「会社にいくストレスでハゲそう」
「上司や同僚の嫌がらせが耐えられない」
「とにかく仕事にもう行きたくない」
会社がつらすぎると、上記のようなことばかり毎日考えてしまうものです。
今回は、仕事がつらいサラリーマンや、同僚や上司に苦しむ女性向けに、
「ストレスでつらいときには仕事をすぐやめる」
「辞める前にすることと、辞めた後にすること」
というテーマでお伝えします。
わたし自身、知人からつらいときに相談をされたことがあるのですが、
個人的には、「つらい」「死にそう」と思ったときは、
会社をやめたほうが良いと思ってます。
たまに「甘い」「逃げ」と言う人もいるのですが、
マジメすぎる生き方も疲れるので、
1,2年くらい休んでもまったく問題ないですよ。
わたしの経験からたどり着いた意見をまとめましたので、
ご参考ください。
ストレスに耐えきれない。つらいと思ったらすぐ仕事を辞める

会社にはいろんなストレスがあります。
ストレスだらけの会社
- パワハラ・セクハラ
- 高圧的な人がいる
- 上司・同僚からの嫌味やいじめ
- 会社が組織レベルの洗脳
- 経営者が異常
- 激しい出世競争
- 厳しい労働環境(長時間労働、休日出勤)
- 低賃金
仕事のストレスでしんどい、つらい、ハゲそう、死にそうと思ったときは会社からすぐ去るべきです。
ストレスで病むとおかしくなってしまう…
以前、わたしの後輩ですが、いわゆるブラックIT企業で働いていたのですが、長時間労働と低賃金に苦しむ毎日を送っていました。
ある日なにかがプツンと切れたのか、突然音信不通になり、友人が家に行くと、ぶっ倒れていたそうです…
後日聞くと、ほとんどその倒れるまでの時間の記憶が飛んでいたようで何も覚えていないくらいと話していました。
一歩間違えれば、良くない方向に向かっていたので、本当に無事で良かったと思います…
ここまで社員を疲弊させる会社は、どんどんなくなってほしいですね。
IT企業はわりと自由と思われがちですが、ブラック企業も多いです。
「自由な会社だよ」「自己実現できるよ」と偽っているWeb系企業も意外と多いですからね。
- リモートワーク
→ 実は出社しなければいけない - 早朝運動制度
→ 実は誰もやっていない、やらせてもらえる雰囲気じゃない - ワーケーション(遊ぶように仕事をする働き方)を全面にアピール
→ 実は長時間労働、低賃金 - フレックス制度
→ 実は深夜に仕事の依頼が来る。すぐ返さないと、「レス遅くない?」とか言われる - 社員の自己実現や成長を手助けする
→ 実は社員がかなり疲弊している - 未経験アルバイトにも研修をさせながら、経験を積ませる
→ 実は研修は架空のものでしかなく、雑用ばかりやらせている
上記のように、イケイケな感じの企業を装って、
本当は経営陣がやばかったりする企業も多いので気をつけたほうがいいです。
わたしの友人も上記のようなブラック企業に入ってしまったことがあるのですが、
毎月どんどん人が入れ替わっていたので、いずれこういう会社は淘汰されますね。
見せかけのイケてる雰囲気の企業サイトで、応募者をとりあえず募集して、社員を使い捨てにする会社がけっこうあるので、
「自由そう」「楽しそう」という感じで判断するのは、やめたほうがいいです。
エンジニアを不当に安く雇って、使い捨てのようにする企業もよくありますからね。
基本的に企業は世話もしてくれないし、守ってもくれないです。
ストレスでつらいときは、しがみつく理由もないので、
病気になる前や、良くない方向にいってしまう前に、会社は辞めたほうが良いです。
会社は辞めても何度でもやり直せるので。
辞める前にすること

いきなり辞めるのも不安だと思うので、辞める前にすることを解説します。
具体的には下記です。
辞める前にすること
- 話を親身になって聞いてくれる人にぶちまける
- 最低限貯金はしておく
- 副業収入あるとさらに良し
- 有給を使って、南の島にでも行く
一つずつ解説します。
話を親身になって聞いてくれる人にぶちまける
自分のことを大切に思ってくれる人に、愚痴とか話したいことすべて吐き出すところから始めましょう。
愚痴すべてを受け止めてくれる人なんて、なかなかいないですよ。
そういう人がいるなら離さず大事にしましょう。
「もう仕事やめたいかも」と話し始めて、聞いてもらうことが大切です。
そういう相手がいない方は、カウンセラーもたくさんいるので、話を聞いてもらうといいです。
「仕事やめたい 相談 女性カウンセラー」とかで検索すれば、出てくるので。
カウンセラーに相談することは恥ずかしいことではありません。
やめたい、つらいと思っている人はたくさんいるので、まったく恥ずかしいことじゃないですよ。
最低限貯金はしておく
1,2年働けば100万〜200万くらい貯まると思います。
1年くらい生活できる資金(だいたい100万くらい)を貯めておくと、
「会社をやめたら生活どうしよう」とか心配する必要がなくなります。
貯金がない人は、一度なににお金を使っているか見直してください。
例えば、下記のような支出は削減したほうがいいです。
- ストレスで衝動買い
- ストレスでお酒を暴飲暴食
- 普段の生活レベル
- 会社のムダな飲み会
など見直せるものはたくさんあると思います。
半年から1年ほど生活できる資金があれば、新しいこと、やりたいことにもチャレンジする余裕が生まれますよ。
副業収入あるとさらに良し
貯金すると同時に副業収入もあると気がラクです。
これは無理しなくても良いですが、本業とは別に仕事があると、会社にしがみつかずに済みます。
ただし、一番優先することは、「自分を大事にする」ということです。
自分の心と体のケアを優先してほしいので、副業は余裕があればやってほしいと思います。
有給を使って、南の島にでも行く
有給を使って、南の島じゃなくてもいいですが、好きな場所に行って心を休めると良いです。
温暖な気候で、海がキレイな島とかいいですよ。
海外だと日本人も少なくて、新鮮な気持ちになります。
わたしもWeb系フリーランスとして活動しているので、
海外や国内を旅しながら仕事もしますが、
海外の島はやはり一番リラックスしやすいですね。
東京のように殺伐とした雰囲気もないですし。
今仕事がつらい人は、一旦何も考えず、航空券をすぐ買って、リフレッシュできる場所に行ってみてください。
(※ちなみにこの記事で掲載している写真はすべて、マレーシアのペナン島に滞在したときに撮影しました。)
辞めた後にすること

会社から辞めた後は、社会から放り出された感覚というか、孤独という「不安」が襲ってきます。
不安かもしれませんが、辞めた後は、下記のことをやるといいです。
辞めた後にすること
- まずは心と体のケアを優先
- 辞めたことやニートだということに罪悪感を覚えない
- 都心に住むのは生活きついのでやめる
- 貯めた資金を少しずつ使いつつ、この先をゆっくり考える
まずは心と体のケアを優先
心身ともに疲れ切った状態で仕事をやめたわけなので、
まずは自分のケアからスタートです。
会社にいてはできないことをやりながら、
ゆっくり休みましょう。
休日を合わせて、友人とご飯やお出かけをするといいです。
資金に余裕があれば、海外に旅に出るのもいいでしょう。
わたしはキレイな海が好きなので、仕事をせずにゆっくり過ごしたいですね。
辞めたことやニートだということに罪悪感を覚えない
辞めると、周囲の目を気にしたり、周囲から「ニート」と言わたるかもしれませんが、
周囲の声はすべて無視でいいです。
真面目な人ほど「甘え」「逃げ」だと思い込む傾向にありますが、
人生100年時代と言われているうちの「1年や2年」くらい休んでもなんとかなりますよ。
それが逃げだと言われるなら、気にせずどんどん逃げるべきです。
まわりから、「働くべき」「正社員になるべき」とか、「〇〇すべき」と、勝手に他人の人生にあれこれ言ってくる人がいるかもしれません。
それもすべて気にする必要はないです。
ひきこもりでも生きていく方法はたくさんありますからね。
つらいことから逃げられず、会社に残って自分の人生をすり減らす必要ないので、
会社を思い切って辞めることができた自分をまず褒めましょう。
メモ
「黒田官兵衛」という戦国時代の人物をご存知でしょうか。
織田信長や豊臣秀吉のもとに仕えていた軍師として有名ですが、
彼は59年の生涯のうち、「1年間」という時間、
暗い地下の狭い牢獄で、幽閉されていたと言われています。
助け出されたあとは、1年間ほぼ身動きが取れなかった反動で、
片足の膝から下ががあまり動かなかったそうです。
1年間という期間は地下牢に入れられたわけですから、
長くてつらい、想像絶するような体験だったでしょう。
それでも助け出された後は、最強の「軍師」として名を残すほどの大活躍をしたと言われています。
黒田官兵衛ほど、壮絶な体験をしないとは思いますが、
人生100年時代と言われている今の時代の「1年とか2年」なんて、人生の中のほんの一部です。
「1年や2年」休んで、海外を旅したり、知らない世界を知ると言う選択もアリだと思いますよ。
都心に住むのは生活きついのでやめる
辞めると貯金を切り崩す生活になると思いますが、
都心で暮らすのはやめるべきです。
辞める前に引っ越すべきかもしれないですね。
固定費をカットすると、気持ちがラクになりますよ。
田舎とかもいい機会ですし、住んでみるといいです。
貯めた資金を少しずつ使いつつ、この先をゆっくり考える
貯金をしていた人は、1年くらいは生活できるほどの貯金があると思うので、
この先をゆっくり考えましょう。
いいタイミングなので、会社に縛られない働き方も知っておくことをオススメします。
半年〜1年あれば、
- プログラミング
- デザイン
- ライティング
など自由な働き方をするために、必要なスキルが身につくと思います。
独学だと時間がかかるかもしれないので、スクールとか通うといいですよ。
社会と接点もありますし、孤独にならずに済むので。
もちろんオンラインで学べるスクールやサイトもあるので、
ひとりでも学べる人は活用しましょう。
わたし自身、Web系スクールの講師もやっていたので、上記のWebの分野であれば、質問にお答えできると思います。
「Webの仕事に興味がある」という方は、お問い合わせフォームからご質問していただければと思います。
ポイント
「きついから」「つらいから」辞めるを繰り返さないためには
マジメな人ほど、「きついから」「つらいから」という理由で会社を辞めていいのか。という罪悪感を感じることがあります。
個人的には、気にする必要はないと思ってます。
ですが、繰り返したくないという人もいるでしょう。
なので、下記のような考え方もアリです。
今の会社の不満なところを考える
↓
不満なところを改善できる職場を探す
↓
その企業に入るために必要なスキルを磨く
↓
転職する
↓
転職先で副業を始める
↓
会社に縛られない生き方ができるようになる
こういう感じで、つらいという気持ちがなくなる方法を考えるしかないです。
あとは行動に移せるかどうかですね。
究極のストレス排除方法は、「出勤する必要がなくて、ひきこもりながら稼げる職業」です。
辞めづらいという方は、代わりにやってもらう
どうしても辞めるって伝える勇気が出ない方は、「退職代行」というサービスを使いましょう。
実は上記のサービス、わたしの知人も利用したのですが、
特に何もせずに退職の手続きをしてくれると話してました。
やりとりはラインで簡単にできます。
担当者に、下記の項目を送るだけです。
- フルネーム(カタカナ)
- 年齢
- 電話番号
- 雇用形態
- 契約期間の有無
- 代行実施希望日
ラインのやりとりイメージ

ブラック企業の社長に脅迫っぽい感じで引き止められることもなく、
スムーズにやめられるのはとてもありがたいですね。
辞める勇気が出ないときは、
少しお金かかりますがすべて代行してもらえばすんなり辞められるので、
今すぐ辞めたい人は使ったほうがいいです。
ダラダラと辛い仕事を続けるくらいなら、お金払ってすぐやめたほうがトクだとわたしは思います。
まとめ
というわけで、
会社に行くのが、「つらい」「死にそう」「ハゲそう」と思ったときは、
今すぐ会社を辞めましょう。
ただし、辞める前に最低でも半年は生活できる貯金は最低限必要です。
最低でも半年は休まないと、心身ともに回復しないですし、
自分が今後どうしていくかも考えられないです。
余裕があれば、会社にいるうちに副業もやっておくといいです。
自分のケアが第一優先事項なので無理する必要はないですが、副業収入があると、
「いつでもこの会社なんか辞めてやる」という余裕のあるマインドになれます。
そして、会社を辞めた後は、
「今後自分がどうしていくか」ゆっくり時間をかけて考えればいいと思います。
例えば、
会社に縛られたくないのであれば、自由に働いている人にコンタクトする。
↓
自分の理想とする生き方を見つける
↓
そのために必要なスキルを身につける
↓
行動に移す
という流れを1,2年くらいで実現できれば、幸せになれると思います。
転職を考えるのであれば、自分の条件を満たす会社を探すしかありません。
人生100年時代と言われているなかの「1年〜3年」くらい休むなんてたいしたことないので、まわりからの視線や言動は気にする必要ないです。
ゆっくり自分のペースで、自分が幸せに生きることができる人生を見つけていきましょう。