今回はPhotoshop初心者向けに「段落パネル」を使用して、
文字揃え・インデント・禁則処理を設定する方法を解説してまいります。
初めて「文字ツール」に触れる方は、下記記事で「文字ツール」と「文字パネル」の基本操作を説明しているので、ご参考ください。
- Photoshopの文字ツールを使用して、文字の入力・移動・修正する
- Photoshopのポイントテキストと段落テキストを使い分け
- Photoshopの文字パネルの使い方 – フォント・色・文字間・行間を設定する
「段落パネル」は、そのままの文字どおり、段落についての詳細な設定をすることができます。
具体的には、文字を左端、中央、右端に揃えたり、テキストボックスの両端に揃えるなどテキストの整列を行うことができ、
さらに、インデントの設定や禁則処理などを設定することができます。
ではさっそく、「段落パネル」を触れてみましょう。
段落パネルで文字揃えを設定してみよう
まずは、パネルグループにある「段落パネル」を確認してください。
表示されていない方は、メニューバーの[ウィンドウ] → [段落]をクリックしてください。

「段落パネル」には、文字を揃えるための機能が備わっています。
段落パネル上部に注目してください。

7つほどボタンがありますが、
特に「左揃え」「中央揃え」「右揃え」をよく使います。
実際にテキストを入力して、操作してみます。
文字の左揃え、中央揃え、右揃え
ポイントテキストで構わないので、適当に3行のテキストを入力してください。

初期の設定では、「左揃え」になっています。
2行目を選択して、「中央揃え」ボタンをクリックしてみましょう。

3行目も選択して、今度は「右揃え」ボタンをクリックしてください。

下図のように、上から「左揃え」「中央揃え」「右揃え」と揃えることができました。

これからWebデザインを始めたい方は、
ここまで紹介した「左揃え」「中央揃え」「右揃え」の最低限3つ覚えておきましょう。
段落パネルでインデントを設定してみよう
「インデント(字下げ)」は、段落の先頭や末尾、段落の上下に余白(スペース)をあけることです。
Webデザインをするうえで、一つだけ覚えておくと便利な機能をご紹介しておきます。
段落の1番最初の文字をインデントする
インデントするテキストレイヤーを選択してください。
レイヤーを選択している状態で、「段落パネル」の「一行目左/上インデント」をクリックしてください。


行頭文字の位置が指定した分だけ右にずらすことができました。
長文を扱う際は、覚えておくと便利な機能です。
まとめ
この記事のまとめ
- 段落パネルで一番よく使うのは、「左揃え」「中央揃え」「右揃え」の機能。
- 「インデント(字下げ)」は、段落の先頭や末尾、段落の上下に余白(スペース)をあけること。