Photoshopでデザインを作る際は、間違って描画してしまったり、間違って選択した部分を消してしまったということが何度も起きます。

今回は、Photoshopに慣れていない方向けに、
間違った作業をしてしまって作業をやり直したいときなどに使える機能をご紹介してまいります。

必ず使うので、しっかり覚えておきましょう。
作業のやり直しや取り消しなど、何度も使うものはショートカットキーを覚えておくと、より作業の効率化をすることができます。

今回はショートカットもご紹介するので、わからなくなったときはまたこの記事を読んで作業してみてください。

では、さっそく説明していきます。

ヒストリーパネルを使ってみよう

ヒストリーパネル」は、Photoshop上での作業を画像として一時記録できる機能です。
「ヒストリーパネル」を使うことで、操作を取り消して以前の状態に戻したり、初期の状態に戻すことができます
複数の工程を一気にさかのぼることができ、目的の作業時点まで効率よく戻したり進んだりすることが可能です。

「この時点の作業まで戻りたい」というときには、ヒストリーパネルを使用するのが効率的です。

また、本記事では割愛しますが、過去に作業した画像をもとに、
加工をさらに加えることができる「ヒストリーブラシツール」などを使用することもできます。

さっそくヒストリーパネルを使ってみましょう。
まずは、任意の大きさで、新規ファイルを作成しください。
新規ファイルの作成の方法がわからない方は、下記記事で詳しく説明しているので参考にしてみてください。

今回は、

幅: 1000 ピクセル
高さ: 800 ピクセル
解像度: 72 ピクセル/インチ
カラーモード: RGBカラー 8bit
カンバスカラー: 白

に設定しています。

新規ファイルが作成できたら、「ヒストリーパネル」を開きましょう。
メニューバーの[ウィンドウ] → [ヒストリー]をクリックしてください。

ヒストリーパネルの使い方

「ヒストリーパネル」が開きました。

ヒストリーパネルの使い方

「ヒストリーパネル」で記録できる作業の数には限界があり、
初期設定では最大で「50」段階まで記憶され、一覧表示されます。

メモ

「ヒストリーパネル」に記録されるステップ数は[環境設定]から変更することが可能です。

Windowsの場合は、メニューバーの[編集] → [環境設定] → [パフォーマンス]から、
Macの場合は、メニューバーの[Photoshop] → [環境設定] → [パフォーマンス]をクリックします。

「ヒストリー数」と言う項目で、数値を入力して、記録できる作業の数を設定します。

ヒストリーパネルの使い方・環境設定

できるだけ多くのヒストリーを記録したいところですが、
記録されるステップ数はパソコンのメモリに一時的に保存されます。
なので、大きすぎる数値を設定すると、メモリを圧迫し、動作が重くなる場合があるので注意しましょう。

実際に「ヒストリーパネル」を使ってみましょう。
ブラシツールで描画して、操作が記録される様子を確認していきます。

ブラシツールで何回かドラッグしてみてください。
ドラッグする際には、同時に「ヒストリーパネル」に注目してください。

「ヒストリーパネル」を確認すると、ブラシツールで1回のドラッグが、ヒストリーとして1つ記録されてるのがわかります。

ヒストリーパネルの使い方

次に「ヒストリーパネル」で以前の状態に戻っていきたいと思います。
一つ上のヒストリーをクリックしてください。

ヒストリーパネルの使い方

クリックすると、一つ前の作業に戻ることができました。

ヒストリーパネルの使い方

戻りたい作業時点をクリックすることで、一気にさかのぼることができます。

注意しよう

一時的な作業記録のため、ファイルを閉じる、もしくはPhotoshopを終了すると、ヒストリーの記録はすべて削除されてしまいます。

また同じファイルを開いたときには、ヒストリー(履歴)は残っていませんので、注意しましょう。

操作の取り消しとやり直し

「ヒストリーパネル」を使用しない方法もご紹介します。

メニューバーの[編集] → [〇〇の取り消し]を選択します。
「〇〇」の部分には、直前に行った操作名が入ります。
今回の場合は、「ヒストリーパネル」を使用してさかのぼったことが取り消されます。

photoshop作業の取り消し・やり直し
photoshop作業の取り消し・やり直し

「作業を取り消したけれど、やっぱりもう一度作業後に戻したい」というときには、作業のやり直しを行います。
メニューバーの[編集]メニューをもう一度確認すると、先ほどの[〇〇の取り消し]が[〇〇のやり直し]に変わっています。
操作の「やり直し」を選択すると、取り消しをする前の状態に戻すことができます。

photoshop作業の取り消し・やり直し
photoshop作業の取り消し・やり直し

覚えようショートカット

操作の取り消し・やり直しのショートカットは、よく使うので覚えておきましょう。

Macの場合

⌘(command)+Z

Windowsの場合

Ctrl+Z

直前だけでなく、複数の工程をさかのぼって取り消したいときが何度もあります。
操作を1段階ずつ取り消したい場合は、メニューバーの[編集] → [1段階戻る]を、選択します。

もし、さかのぼりすぎた場合は、メニューバーの[編集] → [1段階進む]を選択すると、やり直すことができます。

覚えようショートカット

複数段階の「取り消し」「やり直し」のショートカットは、よく使うので覚えておきましょう。

1段階ずつ「取り消し」

Macの場合

option+⌘(command)+Z

Windowsの場合

Alt+Ctrl+Z

1段階ずつ「やり直し」

Macの場合

shift+⌘(command)+Z

Windowsの場合

Shift+Ctrl+Z

「取り消し」と「やり直し」は言葉だけで聞くとややこしいので、実際にブラシツールなど使って操作しながら覚えてください。

まとめ

この記事のまとめ

  • 「ヒストリーパネル」は、Photoshop上での作業を画像として一時的に記録する。
  • 一時的な作業記録のため、ファイルを閉じる、もしくはPhotoshopを終了すると、ヒストリーの記録はすべて削除される。
  • 1段階だけの「取り消し」「やり直し」のショートカットは、Macの場合は⌘(command) + Zキー、Windowsの場合はCtrl+ Zキー
  • 1段階ずつ複数段階の「取り消し」(1段階戻る)のショートカットは、Macの場合はoption + ⌘(command) + Zキー、Windowsの場合はAlt + Ctrl+ Zキー
  • 1段階ずつ複数段階の「やり直し」(1段階進む)のショートカットは、Macの場合はshift + ⌘(command) + Zキー、Windowsの場合はShift + Ctrl+ Zキー