「営業の仕事してるけど、ノルマのため、数字を達成するためとかもう疲れたな…」
「ずっと休んでないな…転職したいけど営業以外でいい仕事あるのかな…」
など、営業さんの悩みに答えていこうかなと思います。
いま仕事がつらい営業さんは、転職するなら「エンジニア」を目指すといいですよ。
今回は、
「営業さんはエンジニアを目指すべき理由」
「どんなタイプの営業さんがエンジニアに向いているか」
についてお話します。
わたし自身、Web系のスクール講師をしていたのですが、
営業からエンジニアに転職したいという方がけっこういました。
非効率かつ激務になりがちな営業からエンジニアに転職することで、自由な働き方もできますし、効率的な生き方ができますからね。
わたしの仕事仲間にも何人か元営業マンがいますが、
エンジニアになってよかったって声が多かったです。
今回は、そういったわたしの過去の経験もベースに解説してまいります。
※「営業が大好き。今の仕事が幸せ」という方には有益な情報にならないです。
効率的に成果を出せて、かつ自分の判断で働ける環境に移りたい営業マン向けの記事です。
仕事を辞めたい営業マンはエンジニアに転職するといい

「仕事がつらい、数字やノルマに追われる毎日がきつい」と感じている営業マンは、
「Webエンジニア」を目指すといいです。
エンジニアになるメリットを挙げると、
- エンジニアは人材不足なので未経験でもなりやすい
- 年収が高くなりやすい
- 自分のスキルを商品化して売れる
- 自由な働き方ができて、楽しい
上記のようなメリットがあります。
一つずつ解説します。
エンジニアは人材不足なので未経験でもなりやすい
エンジニアは、2030年には「約60〜80万人(下記外部リンク参考)」も不足するのではないかというデータがあります。
データから分かるように、今後もIT人材は必要とされてるので、今なら営業から未経験でもジョブチェンジはしやすいですね。
年収が高くなりやすい
平均年収だと、
- 20代:300万前後
- 30代:400万〜450万
- 40代:600万前後
くらいですね。
ただ、あくまで平均値なのであまり参考にならないと思います。これ以上稼ぐエンジニアもたくさんいますし。
エンジニアが年収をアップさせるなら、副業をすべきです。
スキルがあるエンジニアは、副業が許されている会社に転職して、副業でも稼いでいますからね。
自分のスキルを商品にできるのは、この職業のメリットです。
例えば、縦長のランディングページ(1ページのみ)のコーディング案件であれば、「5万〜10万」くらいです。
月に4件くらい受注したら、月20万〜40万くらいアップします。
独立してフリーランスになれば、月100万円稼ぐクラスのエンジニアもごろごろいるので、自分のスキル・能力次第で稼げる職種ですね。
自分のスキルを商品化して売れる
異業種からエンジニアを目指す動機としてよくあるのが、「手に職をつけたい」という理由です。
プログラミングできるようになると、一生ご飯を食べていけます。
入社した会社が潰れたとしても、自分のプログラミングスキルは失うことはないので、
自分でビジネスを始めることもできますし、ほかの企業に転職もできます。
自分のスキル次第で「単価」も決まるので、自分で価格設定もできますし、
単価交渉もしやすいのがエンジニアの良さですね。
スキルだけでなく、自分でプロダクトも作れます。
例えば、
- プログラミング学習サイト or 有料教材を作って売る
- オリジナルのWebサービスやアプリを作ってリリースする
- WordPress用のテーマを作って販売する
- プログラミングの情報をブログで発信する
など自分でオリジナルの商品が作れてしまうのが、最大の魅力かもしれません。
エンジニアからマーケターにジョブチェンジした仕事仲間も、Webサービスのマーケティングに関わっていると、「久々に創作意欲湧いてきた。なんか作りたいなー」と話すことがあるくらい楽しいと思います。
プログラミングスキルがあると、自分のプロダクトを作ることができるのは面白いですね。
自由な働き方ができて、仕事も楽しい
エンジニアはパソコンとネット環境さえあれば、どこでもできてしまう仕事です。
リモートワークができる企業に入るか、独立してフリーランスになれば、通勤もなくなります。
通勤がなくなると、
- 家族と過ごす時間が増える
- 好きな場所に住める
- 自分の時間が増える
などのメリットもあります。
自由な働き方だけではなく、仕事が楽しいと言う人も多いと思います。
プログラミングは「創作」のような感覚なので、純粋に楽しいと感じる人が多いと思います。
スクールの講師時代も、営業をやめてエンジニアを目指す人は、「プログラミングが楽しすぎる」と話す人も多かったですね。
自分でプログラミングして作ったプロダクトが世の中にリリースされたときは、本当に嬉しいですよ。
見てくれている、使ってくれているユーザーが、増えれば増えるほど、達成感も大きくなると思います。
効率的かつ自由に働きたいという営業マンは向いている

わたしのまわりにも、営業マンからエンジニアに転職したという方が多いのですが、
話を聞くとなかなかハードな仕事だなといつも思います。
例えば、
- スーツで外回り
- 1日100件くらいテレアポ
- 飛び込み営業
- ムダな飲み会
- 勤務時間がとにかく長い
- 休日が少ない
- チラシのポスティング
- 数字、ノルマへのプレッシャー
など、上記のどれかには必ず当てはまると思うんですよね。
たしかに、トップセールスマンなら700万〜1000万くらいは稼ぐかもしれないです。
歩合ならそれ以上に稼ぐ人もいるはずですし。
ただ真実をお話すると、エンジニアは副業もしやすいので、それ以上に稼げる可能性があります。
通勤をなくして家とかで仕事もできてしまうほど自由な働き方をしているエンジニアも多いですし。
幸福度についても考えてみます。
【年収1000万を稼ぐ営業マン】
- 毎日会社に出社
- 1日の労働時間は10時間以上
- 休みもほとんどなし
- 飲み会多め
- 副業NG
【本業年収700万を稼ぐエンジニア】
- 毎日リモートワークOK
- 1日の労働時間は8時間以内
- 休み、昼寝、運動の時間も好きなときに取れる
- 家族、大切な人との時間もきっちりとれる
- 副業もしてOK
上記の場合、本業での年収が300万円くらい差はありますが、前者と後者どちらが幸せだと感じますか?
もちろん人によっては前者のような働き方、営業の仕事がとにかく好きという人もいるかもしれませんが、
後者のほうが副業もできるので、精神的にも経済的にも安定すると、わたしは思います。
副業でやっている事業を徐々に成長させていけば、おそらく年収1000万も超えることは可能です。
パソコンとネット環境さえあれば仕事できるので、柔軟な働き方ができるということが、エンジニアの恵まれているところでもありますからね。
まとめ
今仕事がつらい営業さんは、エンジニアを目指すといいです。
わたしのまわりの営業出身エンジニアも、幸福度は桁違いと話していましたね。
「ノルマや数字」に追われてストレス抱えるくらいなら、自分でプログラミングスキル磨いて、副業も始めたほうが精神も安定します。
日々の業務に追われて、なかなか独学する時間が作れない方は、
会社をやめてプログラミングスクールに3ヶ月ほど通って、転職サポートを受けたほうがスムーズですよ。
ただし、会社を辞める前に、半年から1年生活できるくらいの貯金はしておいたほうがいいです。
プログラミングスクールであれば、現役のフリーエンジニアもいますし、同じように営業からエンジニアを目指している社会人もいるので、
モチベーションは保てると思います。
まずは、「行動に移す」ということから始めてみてください。