「新米のWebディレクターだけど、将来は独立したい」
「いまデザイナー(またはエンジニア)だけど、ディレクターになりたい」
「でも独立した後に仕事が途切れないか心配…」

今回はそういった悩みをもつ、駆け出しWebクリエイターの方向けに、

「継続的に名前で指名される価値の高いディレクターを目指すには何をすべきか」

というテーマでお話します。

わたし自身、独立した当初は、どちらかというとエンジニアとしての仕事やデザインの仕事、主に制作が多かったのですが、
最近は企画や設計の仕事のほうが多いです。
→時給5,000円下回らないくらいの単価にはなっています。

本記事では、わたしの過去の経験から、どうすれば指名されるディレクターになれるか考察してみたので、解説してまいります。

継続して仕事がもらえるディレクターになるために必要なスキル

フリーランスディレクターとして必要なスキルは、下記です。

必要スキル

  • 提案力
    → 企画を考えて提案するスキル
  • 調整力
    → 社内、外注パートナー、クライアントとの調整
  • 営業力
    → 仕事がなくなりそうなときに新規の継続案件をとれるか

この3つのスキルに関しては、下記の記事でもご紹介しました。

クライアントから継続的に、「自分の名前」で指名されるようなディレクターになれば、「営業力」はあまり必要ないです。

わたしの場合は、大手企業を中心に案件実績を積んだので、その経験値も評価されたおかげで、仕事を安定的にもらえるようになりました。
しかし、どれだけ実績があっても、提案した内容や成果物のクオリティが、クライアントの期待を下回ってしまえば、次は声をかけてもらえないです。

声をかけてもらえなければ、別のクライアントから新規案件をもらう必要がでてきます。
信頼されたうえで、常に「自分の名前」で指名され、継続的にお仕事をいただける関係を築いたほうがより安定すると思います。

ではどうすれば、継続して指名されるか。

指名されるディレクターになるためには、下記のスキルに磨きをかけたほうがいいです。

  • アクセスを集めるスキル
  • セールスライティング
  • 技術力

上記は単価をアップさせるうえでも、継続して仕事をもらうためにも必須ですね。

一つずつ説明します。

アクセスを集めるスキル

Webマーケティングをやるうえで重要なのが「アクセスを集める」スキルです。

  • SEO
  • 広告
  • 自社メディア
  • SNS

など様々な媒体、方法を使って、アクセスを集める必要があります。
なので、上記4つの知識は、必ず身につけたほうがいいです。

アクセスを集めるためには、分析力も必要です。

各ページのアクセス数を分析したり、キーワードを分析したりすることで、
ユーザーが求めている情報はなにか、課題はなにか、見えてきます。

クライアントの課題を見つけ出し、解決してあげると、「信頼」が生まれます。

セールススキル

ただサイトへのアクセスを集めるだけでなく、

  • 商品を買ってもらう
  • サービスを契約してもらう

など成約(ゴール)に結びつける必要があります。

アクセスが集まっても、売上げがアップしないと、意味がありません。

営業さんがいれば、巧みな話術、プレゼンスキルでどうにか販路を拡大できるかもしれません。
ただそれには多くの人材を巻き込む必要がありますし、人件費も時間もかかり、非効率です。

効率化するためにも、Webサイトをうまく活用して成約まで結びつける必要があります。
成約までつなげるには、

セールスライティング

というスキルを身につけるべきです。

ユーザーの心理を分析し、心を動かす、そして買うという行動を起こしてもらう。

この一連の流れを、ディレクターの構成力、ライティング力で、解決する必要があります。

プロのコピーライターがいればお願いすればいい話ですが、
将来的に独立して稼げるディレクターを目指すのであれば、
身につけておくと一生モノのスキルになります。

ランディングページを自分で企画から制作してみると、実践的に学べるので、やってみるといいですよ。

技術力

ディレクターになるために絶対必要なスキルではないのですが、
継続して仕事をもらうディレクターになるためには「最低限の技術力」は必要だと思ってます。

クライアントからはけっこう無茶な内容の要望がきたり、
明らかに赤字になりそうなくらい無理なお願いを依頼してくることもあります。

「クライアントの言うことは絶対だから」と要望をすべて受け入れてしまえば、
エンジニアやデザイナーがどんどん疲弊していき、一緒に仕事するのが嫌だと言われるかもしれません…

たまにですが、
「仕事取ってくるディレクターがえらい」
「クライアントと直接やりとりしてるディレクターが一番ストレス溜まるし、大変」
とか平気で言っちゃう人いますが、
ほんと終わってると思います。

どっちも経験したわたしが断言しますが、
ディレクターは、エンジニアとデザイナーいなければ何もできないですからね。

どっちがえらいとか、大変とかないですよ。
お互いに理解し合わなければいい仕事はできませんからね。

まだ独立していない方であれば、
実際に企画から制作をやってみるといいですよ。

仕事をもらう

企画を考え、提案する

設計をする

デザインを制作

コーディングをする

納品

この一連の流れを本業もしくは、副業で経験するといいです。

ちなみにわたしは、入社2年目に会社でこれをすべて経験させてもらいました。

いきなり10ページとかあるサイトをつくるのは大変なので、
ランディングページをやってみることをオススメします。

ある程度一人で企画から制作までできると自信が持てるので、
エンジニアやデザイナーが仕事をしやすいように工夫できると思います。
制作側が仕事しやすいと、いい成果物も作れますからね。

最低限の技術力があると、クライアントから予算を無視したムチャすぎる要望がきたときも、代替案をすぐに提案できるようになります。

この状態になると、クライアントも、制作側もやりやすいので、「信頼」が生まれます。
信頼が生まれれば、一緒に仕事がしやすいという評価もしてもらえます。

技術力は、ディレクターには必要ないと言われがちですが、
独立も考えるのであれば身につけておいたほうが困らなくなりますよ。

就職して、お金をもらいながら価値を高める

継続して指名されるディレクターになるためのスキルを説明してきました。

おさらいすると下記です。

  • アクセスを集めるスキル
  • セールスライティング
  • 技術力

上記のスキルは、本とか独学で学ぶこともできますが、
実践的に学んだほうが効率いいです。

いま駆け出しディレクターの方は、その会社で企画から制作をやらせてもらえるのが一番理想かなと。けっこう大変ですが…

個人的には、最初の1年くらいは制作重視でやってもいいと思います。

ある程度制作の知識が身についたら、ディレクターとして「マーケティングスキル」をどんどん磨いていきましょう。

特にSEOなどアクセス集めるスキルは、独立前に身につけておくべきです。

セールスライティングに関しては、副業でも学べます。
ランディングページを受注したり、ブログを実際に運営してみることで、実践をしながら学ぶことができます。

余裕があれば、過去の実績をベースに、エンジニアとデザイナーを募集して、フリーランスチームを作るといいです。

自分が仕事をもらってきて、エンジニアやデザイナーに制作を任せてみると、
外注スキルも身につくと思うので、独立したい方にはオススメです。

わたしもフリーランスになってからですが、いただいた仕事をほかの優秀なエンジニアやデザイナーに外注したりしてます。

効率があがって、クオリティも高ければ問題ないので、チャレンジしてみてください。

まとめ

ディレクターと、エンジニア、デザイナーたちが協力して作り上げたカッコいいサイトが、
誰にも見てもらわなければ話にならないですからね。

高いお金払って、やっと完成した企業サイトが、
「まったくアクセス集まらない」
という状態になれば、クライアントも次は頼んでくれないです。

価値の高いディレクターになるために、

  • アクセスを集めるスキル
  • セールスライティング
  • 技術力

上記を磨くことをオススメします。

常に「自分の名前」で指名されると、独立しても安定するので、
若いうちから磨いていきましょう。