どうも皆さま。こんにちは。こんばんは。
渋沢です。
「Web制作会社に入りたいと思ってます。入社後にいいスタートを切りたいです」
「Web制作会社に入社予定なのですが、大手企業の案件を任せてもらうまでにしたことを実際に聞いてみたい」
といった質問を過去にされたことがあるので、答えてまいります。
今回は、下記記事の後編になります。
具体的には、これからWeb業界に入りたいと思っている方や、すでに内定をもらっている方向けに、
「新卒入社後すぐ、大型案件を任せてもらえるレベルになるまでにしたこと」
について、解説します。
この記事を書いているわたしは、大学卒業後にWeb系企業(自社開発事業と受託事業どちらもあり)に入り、大手企業案件を中心に企画開発をしてきた経験があります。
ちなみにWeb系スクールで講師をしていた時期もあり、「入社前にしたこと」についてよく聞かれたので、今回テーマにしました。
Web系企業に入社してすぐに「大きな仕事」を経験したいなら、入社前から実績を作るべき

Web系企業に入社してすぐに「大きな仕事」を経験したいという方は、入社前から実績を作るべきです。
具体例を出すと、
- これから就活をする大学生は、インターンで実績を積んでおく
- これから転職する社会人は、自分で成果物を作っておく
この2つのどちらかになると思いますが、目に見える実績がすでにあると、上司が「すぐ任せても大丈夫だな」と思ってくれます。
「実績なし、未経験」で入社した場合と、「実績あり」で入社した場合とでは、案件を任せてもらえるまでの時間に差が出てしまいます…
例えば、
【実績なし未経験の場合】
入社〜3ヶ月目
- コーディング(またはデザイン)課題こなしつつ、雑務
3ヶ月目〜6ヶ月目
- 案件の下層ページコーディング(またはデザイン)や、保守案件の修正など
6ヶ月目〜
- 小中規模案件のチームに加わる
【実績あり経験者の場合】
入社〜3ヶ月目
- 中小規模案件を任せられる
- 大型規模案件のチームに加わる
3ヶ月目〜6ヶ月目
- 大手企業のLP制作や、施策立案を任せられる
6ヶ月目〜
- 大型規模案件のひとつの工程をすべて任せられる
例えば、コーディングを一人でやるなど
こんな感じでスタートに大きな差が生まれてしまうんですよね。
実力がすでにある方が当然上司は任せやすいですからね。
未経験者は経験者に追いつけないのか【いえ、追い越せます】

スタート前にすでに実績がある人のほうが、仕事を任せやすいのは事実です。
「じゃあ未経験者は、経験者に追いつけないのでは?」と思うかもしれませんが、行動すれば余裕で追い越せると、わたしは思ってます。
具体的な行動例をあげますが、入社直後の未経験者には、小さな案件や雑務ばかり仕事が回ってきます。
小さな案件を任されたときに、下記のような点でまず差がでますね。
- 「任せてください!」と言えるかどうか
- 小さな工夫(付加価値)を加えられるか
- より良い施策を考え、提案できるかどうか
この3点が大切です。実務ではまず期待を超える成果を出すことが重要かなと。
また、未経験者は、経験者以上に学習時間が必要です。
プログラミングやデザインでも、未経験者にいきなり案件を任せることはなかなかできないので、自分なりに仕事以外の時間で独学して、スキルを磨き続けなければいけません。
独学しつつ、なにか作る
↓
作ったものを上司に見せてみる
↓
上司が「ここまでできてるなら、仕事任せられるな」と確信
↓
後日、案件を初めて任される
という感じで、自分で課題を用意して、一つ一つクリアしていき、上司に認めさせることが重要ですね。
未経験者が経験者を追い越すためにやること
未経験者が経験者を追い越すためにやることを、簡単に箇条書きでまとめます。
- タスクに優先順位をつけて、スピードで差をつける
- 1で任されたことに対して、2以上にして返す(期待を超えるということ)
- 上司が求めていることを常に分析する
シンプルですが、上記3点が重要かなと。
実務とプライベートでどれだけ積み重ねられるか、行動できるかどうかで、追い越せるかどうか決まります。
小さな仕事も「任せてください!」と気持ちよく引き受ける
↓
上司「文句言わないで、やってくれるんだな」
↓
タスクに優先度をつけて、迅速に対応する
↓
上司「お、なかなかやるな。早い」「じゃあこれやってみて」
↓
依頼されたことに対して、少し工夫して提出する
↓
上司「よくできてるね、じゃあ次の仕事お願い(もっと任せてみるか)」
↓
自分なりにより良い施策を考えたものを提案してみる
↓
上司「いいアイデアだね、やってみて」
という感じでいいサイクルを回すことで、大きな仕事も任せてもらえるようになりますよ。
いいスタートを切りたいなら、今から動こう

実績積むためには、一日でも早く行動に移すことが大切です。
- 動けない人:モチベーションを上げる → 考える → 動く
- 動ける人:動きつつ、考える → モチベアップ → スピードを加速させる
上記のような違いが出ます。
動けない人がやっと動きはじめる頃には、動いている人のスピードは加速して、差がついているんですよね。
もしこれからWeb業界を目指す人が具体的に動くなら、
就活サイトに登録
↓
求人を毎日みて、企業を探す
↓
必要なスキルを洗い出す
↓
スキルを磨きつつ、実績をつくる
↓
実績を積みながら、求人に応募する
という行動を今日からでも起こしましょう。
動いた、行動し始めたということが大切なので、ハードルは最初は低くしてOKです。
Web業界に就職や転職をするなら、下記が定番なので、登録をしておくといいです。
わたしも学生の頃、お世話になったサイトです。
学生向け就活サイト
転職者向けサイト
- マイナビエージェント
→大手企業への転職や、第二新卒の転職に強みがある。リクナビに並んで定番。 - リクナビエージェント
→求人数がとにかく豊富。最大級の転職サイトなので、とりあえず登録しておいて間違いなし。
どちらも定番なのでとりあえず登録して、様々な求人を探すことをオススメします。
ベンチャー企業に入りたい方向け就活サイト
一日でも早く行動することが、いいスタートを切ることにつながります。
まずは求人探しをして、気になった企業が求めているスキルをチェックしてみることから始めてみてください。
まとめ
Web系企業に入社してすぐに、責任のある仕事を任されて、成果が出せると、大きな自信を得ることができます。
入社してすぐに「責任のある仕事」を経験したいという方は、入社前から実績を作っておきましょう。
- これから就活をする大学生は、インターンで実績を積んでおく
- これから転職する社会人は、自分で成果物を作っておく
実績、成果物を上司にアピールして、自分から仕事をもらえるようにアクションを起こすことが必要です。
未経験者の場合、入社直後は小さな案件や雑務ばかり仕事が回ってきます。
経験者に差をつけられないようにするためには、
- タスクに優先順位をつけて、スピードで差をつける
- 1で任されたことに対して、2以上にして返す(期待を超えるということ)
- 上司が求めていることを常に分析する
という感じで、ひとつひとつの仕事を工夫しつつ、成果を出していきましょう。
いいスタートを切るためには、スタート前にいい準備をしておくことが必要です。
- 入りたい企業にアプローチする
- 実績を積んでおく
- スキルを磨いておく
という感じで具体的に行動を起こしていく必要があります。
最後に行動するためのサイトも載せておきますので、
まずは「求人探し → 必要なスキル洗い出し → スキルを磨く」という感じで、ステップを少しずつ踏んでいきましょう。
というわけで、今回は以上です。
一日でも早く行動して、入社後のスタートダッシュで差をつけましょう。