「仕事で失敗続きだな…」
「最近彼女(または彼氏)にフラレてつらい…」
「毎日やりたくない仕事をして、疲れた…」
「ストレスやばいから発散したい…」
こういう気持ちになることは、普通なことだと思います。
人間らしいです。
今回は、仕事やプライベートで最近落ち込んでいる20代の学生や社会人向けに、
「つらいときのネガティブな気持ちを打ち消す方法」
というテーマでお話します。
わたし自身、ネガティブな気持ちになることがあります。
ネガティブからポジティブに切り替えようと思っても、うまくいくときもあれば、うまくいかないときもありました。
そのたびにネガティブな気持ちをなくす方法をつねに考えて、いろいろ試しました。
いろいろ試した結果、今の自分にとっての最適解が見つけられた気がしたので、今回はまとめてみます。
何も考えないという時間をつくるには

人間なので当然ですが、楽しいときもあれば、つらいときもあります。
そういうつらいときは、「なにも考えたくない」「なにもしたくない」「とにかくポジティブに」と思いがちです。
20代であれば、仕事がうまくいかない、プライベートもうまくいかないことも多いでしょう。
わたしも25,6歳くらいのときにつらくてしんどいという経験をしたことがあります。
駆け出しフリーランスとして順調だったのですが、ある日クライアントとトラブルが起きてしまい、仕事ではじめて大失敗しました。
しかも、ちょうどその時期に恋人とも別れてしまい、仕事もプライベートも順調ではなかったので、「なにもうまくいかないな」という感じでネガティブな気持ちに陥りました。
「なにもしたくない」と思って仕事もほとんど手につかなくなりましたし、仕事以外は家にこもることも多かったです。
無理して仕事したことで体調も1ヶ月くらい優れず、ご飯もほとんど食べられない状態が続いて、あの時はけっこうしんどかったです。
しんどいときは、ふとスイッチが切れたときに、ネガティブな気持ちになりやすいと思います。
ネガティブな気持ちになるたびに、
なんとかネガティブな気持ちを忘れようとする
↓
頑張って仕事を片付ける
↓
息抜きに一人旅する
↓
海など自然豊かな景色を一人でボーッと見る
↓
なにもしないボーッとした時間で、また考えてしまい、しんどくなる
上記のように、ネガティブな人は悪循環に陥りがちです。
「なにも考えたくない」「なにも考えないぞ」と思っても、「なにもしていない時間」があると、どうしてもネガティブな気持ちになってしまうんですよね。
ダメージをくらうと、ポジティブになろうと思っても、そう簡単には切り替えられないです。
「じゃあつらいときにどうするべきか」
「なにも考えない時間」をつくるために、
- なにもしない
- なにも考えない
- ポジティブになる
という上記の選択肢から選ぶのではなく、
「没頭できそうなことに没頭して、悩む暇をなくす」
ことがつらいことを忘れられる最適な方法
と思ってます。
何もしないのではなく、没頭するしかない
わたしの場合、どんなにキレイな景色を見ようが、なにか考えてしまいます。
温泉に行ってリラックスしたときや、海に行ってキレイな景色を見ていたときも、晴れ晴れせずネガティブな気持ちになることもあります。
なにもしない暇な時間があると、どうしても悩んでしまうのであれば、なにかするしかないです。
以前、たまたま観たバラエティ番組で、堤真一さんが出演していたときの話をしたいと思います。
ストレス解消法について聞かれ、下記のようにお話されてました。
ストレス解消法は料理。
料理をやっている時間は、なにも考えなくていいから好き。
包丁で切っているときに考えごとをすると、危ないし、集中するから。
あとは、子どもと遊ぶとスッキリする。
というエピソードを話していました。
なにも考えなくていい時間をつくるには、「なにかに没頭するのが一番」だと、わたしも思います。
自分にとって熱中できること、没頭できることをやれば、ネガティブな気持ちにはなりにくいです。
もしなにかに失敗して、ネガティブな気持ちになったときは、
ネガティブなことを考えるスキマもないくらい、なにかに没頭する。
これが最適解だと考えてます。
没頭できるものを書き出して、試してみる

手順としては、
- 自分が没頭、熱中できそうなことをとにかく書き出す
- 書き出したことを試しまくる
シンプルですがこんな感じですね。
没頭できそうなことをとにかく書き出す
スタートは、とにかく自分にとって熱中できそうもの、没頭できそうものを書き出してください。
例えば、
- 料理
- スポーツする(観戦する)
- プログラミング
- 映画
- YouTube
- パズルやゲーム
- 自分をひたすら褒めまくる
- 掃除
こんな感じで、あるだけ書き出しましょう。
仕事に没頭でもいいですが、ずっと仕事もつらいですし、仕事以外の時間の使い方のほうが大事なので、「趣味になりそうなこと」や「やりたいこと」を書き出すのがオススメです。
きっと書き出している間も、没頭しているはずなので、なにも考えずに済みますよ。
書き出したことを試しまくる
あとは書き出したことを実際に試すだけです。
- 仕事終わりの数時間でできること
- 休日の長い時間にできること
- 友人とできること
なんでもいいので、とにかく試してみて、自分が「楽しい」「気づいたらつらい気持ちを全部忘れてた」というものがあれば、没頭できている証拠です。
例えば、旅行の場合、
- 【✕】ただキレイな海をみる
→ 体はリラックスしているが、頭は暇なので考えごとしてしまう - 【◯】海で寝転びながら、読書
→ 頭は読書、体はリラックス状態になる - 【◯】ダイビングする
→ 体も頭もダイビングに集中
上記の場合、ボーッと海を眺めてるだけだと考えてしまうので、何も考えたくないなら没頭できそうなことをやるといいですよ。
ポイント
没頭して、ネガティブな気持ちがスキマから入ってこないようにしましょう。
没頭して、小さな成功体験を積み重ねる

没頭、熱中できそうなことを書き出して、いろいろ試すと良いことが起きてきます。
1つのことに没頭し続けると、小さな成功体験を積んだような気持ちになれます。
例えばですが、
料理
野菜など材料を切る
↓
味付けする
↓
炒める
↓
完成
↓
美味しい。(自分すごいかも天才)
料理は小さいことかもしれませんが、小さな成功体験だと思いましょう。
わたしの場合、プログラミングは没頭しやすかったです。
プログラミング
Rubyを基礎から学ぶ
↓
Ruby on Railsも触ってみる
↓
ページが作成できた
↓
会員登録機能が実装できた
↓
習得できた。(自分天才かも)
こんな感じで没頭できることならなんでもいいですが、小さな成功体験を積み重ねると、自信が湧いてくるんですよね。
小さな成功体験を積み重ねることができたときは、自分を褒めることも大事です。
今日はRubyで会員登録機能を実装できた
↓
今日は肉じゃがが作れた
↓
今いい感じだな。自信ちょっとついた
↓
今日もプログラミングやろう
↓
いい調子、悪くないから続けていこう
↓
今日は気持ち乗らないから掃除して、部屋をキレイにしよう
↓
よし、キレイになった。またプログラミングやろう
↓
続く…
成功体験だけを積み重ねるのではなく、小さくてもできたら、まず自分を褒めることことも大切です。毎日自分を褒めて、幸福度をアップさせていきましょう。
まとめ
今回の記事は、いつも明るい方が読めば「なにを言ってるんだ、当たり前でしょ」と思う内容かもしれないですが、なかなかポジティブになれない人もたくさんいます。
ネガティブになりやすい方は、無理に「ポジティブになろう」と考えるのはやめましょう。
ネガティブな人の場合、そう簡単にはポジティブに切り替えられないので、ネガティブな気持ちとの付き合い方を身につけるしかないかなと思ってます。
ネガティブな気持ちが、自分の心のスキマに入ってきたなと思ったときは、まずは没頭できそうなことを書き出す時間をつくってほしいです。
熱中、没頭できそうなことを書き出した後はどんどん試して、面白いと思ったを続けるのみです。
新しいことにもチャレンジするいい機会なので、やりたいことをやっていいと思います。
最後にまとめますが、
この記事のまとめ
ネガティブな気持ちになった
↓
没頭できそうなこと、熱中できそうなことを書き出す
↓
書き出したことを試す(没頭する)
↓
面白い、楽しいと思えたことを続ける
↓
没頭している時間は、自信につながる
上記のように、やりたいことやって生きる人生が幸せだと思うので、しんどいときこそ、没頭して、なにも考えない時間をつくるのをオススメします。