「大学生だけど最近アルバイトばかりしてるな…」
「暇だし、社会経験だし、アルバイトでも始めてみようかな…」
「就活のことも考えたいけど、どうしようかな…」
など大学生の中にも、こういう悩みを持った方たくさんいると思います。
今回は、アルバイトが忙しすぎるという学生向けに、
「大学生はバイトを週4週5でするのをやめて、自分の時間を作ったほうがいい」
というテーマを深堀りしつつ、お話します。
わたし自身、学生時代は「将来的にフリーランスになろう」と思い、ITスタートアップ企業で週1,2でアルバイトしてました。
ITスタートアップ企業では、フリーランスの方や、副業で稼ぐエンジニアもたくさんいたので、得るものがかなり多かったです。
その経験もあって、今ではフリーランスとして生計を立てて、自由に生活しています。
本記事では、過去の経験から「大学生のアルバイト」について深堀りするので、学生さんは休み時間にでも読んでいただければと思います。
5分以内で読める内容となってます。
大学生はバイトを週5でやらなくていい。空いた時間を自分の将来のために有効活用すべき

大学生は、バイトを週4や週5でやらなくていいです。
週1か2くらいにして、空き時間で「将来的に自分にとってプラスになる」ことをしたほうがいいです。
具体的には下記です。
空いた時間ですること
- とにかくスキルを磨く
- 自分のなりたい職業の人と会う(独立したい学生はフリーランスと会う)
- 読書して、知見を増やす
- 卒業後の進路、将来を考える
ひとつずつ解説します。
とにかくスキルを磨く
大学の課題や、アルバイトに時間を取られがちですが、自分のスキルを磨いていくことも大切です。
具体的にどんなスキルを磨けばいいか。
主に「3つ」ですね。
- 将来やりたい仕事に就くためのスキルを磨く
- やりたいことがない人はITスキルを磨く
- 余裕があれば、英語も学習する
やりたいことがある人は、当然その仕事に就くためのスキルを磨くべきです。
例えば、建築家が夢なら、自分で理想の家を設計してみるなど実務に役立つスキルを磨くといいですね。
やりたいことがない人は、
「ITスキル」+「英語スキル」
を磨きましょう。
英語は余裕があればでいいですが、現代社会なら「ITスキル」は必須かなと。
上記のスキルをどちらも持っている学生は、企業同士の争奪戦になると思いますよ。
自分のなりたい職業の人と会う
将来目指している職種があるなら、その業界で実際に働いている人の話を聞くといいです。
大学だけに依存すると、ほとんど大人と接しないんですよね。
接するとしたら、
- アルバイト先
- 大学職員
- 就活時期に説明会のために来る企業の社員
これくらいですかね。上記のような大人としか会わないと、本当に視野が狭くなります。
視野を広げるためにも、実際に大学の外へ飛び出す必要があるかなと、わたしは思います。
わたしが学生の頃は、「将来的にWeb系フリーランスになって、自分の判断で自由に仕事がしたい」という目標がありました。
そのために、
- 学校の授業終わりに、Web系スクールでデザインとプログラミングを学び、他大学の人とも知り合う
- スクールの講師におすすめされたWeb系のイベントに出席して、プロの人たちの話を聞く
- IT系スタートアップ企業で、フリーランスや、副業で稼ぐ社員と出会う
という感じの行動を起こしました。
大学やアルバイトにしか属していない学生は、視野が狭くなりがちなので、飛び出してみるといいですよ。
読書して、知見を増やす
普段から読書はしておくべきです。
自分の理想としてる人がおすすめしてるなら、すぐその本を買って読む
自分が興味のある本を見つけたなら、すぐその本を買って読む
上記も行動のひとつです。
本を読んで知識を増やすことで、大学以外で出会った大人と話したときも、怖がらずに話せるようになります。
知識が増えて、対等に話せるくらいまでになったら、「ウチで働いてみない?」というオファーも来るかもしれませんからね。
1500円〜2000円くらいで新しい知識が増えるなら、安い買い物だと思うので、日頃から読むクセをつけましょう。
卒業後の進路、将来を考える
「やりたいことや好きなことを仕事にしたい」という願望は誰にでもあると思います。
しかし、社会人になっても「やりたいことや好きなことを仕事にできない」「そもそも見つからない」という人がほとんどなんですよね。
探そうと思ってもそう簡単に見つかるものでもないですし、好きなことをやっても必ず稼げるというわけではないので、悩みを抱えながら仕事をしている人も多いと思います。
学生は社会人より経験がない分、人生設計を考えつつ、やりたいことを探すのは、けっこう難しいかなと。
何十年先の未来を考えることは難しいかもしれませんが、数年先の将来を考えつつ、今行動に移すことは大切です。
なんとなく家から近いコンビニや飲食店で、週4日、週5日もアルバイトしてたら、当然将来のことなんて考える時間がありません。
将来のことを考えるためにも、アルバイトで時間を使いすぎるのは良くない行動だと、わたしは断言します。
まずはアルバイトを減らして、卒業後の進路、将来を考えて、行動に移しましょう。
大学生は、「暇すぎてアルバイトする」をやめよう

大学に入ると、
- アルバイトに明け暮れる
- 実験とレポートに追われる
- サークル活動を楽しみまくる
- 気づいたら就活で忙しい
こういうことに日々追われ、忙しいという人が多いと思います。
4年間なんて本当にあっという間なので、忙しすぎたら将来のことも何も考えられないですね。
ただでさえ、授業や課題で忙しい大学生が、アルバイトを週5でしてしまえば、当然なにもできないです。
「暇だし、社会経験にもなりそうだし、アルバイトでもしようかな」という思考は一番キケンですよ。
なんとなくでアルバイトを始めた場合の例を出します。
- ファストフード店で週4,5(授業以外で月80時間くらい)でバイト
→「1日4時間 ✕ 20日 = 月80時間」だとした場合 - バイトの疲れで昼まで寝すぎて、授業に出ない
- 課題(実験のレポートなど)にも時間をとられる
- 休みの日は彼女または彼氏と遊びに行く
- 休みの日は友達と遊ぶ
- サークルにも行く
上記のような毎日を送り、なにもできないまま、いつのまにか就活時期を迎えてしまうというパターンになってしまいます…
将来を考える時間がほとんどないまま就活を始めた場合、
- とりあえず大手行けば安心
- 公務員なら親は安心する
- なんとなく説明会にたくさん行く
という感じで、選択肢が少ないままの状態になります。
これでは、自分の将来を無視して、適当に就活しているようなものです。
そうならないためにも、「暇だからアルバイトしよう」「とりあえずどこでもいいから就活しよう」「親が安心するから」という思考はやめるべきですよ。
将来のために「考える時間をつくる」ためには、休学や浪人もアリ

週4,5でアルバイトをやめて、空いた時間は考える時間や行動する時間にするということからまず始めましょう。
わたしの場合、IT系スタートアップ企業でアルバイトしていましたが、週1か週2限定でした。
ほかの時間で、
- さらにスキルを磨く
- 読書
- やりたいこと、やりたくないことリストをつくる
- 卒業後を少し考えつつ、なにをするか考える
- 海外へ旅に行く
この「5つ」をやりたかったので、アルバイトを減らしました。
全部わたしのマネする必要はないですが、上記をやって今フリーランスとして自由に生活できるまでになりました。
もし考える時間がないまま、就活時期になってしまい、どうしていいかわからないという学生は、
- 1年休学する。半年ほど留学して、あとの半年は将来について考えつつ、就活
- 休学ではなく、卒業後に1年ほど就職浪人して必死にスキル磨く
という選択肢もアリかなとわたしは思います。
20代なら、なんでもチャレンジできる歳ですし、就職できる企業もたくさんあります。
だから怖がる必要ないです。
自分が思うように生きるのが、将来幸せになることにつながるとわたしは考えてます。
留年しても大手企業に内定する人もいる(ちなみにわたしの友人)わけなので、若いうちはどんどんチャレンジしていきましょう。
まとめ
大学生は、週4,5でアルバイトしなくていいです。週1,2で十分ですよ。
生活のために家の近くでアルバイトするしかないという方は、下記記事も参考ください。
アルバイトを減らして、空いた時間で、
- とにかくスキルを磨く
- 自分のなりたい職業の人と会う(独立したい学生はフリーランスと会う)
- 読書して、知見を増やす
- 卒業後の進路、将来を考える
上記のことをしましょう。
「暇すぎるからアルバイトする」という人は、「どこでもいいから企業に入る」という思考になりがちです。
就活は「縁」と言いますが、「稼げなくて、ただ忙しい。やりたくもない」という企業にご縁で入れても幸せになれないと、わたしは思います。
忙しい状態を作らずに、まずは「自分で考える時間」、「自分と向き合う時間」を作って、行動に移せるように準備したほうがいいです。
やりたい仕事がなければ、
現代社会で働くために必須な「ITスキル」を磨く
と決めるのも、行動の一歩になりますよ。
考える時間がないまま、就活時期になってしまい、どうしていいかわからないという学生は、
- 1年休学する。半年ほど留学して、あとの半年は将来について考えつつ、就活
- 休学ではなく、卒業後に1年ほど就職浪人して必死にスキル磨く
という選択肢もアリです。
20代はいつでもやり直しがきくので、自分で考えて、チャレンジしていきましょう。