どうも皆さま。こんにちは。こんばんは。
渋沢です。
「エンジニア(またはデザイナー)を目指したいけど、フリーランスってどうなの?」
「Web系企業で働きはじめて2年くらい経つけど、独立も興味ある…」
「フリーランスに興味はあるけど、不安もある…」
といった悩みにお答えします。
今回は、これからWeb系の仕事に就きたい方や、すでにWeb系企業で働いている新米の方向けに、
- Web系の仕事をするなら、独立を目指したほうがいい3つの理由
- よく聞かれるデメリット
- 独立する不安をなくす方法
について解説します。
ちなみにこの記事を書いているわたしは、現役Web系フリーランスです。
会社員1年目の頃から副業を始め、2年目には副業収入が、会社の給料をはるかに超えたので、独立しました。
今はわりと自由に生活してます。
過去の経験、現在していることをベースに解説しますので、
記事を読んだあとは「独立に対する不安も減る」と思います。
3分で読める内容なので、参考にどうぞ。
これからWeb系を目指す人は、独立を目指すべき

これからWeb系を目指す方は、数年後の独立を目指して行動すべきです。
なぜフリーランスを目指したほうがいいのか。
理由は挙げたらきりがないので、3つに絞ります。
- 会社員より効率良く稼げる。しかも段違い
- 仕事も時間も場所もすべて自分で決められる
- 圧倒的に幸福度が高くなる
という感じ。
ひとつずつ解説します。
会社員より効率良く稼げる。しかも段違い
正社員時代の給料の2倍はすぐに稼げると思います。
わたし自身、独立後はすぐ会社員時代の給料の3倍くらいになりましたね。
会社員と違い、1つの会社に縛られずに済むので、複数の案件を掛け持ちできますし。
会社員時代は時給換算すると1,200円くらいでしたが、今は時給5,000円下回ることはなくなりました。
レバテックというフリーランスがよく使うエージェントがあるのですが、登録しているフリーランスの年収も全国平均で862万円(2018年7月時点)です。
下記レポートによると、フリーランスエンジニアの約4割が60万円以上の単価で契約を結んでいるので、20代なら会社員時代の月収の3倍くらい稼げる可能性もあります。
フリーランスエンジニアの4割は1ヶ月60万円の単価で業務委託契約を結ぶ
デザイナーも仮にWebサイト制作を受注する場合、「案件1件にたいして20万円」とすると、月に3件こなすだけで60万円ですね。
会社員時代だと、50万円〜100万円くらいのWebサイトをどれだけこなしても、月収はほぼ変わらないですよね…
単価をアップしつつ、仕事をやればやるほど稼げるので、モチベーションも爆上げします。
仕事も時間も場所もすべて自分で決められる
フリーランスなら当たり前ですが、時間も場所もすべて自分で決められます。
会社員だと、
- ムダな呼び出し、会議、飲み会
- 社内の室温などのコンディションを整えられない
- リフレッシュは基本できない
- 通勤時間によるストレスと疲れがたまる
- 周りの音が気になる
- 好きな時間に出社できない
といったデメリットがたくさんあります。
フリーランスだと上記デメリットはすべてなくなりますね。
個人的にストレスがたまるのは、「室温管理できない」、「まわりの音が気になる」、「リフレッシュできない」ということですね。
これに関しては会社に務めるとどうしようもないので。
このへんは下記記事でも書いてます。
時間や場所だけでなく、仕事を自分で決められるというのは一番のメリットだと思います。
会社員の場合、やりたくない仕事(雑務、スキルアップできない仕事など)を任されたら、なかなか断りにくいと思います。
開発、制作作業に集中したいのに、電話取らされるとかつらすぎます。
特に新人のときは「電話を取って」と言われすぎて、「新人だから電話取れって意味わからん」って感じでしたね。
フリーランスは嫌な仕事があれば、すぐに断れます。
最近だとわたしも、1件40万円くらいのWebサイト制作の案件(10ページ程度のボリューム)を断りました。
理由は、「あまり面白くなさそう」「ほかにやりたいことがあった」からです。
ボリュームもそんなに多くはなく、単価も悪くないほうだったのですが、時間のほうが大切なので、断りましたね。
やりたくなければ、断るという選択肢を持てるのが、フリーランスのいいところです。
また、やりたい仕事があれば、手を挙げればいいだけです。
エンジニアなら「Rubyを身につけたい」と思えば、Rubyを学びつつ、案件に参画すれば、仕事しながらスキル磨けますからね。
自サイトがあれば、事業として立ち上げて、サイトに掲載して営業すれば、仕事がもらえるかもしれません。
例えば「Webマーケティング」を磨きをかけたいと思えば、「Webコンサル事業」の詳細をサイトに掲載して、営業すればいいです。
圧倒的に幸福度が高くなる
会社員時代に比べると、フリーランスのほうが圧倒的に幸福度は高いです。
フリーランスになってからは、
- 同じフリーランスの友人と平日昼間から遊びに行く
- 平日に旅行する(安いし、空いてる)
- 旅しつつ、仕事もする
- 好きな時間に運動する
- 夜遅くまで遊んでも、翌日寝坊できる
という感じで、挙げればきりないんですが、わりと好き勝手に生きてます。
上記だけでなく、子どもやペット、家族との時間が増えますし、幸せを感じやすいですね。
フリーランスになって、リモートワークするだけで、ストレスがなくなりました。
リモートワークによる幸福度に関しては、下記でも書いてますので、参考にどうぞ。
世間が思うフリーランスになることによる不安のほとんどは勘違い

世間が考えているフリーランスになることによる不安のほとんどは、なにか勘違いしてると思います。
フリーランスになるデメリット、不安をつぶしたほうが個人的には独立することにチャレンジしやすいと思うので、
今まで聞かれたことに答えていきたいと思います。
安定するの?
そもそもですが、「会社員だから安定」というのはおかしいですね。「65歳くらいまで面倒見ますよ」って会社があるなら教えてほしいです。
2019年になってから「終身雇用はもう継続できない」と経済界のトップの人たちも発言してますし、大手企業が数千人規模でリストラし始めてるので、「会社員=安定」とは言えない時代です。
フリーランスの場合は、複数プロジェクトを掛け持ちすることもできますし、ひとつ仕事がなくなっても、ほかにも収入をもたらすものがあるという状態を作り出せます。
トラブルとか怖くない?
これまでフリーランスになって、大きなトラブルというのはほぼないです。
案件受注して「損害賠償されたらどうしよう…」と考えると、やりきるしかないんですよね。やりきった先に「あれ、意外といける」とか「成長したかも」と思えますし。
納期も守れない、基本的な連絡もできない人は信頼失うので、やめたほうがいいと思います。
副業のほうが安心しない?
給料もらいながら、副業でも30万くらい稼げれば安心かもしれませんが、会社の仕事終わってから、副業するってけっこうハードじゃないですかね?
個人的には、副業で稼げてるなら「本業の時間ムダだな」と思ってしまうので、副業を本業にしてしまったほうが短時間で効率よく稼げるかなと。
会社員でもスキルアップできるでしょ?
基本的には会社員はスキルアップできないと思います。すでに仕組み化されてる作業しかこなせないので。
末端の仕事しかできない可能性もありますし。
「事業立ち上げで0から1をつくって、軌道に乗せる」といった経験をするとかならスキルアップできますね。
福利厚生も退職金もないのが不安じゃない?
そもそもですが、福利厚生はほとんど必要ないと思います。
退職金も絶対出るとは限らないですよね。突然業績が悪化するかもしれませんし。
フリーランスなら会社員の2倍、3倍普通に稼げてしまうので、家賃補助以上になりますよ。
福利厚生が必要なら、福利厚生のサービスがついているフリーランスエージェントを活用すればいいと思います。
下記なら無料相談できますよ。
孤独じゃない?
基本的には孤独ですが、孤独って別にデメリットじゃないと思ってます。
わたし自身、昔から群れるのがあまり好きじゃないというのもあるかもしれませんが。
独立してから稼ぐにはある程度の孤独期間は必須ですね。
孤独があることで、自分で物事を必死に考えますし、作業にも集中できるので。
とはいえ、孤独になりすぎて病んでしまっては意味がないので、仕事が終われば友人と遊んだりしますね。
平日から飲みに行ける友人とかがいれば、あまり孤独は感じないです。
わたし自身、フリーランスになってから、フリーランス仲間ができました。
ニートになればニートが友人になりますし、サラリーマンにはサラリーマンの友人がいますよね。
独立すると、独立している人が友人になりますよ。
食べるためなら会社員のほうがよくない?
毎日生活費のために働いて生きるなら会社員でいいと思います。
フリーランスとして独立して、働いても働いても実績が増えないのであれば、市場価値が上がらないので、会社員やってたほうが食べていけますね。
生活費のために毎日働くのではなく、「個人で稼いで、自立して、幸せに生きたい」というならフリーランスがいいんじゃないでしょうか。
独立はホントに簡単。不安をなくす方法とは
独立することは難しくないです。
不安を感じるなら、最低限下記をすれば不安はなくせると思います。
- 独立前に半年〜1年、無給でも生きられるくらいの貯金はしておく
- スキルなしで独立すると低単価でしんどいので、最低限必要なスキルは身につけておく
- 最初はフリーランス専門のエージェントに頼る
独立後は、苦手な部分を補うパートナー(営業マン、デザイナーとか)を見つけるといいです。
営業が苦手なら、営業マンと組めば仕事を取ってきてもらえますし。
案件をもらったら、売上の10%くらいを報酬として渡せば、お互いWin-Winですね。
あとはフリーランス仲間をパートナーにして、お互い案件を紹介し合うとかでもいいと思います。
フリーランスチームを作って、活動している方もけっこう多いですよ。
一度は経験しておくと視野が広がる
今はIT業界全体が人手不足なので、フリーランスは稼ぎやすいです。
就職できる企業もたくさんありますよね。
なので、一度フリーランスをやってみて、ダメなら会社員に戻ればいいと思いますよ。
合う・合わないありますからね。
フリーランスとして個人で稼いでみると、視野も広がるので、チャレンジしてみてください。
まとめ
まとめなので結論をもう一度いうと、
Web系の仕事をするなら、フリーランスを目指したほうがいいです。
本音を言うと「目指したほうがいいではなく、一度は経験したほうがいい」です。
理由は下記。
- 会社員より効率良く稼げる。しかも段違い
- 仕事も時間も場所もすべて自分で決められる
- 圧倒的に幸福度が高くなる
フリーランスになったほうがいい理由は上記のとおりですが、Web系で独立するなら、
- プログラミング
- デザイン
- ライティング
最低限どれかは身につけましょう。
将来的に独立を検討している方は、フリーランスになるデメリットや不安はつぶしたほうが、チャレンジしやすいと思います。
独立することに不安を感じてしまうなら、最低限下記をすれば不安はなくなります。
- 独立前に半年〜1年、無給でも生きられるくらいの貯金はしておく
- スキルなしで独立すると低単価でしんどいので、最低限必要なスキルは身につけておく
- 最初はフリーランス専門のエージェントに頼る
一度フリーランスをやってみて、合わないなら会社員に戻ればいいので、チャレンジしてみるのもありかなと。
というわけで以上です。
フリーランスになりたいと決意した方向け