「アルバイトしたいけど、稼げるアルバイトないかな…」
「プログラミングに興味があるけど、大学生でもアルバイトできるのかな?」
「大学生ですが、エンジニアのアルバイトするにはどれくらいスキルが必要ですか?」
上記の質問に答えてまいります。
本記事では、プログラミングのアルバイトをしたいと考えている大学生や専門学校生向けに、
「学生がITスタートアップのアルバイトで得られること」
「学生でも働けるエンジニア求人の探し方」
「アルバイト採用されるために必要なスキル」
について、大学時代にIT企業でアルバイトしたことがある現役フリーランスが解説してまいります。
わたし自身、Web系スクールで講師をしていた時期があるのですが、学生さんも多かったので「プログラミングバイト」についてよく聞かれました。
大学在学時(20歳くらい)の頃からWebデザインとプログラミングを学びながら、アルバイトとして「ITスタートアップ企業」に入って実務をこなしていた経験もあるので、過去の経験をベースに、上記のような悩みにさっそく答えていこうかなと思います。
ITスタートアップでのアルバイトは大学生にもってこいな理由

ITスタートアップは、起業したばかりの頃のサイバーエージェント、メルカリといったIT企業のことですね。
今では急成長して、メガベンチャー、大手と言ってもいい規模感の企業になりましたが。
大学生がITスタートアップ企業でアルバイトすると、様々な恩恵を受けることができます。
- 稼ぐスキルが身につく
- 就活にとにかく有利
- 自分のプロダクトや実績も増える
上記3つですね。
学生アルバイトならだいたい「時給1200円〜2000円」くらいですかね。
メガベンチャーだとインターンでも倍くらいもらえると思います。
職場の優秀なエンジニアと一緒に働くことで、個人で稼ぐためのスキルを身につけることができ、視野も広がります。
実務もこなせるので実績にもなりますし、自分がプライベートでつくっているプロダクトにアドバイスしてくれるエンジニアもいるかもしれないので、勉強になりますよ。
スタートアップならフリーランスエンジニアもいることが多いので、個人で稼ぐためのヒントも得やすいですね。
実際わたしが学生時代、お世話になった企業は、副業をしているエンジニアもたくさんいたので、こんなに自由な働き方していいんだと驚きました。
ITスタートアップ企業でのアルバイトの経験は、就活時にも評価されやすいです。
わたしも就活のときに、ITスタートアップ企業でアルバイトをしていたと話すと、けっこう深く聞かれました。
メリットばかりなので、「学生でもアルバイトできるかな」と不安にならず、早く行動したほうが良いですよ。
(後ほどアルバイトの探し方と必要なスキルを解説します。)
最近の大学生を見ていて、格差がますます広がるなと思った件
最近の大学生を見ていて、格差がますます広がるなと思ったきっかけが2つあります。
1つ目が、「大学生が詐欺事件に関与しているニュースが増えたこと」です。
「大学生 詐欺 受け子」とネットで検索するとニュースもたくさん出てきますが、
高齢者を騙して儲けている人間がいると思うと、本当に腹が立つし、まだ若いのにもったいないなと。
正直「ITスタートアップでアルバイトしたほうが、将来的に稼げるのに。」といつも思ってしまいます。
視野が狭すぎた結果ですね。
もちろん詐欺をする学生のほうが少数なので、直接的に格差が広がるということはないと思いますが、視野が狭い学生は多いなと感じてます。
そして、もう1つ。
講師時代のときに一番感じたのが、「年々プログラミングを学びたい若者が増えていること」です。
同じ年代でも「視野の広さ」が違うと、下記のようなことになってしまうんですよね。
- IT企業に入って優秀なエンジニアを目指して猛烈にプログラミングしている学生
→将来的に「富裕層、準富裕層」になれるかも - 家の近所のコンビニ、飲食店、スーパーのレジ打ちなど週5でアルバイトする学生
→将来的に「中間層」くらいになる人がほとんど - 詐欺の受け子をして捕まり、前科ありになる
→「貧困層」よりも下
こんな感じで、格差はどんどん広がってしまうなと。
それは「学歴」「育ち」の問題という人もいますが、高卒や専門卒でも稼ぐエンジニアはわたしのまわりにいます。
どの層に入るかは、本人の「選択」次第なわけです。
学生がエンジニアアルバイトとして採用してもらうには

格差の問題の話をして少しそれましたが、本題でもある「学生でも雇ってくれる企業の探し方」と「必要なスキル」について解説します。
学生でも雇ってくれる企業の探し方
まずは、「求人の探し方」です。
上記のように探せば、OKです。
「未経験可」で未経験を育てようとする企業に、そこそこスキルがある若者が面接に行けば、「おっ!いいね!」となります。
スタートアップの場合、「〇〇 ✕ IT」という組み合わせの企業が多いです。
(〇〇は分野、業界が入ります)
例えば、「料理 ✕ IT」「スポーツ ✕ IT」「金融 ✕ IT」といった事業を立ち上げる企業が存在するので、自分の興味のある事業をしている企業に応募するのが良いと思います。
採用されるために「必要なスキル」
スキル面は、下記ご参考ください。
- HTML、CSS、jQuery、PHP基礎(Rubyでもよい)くらいは身につけておく
- 身についているかどうかは自分のプロダクトがあるかどうかで判断される
まず実務をこなすためには、前提知識が必要です。
PHPやRubyが必要かどうかは応募する企業によりますが、スタートアップ企業だと、どちらか必要になると思います。
フロントエンドエンジニアとして採用してもらえそうなら、HTML、CSS、JavaScript基礎、jQueryは学習しておきましょう。
とはいえ、企業側もアルバイト代を払うので、スキルがあるかどうかを見極めないといけません。
そこで必要なのが、「マイプロダクト」ですね。
自分のプロダクトがあるかどうかは、スキルを判断するうえで、かなり重要な判断項目です。
面接でよくあるやり取り
学生側
「エンジニアとしてアルバイトしたいです。やる気はあります!」
企業側
「どんなスキルを磨いたんですか?」
学生側
「HTML、CSS、JavaScript基礎、jQuery、Rubyです!Progateでたくさん学習しました!」
企業側
「なるほど。学習した後はなにか自分で作ってみましたか?」
学生側
「いえ、まだ作ったことはありませんが、基礎は身についたので、これからがんばります!」
企業側
「うんうん、なるほど。(自分で作ったことはないのか…)」
といった感じで、企業側としては「自分でプロダクトを作った経験がない」と言われてしまえば、スキルが身についているのか判断しづらいですね。
判断してもらうためにも、
必ず「面接時に見れるもの、評価してもらえるもの」を見せられるように準備しておく必要があります。
難しいものをつくる必要はないですし、いきなり学生にそんなレベルは企業も求めていません。
例えば、
IT系スタートアップに面接に行くためにRubyを学んだ
↓
書籍のコードをマネしつつ、オリジナルの掲示板を作った
Web系受託企業に面接に行くためにPHPを学んだ
↓
書籍のコードをマネしつつ、オリジナルのWebサイトを作ってみた
とかでいいです。
公開して見せられるなら何でもいいわけです。
ほとんどの人がやらないので、作っただけでも上位に入れますよ。
自分で作った経験があれば、「やる気あります!」「がんばります!」に説得力が増すので、作ってみてください。
いきなりつくるのは難しいかもしれないので、「プログラミングスクール」で学ぶのもアリです。
オススメのスクール
オススメのスクールは、下記です。
- オンラインで効率よく、かつ実践的に学ぶなら、「TechAcademy
」
- 教室に通いつつ、横のつながりをつくるなら、「TECH::CAMP
」
TechAcademyだと、オリジナルアプリやサイトが作れて、しかもアドバイスまでもらえるので、手っ取り早いですね。
オンラインで学習するので、家でも学習できます。
遠回りして挫折するくらいなら、ちょっと値段は高いですが、プログラミングスクールでオリジナルアプリをつくるのがラクです。
スクール費用は、就職すればたったの「1ヶ月」で回収できるので、チャレンジしてみてください。
※無料で学びたい方は、下記がおすすめです。
TechAcademyは1週間の無料体験があります。カリキュラムですが、Webアプリケーションの基礎を学べます。
無料なので、まずはプログラミングを試しに経験してみるのが一番良いかなと思います。
まとめ
大学生がプログラミングアルバイトをすると、
- 稼ぐスキルが身につく
- 就活にとにかく有利
- 自分のプロダクトや実績も増える
上記のような恩恵があります。
エンジニアは、将来的に稼げて、しかもリモートで仕事できる職業なので、
- 会社員として本業しつつ、副業で稼ぐスタイル
- フリーランスとして独立して、自分の時間を増やしつつ、自由に働くスタイル
- 海外を旅して、拠点を移しつつ、リモートワークで働くスタイル
- 移住して海外の企業(日本法人含め)で働くスタイル
- リゾートワーカー(リゾート地でのんびり働く)スタイル
- 夫婦でフリーランスして、子供との時間を大切にするスタイル
など、自分にあった生活スタイルで働ける点がいいですね。
最後に、学生がエンジニアアルバイトとして採用してもらうまでの流れをまとめておわりにします。
必要なスキル
- HTML、CSS、jQuery、PHP基礎(Rubyでもよい)くらいは身につけておく
- 身についているかどうかは自分のプロダクトがあるかどうかで判断される
必要なスキルを身につけながら、企業も探していきましょう。
というわけで、今回は以上です。
基礎を学んだら、自分でなにか作って、応募してみてください。
プログラミングスクールでオリジナルアプリをつくって、アルバイトを始めるためのリンクもまとめておきます。
ポイント
- オンラインで効率よく、かつ実践的に学ぶなら、「TechAcademy
」がオススメ。
- 教室に通いつつ、横のつながりをつくるなら、「TECH::CAMP
」がオススメ。
- スタートアップの話を聞きたい、アポを取りたいなら、「Wantedly」で探しましょう。
- Web系企業でアルバイトしたいなら、「Find Job!」で探しましょう。
今日から行動していきましょう。