どうも皆さま。こんにちは。こんばんは。
渋沢です。
「未経験でWeb業界を目指してます。企業を探すコツを教えて欲しい…」
「できれば、未経験者が入りやすい企業を見つけたい…」
「できれば、リモートワークできそうな企業を見つけたい…」
上記のような悩みを解決する記事です。
今回は、Web系業界を目指す未経験の学生、社会人向けに
- Web系未経験者が求人探しする時は、条件面で絞り込みしないほうがいい
というテーマでお話します。
この記事を書いているわたしは、「スタートアップ → Web系企業・副業ワーカー → フリーランス」というキャリアを歩んできました。
Web系スクールで講師をした経験もあり、未経験者の就職・転職のサポートもしてました。
そういった過去の経験をもとに、深堀りしてお話します。
異業種からWeb系職種を目指している方は、ご一読いただければと思います。
Web系未経験者が求人探しする時は、条件面で絞り込みしないほうがいい

異業界からIT・Web業界を目指している未経験の方は、求人サイトを使って探しますよね。
探すときには、
- 未経験可(OK)
- 実務経験不問
- 学歴不問
- 第二新卒歓迎
- 副業可(OK)
- リモートワーク可(OK)
- 在宅勤務可(OK)
- 時短勤務可(OK)
- 年収〇〇万円以上
という感じで、絞り込んで探すと思います。
特に、「未経験OKか」、「実務不問か」、「リモートワークはできるか」、「副業はできるか」といったことが一番気になるでしょう。
転職サイトによっては、条件の絞り込み機能がありますが、絞り込みはしないほうがいいです。(→特に未経験者)
「未経験可」で探してしまうと、、、
- 未経験者も同じように探すので、ライバルが増えるかもしれない
- 未経験者を使い捨てする企業(ハズレくじ)がヒットするかもしれない
- 「未経験可」と明記していない優良企業があるので、フィルタリングしてしまうと検索しても出てこない
上記の理由から、「未経験可」、「未経験OK」、「実務経験不問」、「未経験者歓迎」といったキーワードでは絞り込みしないほうがいいです。
特に最後3つ目は、もったいないと思います。
「未経験可」と明記されてなくても、実は「弊社の求める人材にマッチしているなら、採用してます」みたいな企業もありますからね。
「リモートワーク可」で探す場合
基本的には、リモートワーク(在宅勤務)がOKであることを、全面的にアピールする企業は多くないです。
企業としては、リモートワーク制度があることをアピールして、優秀な人材を囲い込みたいと考えているかもしれません。
しかし、全面的にアピールしたことで、「ただリモートワークをしたいだけの人」に来られると、コストばかりかかってしまいます。。
大前提として、下記のような最低限の条件を満たしている人材を採用したいと企業は考えてます。
- 必要なスキルがあること
- 自走力があること
- コミュニケーションが問題ないこと
- 会社の事業や方向性、理念に合っていること
上記のとおり。
「自社にマッチしている人材」が欲しいわけで、「リモートワークしたいだけの人材」が欲しいとは思ってないです。
なので、「うちの会社はリモートワークOKですよ」と全面的にアピールする優良企業は少ないです。
基本的には、面接に行って、企業側に欲しいと思ってもらえた場合にのみ、「実はですね。うちのエンジニアは、週3しかオフィスに来てないです(笑)副業もしている人が多いんですよ。」と話してくれるケースが多いです。
わたし自身、数年前にあるスタートアップ企業の面接に行ったのですが、
「うちの社員は、基本的に出社は週3だけなんですよ。なので、いつ来てもかまいません。」
「天気悪い時は会社にわざわざ来なくていいし、副業も自由にやっていただいてOKです。」
と言われたこともあります。(→ちなみにその企業からは、面接終わって帰宅する頃には内定メールを頂きましたが、お断りしてしまいました。。)
小さなお子さんがいる方など、どうしてもリモートワークじゃないといけない事情があるなら、面接時に話しておけばいいです。
例としてリモートワークの話をしましたが、「福利厚生が充実している企業に入りたい」「研修や教育体制が整っている企業に入りたい」と思っている未経験者さんは、考え方を変えたほうがいいですよ。
まずは、経営者、採用担当者の目線に立って考えることが大切です。
基本的には、気になった企業にはどんどんエントリーするのがオススメ

条件を絞るなら、
- 自分がやりたいことができるか → 事業、プログラミング言語、環境など
- 勤務地 → UIターンに抵抗がある場合
- 雇用形態 → 正社員、アルバイト、業務委託など
上記3つなら、絞ってもいいと思います。
絞り込みはできるだけせず、気になった企業を見つけたら、どんどんエントリーすべきです。
たとえ「未経験可」と明記してなくても、積極的にエントリーはしたほうがいいですよ。
個人的には、未経験者なら「中小規模のベンチャー企業」をオススメしてます。
業務的にはハードかもしれませんが、やる気さえあれば、なんでもできる環境が手に入りますからね。
優秀なエンジニアやデザイナーに囲まれると、「自分の能力の低さ」に落胆しますが、「もっとやらなきゃ」という気持ちにもなります。(→これはわたしが大学時代、スタートアップで働いたときの経験談)
人手不足なベンチャー企業は多いので、最低限スキルがあって、コミュ力があれば、採用してくれる可能性は十分あります。
年齢が20代なら、ポテンシャルを見込まれての採用もありえますよ。
面接では、しっかり「やる気」と「自走ができること」をアピールしていきましょう。
ポートフォリオは最低限必要です
とはいえ、「やる気あります!」「一生懸命頑張ります!」「今から勉強します!」では、残念ながら通用しません。
しっかりポートフォリオ(成果物)はつくりこみましょう。
厳しい言い方かもしれませんが、つくってから面接にいかないと、話にならないです。
面接で見せられるポートフォリオがあって、やっと話している内容に説得力が出てくるので。
「HTML、CSS、JavaScript、PHP、Laravelを独学してきました!」
「スクールでは、Webデザインの基礎、Photoshopの使い方を学びました!」
と面接で言っても、ポートフォリオがないなら、説得力はゼロです。
ポートフォリオさえつくっていれば、スキルがあることの証明になります。
作りきったら、どんどん積極的に応募していくのが、一番効率はいいですよ。
まとめ:ハードルが高いように見える求人もわりと狙い目

求人を探していると、
- 実務経験が、1年以上必要
- 必要なスキルが、今の自分には足りない
- 優秀な人ばかり集めてそう
応募資格のハードルが高い企業も多いです。
でも実際は、ハードルがそこまで高くないケースのほうが多いです。
「うちは優秀な人材を採用してますよ」という建前みたいなイメージですね。
なので、「うわー。この企業の条件に、自分は満たしてない…」とあきらめる必要はありません。
必須スキルや満たす条件に関しては、多少足りないくらいなら、応募すべきですよ。
ハードルなんて気にせず、どんどん応募したほうが、内定の確率もぐんっとアップすると思います。
むしろ、そういう行動力ある人が、結果的に欲しがられます。
行動力があれば、「お、この人は、自分で考えながら動けるタイプだな」と思ってもらえるかもしれません。
兎にも角にも、ポートフォリオを全力でつくる。
そして、積極的に応募しまくる。
これが大切です。
この記事を閉じた瞬間から、動きましょう。