍以上十分に可能な職業です。

独立することは悪ではないですし、選択肢のひとつとして、考えないのはもったいないかなと思います。

高卒の人がフリーランスエンジニアとして年収1000万目指すなら

フリーランスエンジニアとして独立したときに年収1000万を達成するには、
エンジニアとしての単価を知っておきましょう。

フリーランスになったときは、Web系企業や広告代理店と業務委託を結んで、受託することが多いと思います。

受注単価の例は下記です。

単価例1

5ページくらいの小規模の企業サイト制作

1件「15万円〜20万円」くらいを目安とする。これくらいなら受注は難しくないです。

単価例2

カラーミーショップとかASPを利用したECサイト制作

1件「20万円」くらいからを目安とする。HTML・CSS・jQueryできれば、問題ない範囲です。

単価例3

Web系企業と業務委託を結んだ場合の時給

都心(東京・大阪・福岡など)なら最低でも時給4,000円、地方なら3,500円くらいです。

時給4,000円を下回る場合は、
その会社自体があまり儲かってないか、社員や外注パートナーを安月給で馬車馬のように働かせている可能性が高いです。
フリーランスで時給3,000円とか下回ると、生活けっこうきついと思います。

ちなみにわたしがWeb系企業にいた頃の外注パートナーさんたちの時給は5,000円前後でした。
時給5,000円は高い方ではないです。もっと稼ぐエンジニアはたくさんいるので。

フリーランスに対して、健全な報酬を支払ってくれる企業とつながるのも大事なことです。

パートナーさんとの関係をしっかり作れない会社が、社員を大事にするわけないですからね。
社員やフリーランスが疲弊していてはお互いにとって不幸ですし、長続きしないです。

最初はヤバすぎな企業に引っかかる可能性もありますが、
経験積めば見極められるようになると思います。

ただし、年収1,000万以上を目指す、時給5,000円以上を支払ってもらうには、それなりのスキルがなければ、正直難しいです。

なので、最低限必要なスキルを紹介したいと思います。

最低限必要なスキルとは

フリーランスとして、年収1000万目指すのであれば、下記のスキルは必要です。

  • HTML・CSSでのコーディング
  • JavaScript(jQuery)基礎
  • PHP基礎
  • WordPress構築・テーマカスタマイズ

上記は、すべてネットで学べます。
おすすめは、ドットインストールですね。
必要に応じて書籍を買って学べば、半年から1年で身につくと思います。

「JavaScriptとPHPはどこまでできる必要があるか」
と聞かれることもありますが、基礎で十分です。

もちろんゼロから書けると、単価はさらに跳ねあがりますね。

特に複雑なアニメーションをJavaScriptでゴリゴリとプログラミングできるとか、
PHPで独自のシステムも作れるとかであれば、
需要はかなりあるかなと思います。

これらすべて、独学でも問題ないですが、スクールに通って、
エンジニア仲間と知り合い、案件も紹介しあえるような関係性を築くのもアリです。

わたしの場合ですが、
新卒2年目の頃に副業で、時給6,000円超えの案件を頂いたときは、
企業サイトをWordPressで構築する案件でした。

企業サイトを構築するくらいであれば、先ほどの上記4つのスキルあれば問題ないです。

20代は転職を目指しましょう

高卒がフリーランスエンジニアになるための戦略をお話してきましたが、
まだ20代であれば、まずは企業に入って、2年くらい実務をやりながら、修行するといいです。
というか企業に入ったほうが良いです。

エンジニアの場合、2〜3年で年収の高い企業にステップアップするのが普通な職種なので、
会社でお金をもらいながら学んでスキルアップできるのでオススメです。

正直、未経験フリーランスはハードな道のりになると思います。

28歳くらいまでは基礎をしっかり身につけておけば、採用される確率は高いので、どんどん面接を受けましょう。

なかなか面接に通らないという方は、下記もご参考いただければと思います。

アラサー向けに解説してますが、「学歴」というマイナスハンデを背負っている人も、「年齢」のハンデを背負っている人もやることは同じなので、
参考になればと思います。

選ばれるエンジニアになるために

学歴は関係ないとはいえ、もし大卒の未経験者と高卒の未経験者が同じスキルなら、やはり大卒の方が有利です。
そこは受け止めなくてはいけないですが、スキルが圧倒的に上回れば、雇ってもらえる可能性は高いです。

選ばれるエンジニアになるためには、下記3つは絶対に必要です。

  • 仕事に対する責任があるかどうか
    →納期を守り、プロジェクトをやりきる力があるかどうか。もしできないなら、まず選ばれないです。
  • コミュニケーションに問題はないか
    →エンジニアは話さなくていいと思われがちですが、ディレクターやデザイナーと協力する姿勢が大切です。
  • スキルを磨き続ける覚悟があるか
    →常にスキルを磨き続けているか、創作意欲があるかどうかは、優秀なエンジニアになるかどうかの指標のひとつです。

上記に関しては、難しいことは特に言っていないと思います。
仕事するうえでは当たり前のことかもしれませんが、できない人が多いのは事実です。

特にスキルを磨き続けられる人は少ないので、継続してできる人は、いくらでもキャリアアップできます。

まとめ

高卒でもフリーランスエンジニアとして、ご飯を食べていくことは可能。
年収1000万も狙えるというお話をしてきました。

「学歴が不利だから」と悩むのは、言い訳かなとも思います。
もちろん大手は難しいかもしれませんが、中小規模の企業ならポテンシャルを見込んで、採用してくれる可能性が高いです。

IT系の技術職、特にエンジニアはスキルで判断されます。
学歴が高くても、スキルが無いと話にならないからです。(若ければ、ポテンシャル採用もありますが。)

大卒ではなく、高卒で活躍するエンジニアを知っているからこそ、
高卒の方にはオススメしたい職業ですね。

もし本気で、年収1000万のフリーランスWebエンジニアを目指すのであれば、最低限下記のスキルは必要です。

  • HTML・CSSでのコーディング
  • JavaScript(jQuery)基礎
  • PHP基礎
  • WordPress構築・テーマカスタマイズ

WordPressは世界的にも需要が高いので、ゼロからWordPressを構築できる人は採用されやすいです。
WordPressのサイトの場合、PHPは基礎が分かっていれば、十分構築できます。

スキルの習得のポイントは、下記です。

まずは、独学か、スクールで、基礎を学ぶ

基礎を学びつつ、Web系企業に面接に行き、企業に入ってから実務で経験を積む

成長速度が大幅にアップ

経験を積んだら、年収の高い企業にキャリアアップしてもいいし、独立してもいいと思います。

あとは、成長する過程で出会ったエンジニア、ディレクター、デザイナーと、つながっておくことをオススメします。

わたしもフリーランス仲間や、Web系企業で働く営業さんの紹介から仕事をいただくことが多いです。

いい出会いは、出会おうと思っても出会えるものではないので、
まずは自分のスキルを磨くことに専念してください。

スキルを磨き続けると、自然といい出会いにめぐりあうかなと思います。

学歴で諦めるのはもったいないので、チャレンジしてみましょう。