どうも皆さま。こんにちは。こんばんは。
渋沢です。
「プライベートの時間も勉強したくない」
「給料でないし、勉強する意味がわからない」
「大手企業入れたし、30代40代も安泰」
こう考える社会人もけっこう多いと思います。
今回は、普段あまり学習時間を取れていない方、特に「学習は大事と分かっているけど、時間がない」と思っている方向けに、
仕事以外で学習しない人は、
- 30代40代になって「心技体」すべての面で衰える
- 40代になって、大きなリスクに直面する
についてお話します。
この記事を書いているわたしは、
- 学生:スタートアップ経験
- 社会人1年目:Web系企業で学習と副業を始める
- 社会人2年目:副業収入が、会社の給料を超える
- 社会人3年目:副業収入も安定したので、独立
- 現在:フリーランスで自由に生活しつつ、生計を立てる
上記のようなキャリアを歩んでます。
ちなみにWeb系スクールで講師をした経験もあるので、「学習方法」や「副業」については、わりとたくさん話せます。
というわけで、「社会人の学習」でお悩みの方に、有益になるように書いてまいりますので、参考にしてみてください。
仕事以外で学習しない20代社会人は、30代40代になって「心技体」すべて衰退する

仕事以外で学習しない20代社会人は、30代40代になって「心技体」すべての面で衰えると、わたしは思います。
心技体とは。
- 心:マインド、精神的な面
- 技:スキルや能力的な面
- 体:脳、思考力、体力的な面
この3つですね。これがどれかでも欠けてしまうと、バランスを失い、右肩下がりします。
「プライベートも勉強なんてしたくない」という人もいるでしょう。
- 遊ぶ時間とかゆっくりする時間もなくなるじゃん
- 研修もしてるし、仕事で疲れてるのに、帰って勉強なんてしたくない
- 給料出ないのに、「仕事終わった後も勉強しろ」とか意味がわからない
こういう感じのことを言っている人もたくさんいると思います。
もちろん若いうちの時間を大切にして遊ぶことも、ひとつの生き方です。
だから、別に勉強はしなくてもいいわけです。
ただ、一度考えてみてほしいです。
- 平日は本業で一杯一杯。残業も週3くらい。帰宅後、「ご飯→お風呂→娯楽」で一日を終える
- 平日は本業を全力でやり、定時で終わらせる。帰宅後、3時間は学習時間を取り、読書して寝る
前者と後者を比べたとき、30代、40代でどれくらいの格差が生まれるか、考えたことはありますか?
おそらく今の会社の上司を見れば、「前者側なのか、後者側なのか」どちらなのかが、わかると思います。
そして、自分の人生も想像できちゃうはずです。
今のうちに学ぶクセをつけなければ、30代を超えたときにしんどくなる

「20代で今は学習していない」という社会人でも、30代前半くらいまでは、おそらく乗り切れます。
しかし、そこから先はかなりきついと思います。
まず30代を超えると、ゼロからなにかを学ぶのもしんどくなるでしょう。
理由は下記3つです。
- 家族もいて家族サービスに時間を使いたいという人も多い可能性が高いから
- 「いろんな欲が減って、体力も落ちた」と言っている人も多いから
- 「今が別になんとかなってるし、わざわざ自分の時間を勉強に使う必要はない」と考えてしまうから
上記のとおり。
仮に勉強しないまま、30代を乗り切ったとしても、
今度は別の大きなリスクが降りかかってくる可能性もあります。
具体的に言うと、
上記のように「リストラ」という大きなリスクです。
下記の記事でも2019年の大手企業のリストラについては、解説してます。
ちなみに11月14日の日経新聞には、
コンビニ大手の「ファミリーマート」が、2020年2月までに原則40歳以上の社員を対象に約800人の希望退職を募集すると発表
というニュースもありましたね。
上記のニュースからもわかるように、40代がターゲットにされるわけです。
リストラ以外にも
- 病気
- 業績不振で破綻
- 吸収合併
などいろいろ取り巻く環境やリスクは、数年単位で変わってくるので、いつでも対応できるように準備しておいて損はないですよ。
20代なら、今から学習して習慣にすれば、30代で希望の転職ができたり、会社に依存せずに済むかもしれないです。
30代前半は遅いかというと、「なにかを始めることに遅いはない」と思うので、行動するしかありません。
今学習の習慣がない人は、「どうやって勉強すればいいか」「スキルや能力を磨くにはどう行動すればいいか」ということが分からないまま歳を重なるでしょう。
そして、40代を超えたときに選択肢が一気に無くなる可能性が高くなります。
ここまで読んでいただいて、それでも「プライベートまで勉強したくない」と思うのであれば、ここから先は読まなくてもいいです。
もし「学ぶ時間を増やしたい…」と思った方は、これから「学習時間を作る方法」や「効率的に学ぶ方法」を解説していくので、参考にしてください。
「仕事が忙しいから…」は言い訳。今から学習時間をつくるには
「仕事が忙しいから…」「残業もあるし…」と言っている人も多いですが、それでは学習の習慣をつけることは不可能です。
わたしが、会社員時代に実践した学習時間をつくる方法は下記7つです。
- 本業は絶対に定時で終わらせる
- 自分がやらなくてもいい仕事は、ほかの人に外注
- 業務が多すぎる場合は、断る
- 残らないといけない雰囲気のときは、会社のPCで学習
- 飲み会は歓送迎会以外は基本参加しない
- 友人と遊ぶ時間を減らす
- 通勤時間は、読書
上記は徹底してやりました。
結果的に、同僚や上司とかの付き合いはなくなりましたが、
- 平日:3時間
- 土日祝:5〜8時間
という感じで、副業と学習する時間を取れました。
残業で残らないといけない場合でも、平日30分〜1時間くらいは取りましたね。
「仕事が忙しいから…」ではなく、「どうすれば少しでも時間を作れるか」を考えて、行動しましょう。
学習する方法は3つ

会社員なら、学習する方法は3つあります。
- 今の会社の評価を捨てて、定時で帰宅して、学習
- プライベートの時間まで削らずに、本業で実践しつつ、学習
- 本業でも実践、プライベートな時間は、副業で実践
このどれかですね。
ひとつずつ解説します。
今の会社の評価を捨てて、定時で帰宅して、学習
今の環境で、「スキルもなにも身につかない」、「誰かによって作られた仕組みのなかの一部の仕事しかしていない」となると、成長は見込めないと思います。
「このままでは市場価値は上がらない」と自分で判断したなら、その会社での評価は捨てて、定時で帰ったほうがいいです。
定時で帰宅し、猛烈にスキルを磨く
↓
特にITスキル(プログラミング、マーケ、ライティング、etc)を身につける
↓
給料が高いIT業界、企業に転職するか、もしくは独立を考える
こんな感じでステップアップすればOKです。
プライベートの時間まで削らずに、本業で実践しつつ、学習
「今の仕事で成果を出せば、市場価値が上がる」と確信できるなら、本業で実践することが一番効率がいい学習方法だと思います。
例えば、
- 新規事業のメンバーに選ばれ、ゼロから事業を立ち上げる
- 優秀なエンジニアが多く、スキルをたくさん吸収できる
- 優秀な経営者との距離が近く、手を上げれば、好きなようにチャレンジできる
などなど。こういった環境なら、続けていいと思います。
上記のような「社内に前例がない、仕組みが整っていないという仕事」や、いい環境が整っているのであれば、自分の市場価値も上げやすいです。
今いる環境がすでに自分にとっては成長できる環境で、ヘッドハンティングされるような人材にもなれるなら、頑張るべきです。
本業でも実践、プライベートな時間は、副業で実践
- 本業でも実践して学べる
- 帰っても副業で実践して学べる
上記のように、学ぶ機会が多い人は、圧倒的に伸びやすいですね。
本業も、プライベートもフルに使えるのであれば、時間を有効活用できている証拠です。
副業の仕事がない人は、自分でなにか発信したり、作ってみたりするといいです。
例えば、
- ブログで発信してみる
- プログラミングでなにかを作ってみる
- YouTubeを始めてみる
などなど。
なにか新しいことにチャレンジしつつ、学びの機会を増やせばOKです。
まとめ
ムダなプライドは捨てて、ときには恥もかきつつ、新しい学びを得ることは大切です。
「とにかく成長しよう」とばかり思いつめなくていいです。
「毎日やることがある」
「目指すものがあって、そこに向かっている」
ということ自体が、幸せなことですからね。
貪欲に学び続ければ、「心技体」が老いることはないはずです。
成長を実感しつつ、学習を楽しむだけでも、毎日充実します。
ずっと「安全地帯」にいると、「別にこのままでも問題ないか」という気持ちになりがちです。
ほとんどの仕事は、毎日なんとなく仕事していても、「成長しているかも」「仕事しているかも」と思ってしまうものです。
ムダな会議や作業をしていても、仕事している感はあります。
任された仕事をこなしていれば、それなりにスキルが身についてしまうのも、「現状維持」の原因でしょう。
自分が「今の環境は安全だろう」と思い込んでいても、ほんとはリスクが多すぎる場所かもしれないです。
気づかないまま、変化もせずになんとなく働いていると、40代で沼にはまることになります。
なので、少しでも自分の人生を豊かにするためにも、20代から学習の習慣を身につけて、続けるのが一番だと思ってます。
わたしの場合、
- 本業は絶対に定時で終わらせる
- 自分がやらなくてもいい仕事は、ほかの人に外注
- 業務が多すぎる場合は、断る
- 残らないといけない雰囲気のときは、会社のPCで学習
- 飲み会は歓送迎会以外は基本参加しない
- 友人と遊ぶ時間を減らす
- 通勤時間は、読書
上記を徹底しました。
まわりには遊んでいる友人もたくさんいて、「自分も遊びたいな」と思うこともありました。
しかし、徹底した結果、副業収入が会社の給料を超え、安定した収入を得られるようになったことで、独立することができました。
自分の徹底したことで成果を出せたので、これからも学び続けていきます。
今20代の方も、30代の方も、先を見据えるのは難しいかもしれませんが、少しでも人生をラクにするために、学びを続けてみてください。