今回は、色の違いや濃淡などを自動で判断して選択範囲を作成できる「自動選択ツール」や「クイック選択ツール」について、学んでいきます。

実際に各ツールを使用しながら、写真の一部の選択範囲を作成する作業を説明してまいります。

「選択範囲ってなに?」

という方は、下記の記事を読んでから、本記事を読んでいただくことをオススメします。

自動選択ツールを使ってみよう

下記のサッカーボールの画像を自動選択ツールを使って、編集してみたいと思います。
具体的には、ボールの黒の部分だけを選択して、ボールの色を変えるところまで、操作する方法をご紹介します。

自動選択ツールで選択する

まずは、ツールパネルから「自動選択ツール」を選択します。

自動選択ツールを使用する

選択したら、範囲を作成したい場所をクリックで選択します。
今回は、ボールの黒の部分だけを選択したいので、黒の部分を適当にクリックしましょう。

自動選択ツールで選択する

少し分かりづらいですが、たったのワンクリックで選択範囲が作成できました。

自動選択ツールで選択範囲作成

これでは分かりづらいので、選択した範囲(ボールの黒の部分)のみ色を赤に変えてみましょう。

塗りつぶしの作業を行いたいので、
ツールパネルから「塗りつぶしツール」を選択します。

塗りつぶしツールを選択

描画色の設定エリアで、色を任意で好きな色を設定できます。
ここで赤色を選びましょう。

塗りつぶしツールの描画色を決定

そして、選択範囲のエリアをクリックすると、作成した選択範囲だけ赤い色で塗りつぶされました。

塗りつぶしツールで選択範囲の色を塗り替える

このように、「自動選択ツール」を使うと、クリックした任意の位置と近い色の範囲を選択することができます。
色があまり多くなく、境界がハッキリしているような画像のときに使うと、ワンクリックで選択範囲が作成できるので、とても便利なツールです。

クイック選択ツールを使ってみよう

次は、クイック選択ツールを使用してみましょう。

下記の画像のカップの部分だけ選択してみたいと思います。

クイック選択ツールで選択範囲を作成する

ツールパネルから「クイック選択ツール」を選択します。

クイック選択ツールを使用する

選択したら、作成したい選択範囲に合わせて、直径を設定します。
今回は、「50px」に設定しました。

クイック選択ツールの直径を決定

カップのラインをなぞるようにドラッグします。
そうすると、ドラッグした箇所が、境界線を自動で判別して、選択範囲が作成されているのが分かると思います。

クイック選択ツールで選択範囲を作成する
クイック選択ツールで選択範囲を作成する

取っ手の部分も拡大しつつ、うまくドラッグしてなぞりましょう。

クイック選択ツールで選択範囲を作成する

うまくなぞると、選択範囲が無事作成できました。

クイック選択ツールで選択範囲を作成する

このように、「クイック選択ツール」を使うと、Photoshopが境界線を自動で識別して範囲を選択することができます。

「自動選択ツール」は、色や輪郭がハッキリしている画像に使用することが多いですが、
「クイック選択ツール」は、人の顔、特に髪の毛を含んで選択範囲を作成するときに使うことが多いです。

別記事で人物のみ選択して、切り取る方法を解説したいと思いますので、参考にしてみてください。

まとめ

この記事のまとめ

  • 「自動選択ツール」は、クリックした任意の位置と近い色の範囲を選択することができ、ワンクリックで選択範囲が作成可能。
  • 「自動選択ツール」は、色があまり多くなく、境界がハッキリしているような写真のときに使うことが多い。
  • 「クイック選択ツール」は、人の顔、特に髪の毛を含んで選択範囲を作成するときに使うことが多い。