どうも皆さま。こんにちは。こんばんは。
渋沢です。
「ゆとりがある生活をしたい…」
「生産性をもっと上げたいけど、なにから始めよう…」
「仕事を早く終わらせて、時間を作りたい…」
上記の悩みに答えてまいります。
今回は、生産性を上げたいと思っている社会人の方、フリーランスの方向けに、
生産性を上げたいなら、「試しにやめてみる」
というテーマでお話します。
この記事を書いているわたしは、元会社員で、現役Web系フリーランスです。
ひたすら生産性を上げるために、工夫した結果、収入も会社員時代より爆増しました。
経験談も交えつつ、お話してまいります。
目次
生産性を上げたいなら、「試しにやめてみる」のが早い

生産性を上げたいなら、効率を明らかに下げているものから、試しにやめてみてください。
なぜなら、「なにが自分にとって、生産性を下げている行為なのか」が、試さないと分からないからです。
「試さないと分からない」というと、「当然でしょ」と思うかもしれませんが、
- 試す回数が少ない人が多い
- 試そうともしない
という人が多いように感じてます。
わたしがやめてみた・減らしてみたことは下記のとおり。
- 通勤 → やめた
- 打ち合わせ → 減らした
- 常駐案件 → やめた
- 印刷 → やめた
- カフェでの仕事 → 減らした
- 電話 → 減らした
- メールチェック → 減らした
- スマホチェック → 減らした
- テレビ → 減らした
- 服選び → やめた
- 他人への興味 → やめた
などなど。試しにやめてみた、減らしてみたことはたくさんあります。
上記を試したところ、生産性もグンと上がりました。
時間を奪われやすいものから減らしてみた

わたしの場合、まず時間を奪われやすいものから減らしました。
例えば、
通勤
- 理由 → 1日1時間の通勤でも、年間で240時間以上はムダになる
- メリット → 会社勤務だけで1日10時間取られていたが、他に使えるようになった
会社勤務だと、1日に10時間拘束されるので、なかなかしんどいです。
一番つらいのは通勤です。満員電車で消耗するので、朝からフルパワーで仕事できないんですよね。
また、会社員1年目の頃から、副業と学習する時間を毎日取っていたので、けっこうハードでした。
副業で成果が出て、安定した収入を得られるようになってから独立しましたが、10時間をほかの時間に使えるようになり、単価もアップできたので、通勤をなくして正解だったなと思ってます。
打ち合わせ
- 理由 → 対面なら、準備、移動時間、待ち時間も含めて2〜5時間はムダになり、やめる
- メリット → チャットやSkypeで仕事だけでも信頼される工夫をするようになった
独立当初は、けっこう打ち合わせや会食も積極的にしてたのですが、「時間をムダにした…」と思うことが何度も会ったので、思い切って排除しました。
排除することで、できるだけオンラインのみで信頼関係を築く工夫をするようになりました。
常駐案件
- 理由 → 移動時間や飲み会などが多くなるので、やめる
- メリット → 常駐での経験から、非常駐(リモートワーク)案件が増えてくるようになった
独立したばかりの頃は、できるだけ人とも関わりたいと思っていたので、常駐案件や、企業の新規事業プロジェクトに参画するようにしてました。
すでにリモートワーク案件もたくさん依頼はありましたが、常駐案件もあえてチャレンジしました。経験を積むにはベストな選択だと思ったからです。
企業に常駐したおかげで、フリーランス仲間も増えましたし、実績、経験も積めましたからね。
常駐するメリットはたくさんあったのですが、やはり「通勤時間や拘束時間がもったいない。ムダは排除したい」と思い、やめました。
今はリモートワーク案件のみなので、時間を最大限に有効活用できてます。
まずは時間をたくさん奪われるものからなくすことによって、新しい時間が生まれるようになりますよ。
生産性を上げるツールとかは別にいらない。やめるべきことをやめたほうが早い

生産性を上げるために、
- 新しいToDoリストアプリを導入する
- 新しいタスク管理ツールを導入する
- 新しいスケジュール管理アプリを導入する
という感じで、なにか便利なアプリやツールを試してみようと思いがちです。
生産性を高めるために、ツールを導入してもいいのですが、別に新しいツールなんて必要ないです。
なにもやらないよりかは、「試してみる」という行動を起こしているのは、いいことだとは思います。
しかし、
新しいツールを導入するより、効率を下げている習慣をやめたほうが早いですし、劇的に生産性はアップしますよ。
新しいことをやろうとすると、環境を整備したり、調べることが増えたりと、習得するまでに時間がかかります。
例えばですが、「効率化のために、プログラミングを始めてみよう」「効率化のためにプログラミングを学ぼう」というほうが大変じゃないですか?
ダイエットとかも同じことが言えます。
- ジムに入会
- 筋トレを2日に1回
- 有酸素運動もやる
- サプリを大量購入して、続ける
上記のように新しい習慣を始めようとすると、けっこう大変です。
続く人もいると思いますが、ほとんどが挫折します。
「なぜ痩せないんだろう…」と悩んでいる人に限って、「お菓子や甘いものがやめられない」と言いがちだったりしませんか?
筋トレや有酸素運動を定期的な習慣にすることは、とても素晴らしいです。
しかし、つらすぎて途中で挫折するくらいなら、お菓子や脂肪が多いものを我慢するほうが、精神的にも体力的にも、ラクだと思います。
もちろん「お菓子や脂肪が多いものをやめて、運動をする」というのが一番効果的ですが、運動がきついなら、普段の悪習慣を見直すしか方法はないです。
なにか新しい習慣を始めるより、
一番時間が奪われて、かつ消耗もしやすい「通勤」や「残業」をやめるほうが早いんですよ。
「新しくなにかを始めてみる」のも悪くはないんですが、「効率を下げている習慣をやめてみる」ほうが、目に見える効果は出やすいかなと思います。
上記を徹底しましょう。
まとめ:試してみて、失敗 → これは無駄じゃない
冒頭で、「試す回数を増やす」ことが、大切とお話しました。
仮に試して失敗しても、「試したけど、失敗した。無駄な時間だったな…」と思う必要はないです。
その失敗経験こそ、ひとつの大きな「価値」ですからね。
例えば、「通勤をやめる」と決めた場合、いまの会社を辞めるしかないです。
会社を辞めて独立し、うまくいかなかったとしても、スキルが身についていれば、リモートワークを導入している会社に再就職もできるでしょう。
わたしの場合、
- 通勤 → やめた
- 打ち合わせ → 減らした
- 常駐案件 → やめた
- 印刷 → やめた
- カフェでの仕事 → 減らした
- 電話 → 減らした
- メールチェック → 減らした
- スマホチェック → 減らした
- テレビ → 減らした
- 服選び → やめた
- 他人への興味 → やめた
上記を試してみたわけですが、すべての人にぴったりな方法ではないです。
「なんとなくやっていること」や「世間一般的な常識」を見つめ直して、やめるという選択をする勇気を持つべきです。
- 残業がムダだと感じたなら、「やめてみる」
- 電話がムダだと感じたなら、「やめてみる」
- SNSがムダだと感じたなら、「やめてみる」
シンプルですが、やめてみて問題がなかったなら、やめてOKだったということです。
やらなくてもいいことを効率よくしようとしても、目に見える効果は出ません。
いっそのこと思い切って、やめてみたほうが大きな効果が出るかもしれませんよ。
自分なりにたくさん試してみて、ほかに生産性が上がる方法を見つけたのであれば、それを続ければいいです。
というわけで、今回は以上です。
「やめるべきことをやめてみる」から始めてみてください。