どうも皆さま。こんにちは。こんばんは。
渋沢です。
「フリーランスを目指してます。情報収集のコツをフリーランスから聞きたい」
「情報を得るためにググることが大切と聞くけど、信頼できない情報も多い…」
上記の悩みに答えていこうと思います。
今回は、20代の学生や社会人向けに、
- 情報収集をするうえでの3つのコツ
というテーマでお話します。
この記事を書いているわたしは、アラサーで現役フリーランスです。
「スタートアップ → Web系企業・副業ワーカー → フリーランス」というキャリアを歩んできました。
過去にWeb系スクールで講師も経験しており、社会人や学生にもプログラミングを教えてきたのですが、「情報収集のコツとかありますか?」と聞かれたことがあったので、今回記事にすることにしました。
過去の経験や、自分の情報収集のポイントを伝えていこうと思います。
情報収集のコツは、アウトプットを前提にして、絞って選ぶ、捨てる

情報収集のコツは、下記のとおりです。
- アウトプットすることを前提に
- 情報を絞って選ぶ
- 情報を捨てる
この3つです。
ひとつずつ解説します。
アウトプットすることを前提に
情報を得ようとすることはいいですが、情報を得る目的を一度確認しましょう。
情報を得る目的とは、
- 自分の人生を豊かにするため
- 自分の目的や目標を達成するため
- 自分が持っている課題や悩みを解決するため
上記が目的なはずですよね。
ただ情報を拾っているだけでは意味がありません。
情報を理解して活用していかなければ、時間がムダになるだけです。
例えば、トレードを始めるときに、FXの入門書を買ったとします。
FXの入門書には、「FXとはなにか」「損切りをなぜしないといけないのか」「ファンダメンタルズとテクニカルの違いとは」といった基本的な内容が盛り込まれているケースが多いです。
読み込むのはいいですが、全ページただ読んだだけで、はたして本当に理解したと言えるでしょうか?
実際にトレードをしてみないと、「損切りの重要さ」、「レバレッジはほどほどに」というようなことが実感できるわけないですよ。
Webマーケティングやライティングの本を読むときも同じです。
「マーケティングとはなにか」「どうすれば読者は動くか」ということを本で読んで理解することは難しいです。
実際にサイトを運営したり、文章を書かなければ、マーケティングも読者も理解できないでしょう。
本を読んだりしてインプットすることは大切ですが、アウトプット(実践)なきインプットは、本当の意味で「理解した」とは言えないです。
学校とは違い、ビジネスの世界では「正解がない問題」に向き合って答えを出さなければいけないので、本の内容は「正解」だとしても、自分が向き合っている問題では「不正解」ということもありうることです。
アウトプットを想定
↓
必要な情報のインプット
↓
アウトプット(試す)
↓
問題を解決するためのインプット
↓
アウトプット(改善)
という感じで、アウトプット前提で、情報をインプットしていきましょう。
情報を絞って選ぶ
情報をインプットするときに、いろんな文献を探すことがあります。
例えばの話ですが、ブログを始めたばかりという人であれば、
- ブログは質が大切
- ブログは量が大切
という真逆の意見を耳にしたことがあると思います。
月100万円以上稼いでいるブロガーのなかでも、「ブログは質が大切」と言う人もいれば、「ブログは量が大切」と言う人もいますが、どっちも正解なんですよね。
「自分にとってどちらのスタイルが合うのか」、試しつつ、選ぶことが大切です。
自分にとって必要な情報に絞って選択していきましょう。
情報を捨てる
現代人が受け取る情報量は、江戸時代と比べると、どれくらいか知っていますか?
現代人が1日で得る情報は、「江戸時代の1年分」と言われてます。
昔の人間と脳の構造は変わらないはずですが、得ている情報は、膨大な量ですよね。
考えてみてください。テレビではどんな情報が流れてきますか?
- 芸能人の結婚・不倫・離婚
- 有名人や企業の不祥事
- 海外のエンタメニュース
- ドラマや映画の宣伝
- 韓国政治家の不正疑惑
などなど。挙げればキリないですが、朝やお昼のニュースはだいたいこんな感じですよね。
江戸時代、それ以前の時代では、こういった他人のニュースや他国のニュースは、庶民にはほとんど耳に入ってこないでしょう。
なので、知らなくても別に生きるうえでは必要ありません。
2019年末は「韓国の大統領側近の不正」のニュースをよく目にしましたが、ぶっちゃけわたしの人生に影響ないので、あまり見てないです。
当然詳しくないので、コメントもしないです。
芸能人の不倫に対して、「批判コメントを書いている・読んでいる」人もたくさんいますが、自分たちの人生には影響がないはずなので、時間をムダにしすぎですね。
「生きるため、自分の人生を豊かにするために、必要な情報かどうか」を一度考えてほしいです。
いらない情報をシャットアウトすることで、「世の中の情報のほとんどは不必要な情報ばかりだ」と気づくはずですよ。
不必要な情報はどんどん捨てていきましょう。
時事ネタとかは、知らなくても他人が教えてくれますからね。
テレビやネットも「一部分だけ切り取った情報」が多い

- NHKや民放のニュース番組
- 有名雑誌の記事
- 有名ブロガーが書いている記事
- 大手企業が運営するWebメディア
- インフルエンサーのSNS
上記から得る情報は、比較的信頼されやすいと思います。
しかし、間違った情報や、「一部分だけ切り取っているな」と感じる情報がけっこう多いんですよね。
特にテレビ業界は、視聴率を上げるために、過度に見せるニュースが多すぎます。
例えば、韓国の「反日デモ」とか「日本製品の不買運動」に関することなどですね。
こういった間違った情報は、鵜呑みにしてはいけません。
一部だけ切り取った情報に関しては、全体を見て判断しなければいけません。
「本当にこの情報は正しいのか」を自分の頭で考えるクセをつけてください。
できなければ、「頭がいいと言われている人たち」に一生搾取され続けてしまいます。
まとめ:情報を自分から取り、様々な視点から、全体像を把握せよ

最後なのでまとめます。
情報収集のコツは、下記のとおりです。
- アウトプットすることを前提に
- 情報を絞って選ぶ
- 情報を捨てる
この3つです。
普段から情報を自分から取りに行くクセをつけ、様々な立場から見て(想像して)、全体像を把握することが大切です。
これこそが、「自分の頭で考える」ということでもあります。
注意点は、発信された情報は、偏りや思い込み、間違いがあるかもしれないので、そのまま鵜呑みにしないことです。
情報に振り回されがちな人(=情弱な人)は、自分から情報を取りに行くのではなく、受動的に情報を受け取りがちです。
受け取った情報をそのまま鵜呑みにして、正しいと思い込んではいけません。
受動的な情報収集は、一部分だけしか把握することができず、全体像が見えてきません。
まずは第一歩として、アウトプットすることを前提に、自分から情報を取りに行くクセをつけていきましょう。