どうも皆さま。こんにちは。こんばんは。
渋沢です。
「自分でやらなきゃ」
「自分の能力不足」
と思っている方は、精神が病んでしまう可能性があります。
今回は、20代の社会人向け、特に責任感が強いと自覚を持つ方、責任感の強いタイプの友人を持つ方向けに、
- 「自分でやらなきゃ」「自分が悪い」という思考だと、成果は出ない
上記のテーマでお話します。
わたし自身、元サラリーマンで、今は現役フリーランスです。
これまで仕事してきて、自分ひとりで抱え込んで病んでしまった社会人を何人か見てきました。
自分で抱え込みすぎてもシンドくなるだけなので、今回は病んでしまう人が増えないように、記事を執筆してまいります。
目次
「自分でやらなきゃ」「自分が悪い」という思考だと、成果は出ない

- 自分でやらなきゃ
- 自分が悪い
- 任されてるからには自分で
こういった責任感の強いタイプは、わりと厄介です…
「他人のせいにしたり、他人任せにすることは良くない」とよく聞きます。
たしかに他人のせいにしているばかりは良くないです。
だからといって、すべて「自分が」「自分で」となってしまうと、ほんとは出せるはずの成果が出せなくなってしまいます。
「自分が悪い」「自分でやる」と抱え込みすぎる
↓
すべてをひとりで抱え込みすぎて、成果が出ない
↓
精神が病む
上記のような悪循環が生まれてしまうんですよね。
特に、責任感の強い優秀な人ほど、病んでしまいやすいと思います。
なぜなら、「自分のせいだ」「自己責任だ」と思い込みすぎてしまうからです。
具体的には、
自責思考で、仕事にマジメに取り組む
↓
成果が出ない…
↓
「自分のスキル不足だ」と思い込む
という感じですね。
一見、謙虚に見えますが、「自分のせい」、「自分でやらなきゃいけない」という責任感のせいで、余計に成果が出なくなる最悪なパターンに陥ります。
成果が出なくて、ひとりで抱え込んでしまい、精神崩壊をする危険性もあります。
プライド高すぎる高学歴が、抱え込んで自滅した話
以前、ある企業に常駐したときに、有名大卒のWebディレクターと仕事したことがあるのですが、とにかくプライドが高かったんですよね。
「勉強をマジメにやってきたんだろうな」という方で、仕事はマジメにこなし、ときには1日2日と徹夜もするくらいタフな性格でした。
「大規模のプロジェクト経験もあるので、どんどん仕事振ってもらって構わない」が口癖で、いつも複数の仕事を抱えすぎて、よく炎上させてました。
抱えているプロジェクトをひとつひとつどういう状況か聞いても、「問題ない」「私が任されたことなので、自分で解決します」の一点張りで、、、
自分で抱え込みすぎて、クレームの連発ばかりになってしまったんですよね。
挙句の果てには「クライアントの言っていることが違う」と他人のせいにして、あまりにもまわりに迷惑がかかっているのも気づかないので、よく経営陣やクライアントとぶつかってました…
最終的に精神が病んでしまって、会社から去ってしまいましたが。。
どんな人にも長所はあります。
しかし、長所があったとしても、どんどん仕事を抱え込んで、勝手に自滅されてしまっては、なにもフォローできないです。
こうならないように、ときには他人に頼りましょう。
あなたの能力のせいではなく、原因は別にあるかも

仕事でなかなか成果が出ないのは、あなたの能力のせいではない可能性もあります。
時流に乗っていない
→そもそも時流に乗っていないなら、需要も少ないでしょう。
人材が足りていない
→そもそも人材が足りていないなら、ひとりの能力に頼っても、たかが知れてますよね。
自分に合っていない
→今の業務が自分に合っていないだけかもしれません。本来はもっと合う仕事があるはずです。
上記のとおりでして、これに当てはまるならどんなに頑張っても大きな成果は出しづらいです。
原因が別にないか、冷静に判断しましょう。
断るか、環境を変えるべき
「時流に乗っていない」「人材が足りていない」「自分に合っていない」といった仕事だと、成果もなかなか出せないです。
任された仕事を一生懸命頑張ってもいいですが、「無理すぎる」「限界」と感じたら、断ったほうがいいです。
断れないなら、
- 時流に合っている
- 人材も揃っている
- 自分にも合っている
上記のような環境のほうが成果は出しやすいので、環境を変えましょう。
弱みをさらけ出したほうが、ラク。

断言しますが、
自分の弱み・弱さ、苦手なことなどをさらけ出したほうが、他人に頼りやすいです。
わたしの場合、ほかの記事でも書いてますが、「営業」「電話対応」「人前で話す」などは苦手です。
誰でもこういった「苦手なこと」や「弱み」があるはずなので、認識しておいたほうがいいですよ。
しっかり認識できている人は、他人にも頼れるようになります。
他人に頼ることができれば、ひとりで抱え込んで、精神崩壊してしまうという最悪なパターンに陥らず済みます。
自分でなんでもやろうとして、精神が病んでしまっては、再起に時間がかかります。
精神が病んでしまう前に、自分で弱みを把握しておき、「この仕事は〇〇さんが得意だから、任せよう」「これは〇〇さんに相談しよう」という感じで、頼めるようになったほうがいいです。
孤独になることが多いという方や、フリーランスの方は、
- 友人にさらけ出す
- フリーランス仲間にさらけ出す
- SNSなどでコミュニティを作っておく
という感じで、お互いが支え合い、協力し合える関係性を築いておくといいです。
自分が苦手なことは、他人に任せても良い
わたしの場合、一気に仕事の依頼をいただいたときは、まわりのフリーランス仲間に協力してもらうこともよくあります。
なぜなら、仕事をあまり抱え込みすぎると、クライアントにも迷惑がかかりますし、売上が伸びなくなってしまうからです。
- 営業が苦手なら、営業マンを募集する
- コーディングが苦手なら、エンジニアを募集する
- デザインが苦手なら、デザイナーを募集する
といった感じで、自分の苦手な部分をサポートしてくれるパートナーに任せたほうが、大きな成果を出せますよ。
「なんでも自力でやれる」「自力でこれまでやってきた」「全部自己責任」と言う人も、これまで気づいてないだけで、実はまわりに助けられているわけですからね。
ひとりで抱え込まずに、他人に任せてみてください。
まとめ:責任を感じて無理するのではなく、無理せず続けられる方法を考えて実行する

冒頭でも話しましたが、
- 自分でやらなきゃ
- 自分が悪い
- 任されてるからには自分で
といった責任感の強すぎる方は、無理しすぎですね。
ひとりの能力だけに頼ると、どうしても限界があります。
他人のせいにしすぎるのもよくないですが、自分の責任にしすぎて、無理して働かないようにしてください。
精神が崩壊したら、復帰に時間がかかります。。
責任を感じて、ひとりで無理するのではなく、
ときには他人に頼りつつ、無理せず続けましょう。
なにか自分なりに立てた目標を達成するために、ときには孤独も必要ですが、バランスも重要です。
「最近笑ってないな」
「最近しゃべってないな」
「最近イライラしすぎだな」
「最近働きすぎかな」
「最近読書する時間、自分の時間がないな」
と感じたら、いったん休むか、他人に頼ったほうがいいです。
自分に合う方法、無理せず続けられる方法を考えて、実行したほうが成果は出やすいです。
なので、精神が崩壊しきる前に、いったん休んで、無理せず続けられる方法をゆっくり考えましょう。