どうも皆さま。こんにちは。こんばんは。
渋沢です。
「IT・Web業界に興味があるので、オススメの転職エージェントを教えてほしい」
「Webの仕事に転職したい。現役の人から話を聞いてみたい」
「転職するうえで、知っておいたほうがいいことなど、業界の人に教えてもらいたい」
社会人の上記のような悩みに答えていきたいと思います。
今回のテーマは、20代で転職を検討している方、IT・Web系に興味ある社会人向けに、
- Web系を目指す20代が登録しておくといい「転職サイト・エージェント3選」
- 「異業種からWeb系へ転職するのが不安…」という方向けのよくあるFAQ
- これからの時代は、転職に慣れ、副業や独立も考えておいたほうがいい
という内容です。
転職というと、ネガティブなイメージを持つ人が多いですよね。
ですが、転職を繰り返しながら、自分の価値を上げる人も世の中にはたくさんいますよ。
本記事を読んだあと、「行動に移す重要性」「自分の市場価値を意識する重要性」も理解していただけたらなと思いつつ、書いてまいります。
ちなみにこの記事を書いているわたしは、スタートアップ企業、Web系ベンチャー企業を経験し、現在はフリーランスとして活動してます。
過去には、Web系スクールで講師として活動し、転職を検討中の社会人にも指導してきました。
Web系フリーランス、元スクール講師の目線で、転職サイト運営者や企業の採用担当者が立場上話しづらいようなことも、お話します。
転職を成功させたい方は、3分ほどで読めますので、参考にしてください。
目次
Web系を目指す20代が登録しておくといい転職サイト・エージェント3選
Web系を目指す20代が、最低限登録しておくべき「転職サイト・転職エージェント」は、下記3つですね。
上記は登録しておいて間違いないです。
マイナビ、リクナビあたりも大手で安心なので、求人の数を求める方は、とりあえず登録しておいてもいいと思います。(皆さんご存知だと思うので今回は除きました。また別記事でこの2つのサイトを使った仕事の探し方を詳しく紹介します。)
「異業種からWeb系へ転職するのが不安…」という方向け!【質問に回答します】

Web系スクールで講師をしていた時によく聞かれた質問や、求職者が悩みそうな質問に答えていこうと思います。
未経験でもIT・Web業界に転職可能ですか?
もちろん可能です。
Web系スクール時代も、未経験から大手やベンチャー企業に転職された方をたくさん見てきました。
「未経験だから難しいですよね…」と不安になるのではなく、「未経験だから、その分行動でカバーします!」くらいの威勢の良さがほしいですね。
Google、Amazonなど世界的な企業を見ても感じると思いますが、IT・Web業界は右肩上がりで成長している業界でもあり、「エネルギーを感じるかどうか」はかなり重要です。
様々な求人をみると、「必要な人材」「応募条件」などに必要なスキルも書かれていると思います。
「スキルや能力が足りてないかも」と思っても、興味があるのであれば、スキルを磨きつつ、応募してみてください。
わたしの場合、スタートアップ企業に入社したときは未経験だったのですが、「お給料はいらないので、インターンとして働かせてください。今のスキルに磨きをかけたいです!」みたいなことを言ったらすぐ採用されました。
そのときのわたしのレベルは、独学とスクールでプログラミングとデザインを学び、自分で成果物も作ったくらいのスキルでした。
結果的に「そこそこできそうだから、アルバイトで雇います。がんばって!」と時給1,000円ちょっとだったと思いますが、アルバイトで働かせてもらいました。
将来的にフリーランスになりたいです。どんな企業に入るのがベストですか?
将来独立を考えるなら、スタートアップ企業がオススメです。
わたしもキャリアの最初は、未経験でアルバイトとして、スタートアップに入社しました。
理由は少数精鋭の企業も多いので、任される業務がたくさんあり、スキルを実践的に磨けるからです。
また、急成長している企業もあるので、スピード感も感じられると思いますよ。
大手企業でもいいのですが、「末端の仕事や単純作業しかできない」、「仕組みがすでにできあがっている」という可能性が高いです。
仕組みの中で働くだけならマニュアル業務しかできないですし、個人としては「会社の看板」しか残らないので、長期的に考えるとやめたほうがいいですね。
キャリアの始めにスキルも得られず「元〇〇出身」という看板しか残らないくらいなら、
まだまだ未完成だけど右肩上がりしているスタートアップで働いたほうが、得るものは多いかなと思います。
スタートアップはやることが多くてきついとは思いますが、スキルを磨けると思えば、頑張れますよね。
「優秀な人も多い」、「フレキシブルに働ける」、「副業もできる」という環境ならなお良しですね。
あとは海外の企業で働くとかでもいいと思います。
ブラック企業は多いですか?
多いと思います。
ですが、他の業界に比べれば、「フレックスOK」、「リモートワークOK」、「副業OK」という企業も多いですよ。
スタートアップで働いたときは、朝から22時くらいまで働く社員さんもいて、まわりからは「ブラックだね」とか笑われたりしました。
個人的には、「プログラミング」「デザイン」「マーケティング」といったスキルが若いうちに身につく環境だと思っていたので、まわりの声とか気にしてなかったです。
ぬるま湯にずっと浸かっているほうがリスク高いですからね。
人によって、ブラックと感じるか、感じないかは変わるので、自分で判断しましょう。
どうしても心配であれば、「OpenWork(旧Vorkers)」といった転職専用のクチコミサイトで確認してみるのをオススメします。
プログラミングスクール(もしくはWebデザインスクール)に通ったほうがいいですか?
未経験でエンジニアやデザイナーを目指すなら、通うことをオススメします。
最近は、スクールの転職先の紹介力が上がってきているからです。
プログラミングスクールの体験談とかを発信する人も増えてきて、紹介する転職先がブラックばかりだとすぐに悪評は広まります。
スクールも数が増えてきたので、業界との強いつながりがあったりと、わりと転職のサポートも手厚くなってきましたね。
わたし自身、大学生のときにスクールで学びましたが、現役のエンジニアやデザイナーからアドバイスもらえるのは、本当にありがたい環境だなと思いました。
正直受講費は高かったですが、企業に入社してからすぐに回収できましたし、フリーランスになった今ではそれ以上になって返ってきましたね。
現役のエンジニアやデザイナーがまわりにいるならいいですが、いないのであればスクールを検討してみてもいいかなと。
もし興味がある方は、TechAcademyの無料体験を受けてみるのもアリです。
転職のカウンセリングもしたいという方は、エンジニア向けですが、TechAcademyの無料キャリアカウンセリングで、現役エンジニアに相談もできますよ。
※今後も回答は追加していきますので、質問はフォームからどうぞ。
よくある勘違い→「環境さえ変えれば、人生が変わる」

転職を検討している方は、よくこんな勘違いをします。
「環境さえ変えれば、自分の人生が良い方向に向いていくはず」
上記のようなことを考える人の問題点は、会社のせい、環境にしている人が多いかなと。
たしかに環境って大事ですが、環境を変えただけではなにも変わらないですよ。
どんなにマジメに働こうが、「自分の市場価値」が低ければ、転職してもずっと同じような環境で、「環境のせいだ」と言い続ける人生になりますからね。
そうならないためにも、各個人が
成果を出す → 自分の価値が上がる
というように「市場価値」にフォーカスして、行動すべきです。
注意してほしいのは、転職先の「仕事内容」と「人間」ですね。
仕事内容で得られるスキルが、転職市場で評価されなければ、何も意味がないので。
優秀な人がいるならどんどんマネをすればいいですし、いないなら反面教師にすればいいです。
環境を変えるだけでは何も変わらないとは言いましたが、環境に見切りをつける、損切りすることも大切なことです。
転職を考える時は「年収が上がるのか?」だけではなく、
「この会社に入って自分の市場価値は上がるのか?」
入社したあとは、
「この仕事は、転職するときに評価されるのか?」
「この仕事を取れれば、自分の価値も上がるチャンスになるのでは?」
ということも考えましょう。
最低3つは登録し、会社を辞める前に情報収集しつつ応募すべき【行動力が必要】

今回紹介した「転職サイト・エージェント」は間違いないので、20代の方は登録しておくといいです。
数あるエージェントの中からなぜ3つをチョイスしたのか。
理由は、何でもかんでもたくさん登録してもめんどくさいですし、迷ってしまう時間がもったいないからです。
最低でも3つほど登録して比較しておけば、エージェント側もほかの業者に負けじと、良い提案をしようとしてくれるかもしれません。
たまに1つだけしか登録していない人がいますが、求人が偏る可能性もありますし、なかなか決まらない可能性も十分あります。
複数登録しておけば、自分に合う転職先が必ず見つかるはずです。
ただし、「行動力」が本当に大事です。
行動しないとなにも変わらないですよ。
「いつ転職しよう…」「今は忙しい…」「もう少しスキル磨いてから…」と考えている間にも、刻一刻と時間が過ぎていきます。
悩みすぎて、チャンスを逃すのはもったいないですよね?
辞めてから考えるのでは「精神的・経済的」にも良くないので、辞める前からエージェントに相談して、情報収集すべきです。
転職しようかな… → 求人を探す → エージェントに相談する → 情報収集
上記ならそんなにやっていることは難しくないはずです。
まずは行動に移す。そして情報収集しつつ、自分で考えながら、自分にぴったりな企業を見つけてください。
まとめ:Web系に転職するなら、副業・独立も視野に入れておくべき

今の時代、どの企業も安泰とは言えないです。
なぜなら、大手企業も数千人規模のリストラをしているからです。
- 三菱UFJフィナンシャルグループ
- 日産自動車
- 東芝
- NEC
- 富士通
- コカ・コーラボトラーズジャパン
という名だたる企業がリストラを実行・計画してます。
この記事を読んでいただいている20代、30代の方が、転職して定年まで同じ企業で働こうと決意するのはよくないです。
今までは「転職=ネガティブ」なイメージでしたが、これからは「転職する」ということに慣れてほしいですね。
さらに言うと、
Web系に転職するなら、副業、そして独立を視野に入れておいたほうがいい
と、わたしは思います。
40代になって、家族がいる状態で、クビを切られたらほんとつらいですよ。
IT・Web業界なら、ほかの業界に比べると、副業も独立もしやすいので、若いうちからチャレンジしてほしいです。
エンジニアとして転職したなら、
会社で自社開発を担当
↓
スキルが蓄積する
↓
個人で何かつくる or 副業する
デザイナーとして転職したなら、
会社で受託案件のデザインを担当
↓
スキルが蓄積する
↓
個人で何かつくる or 副業する
という感じで、個人でも活動してみてください。せっかく手に職があるわけですからね。
利用しないともったいないですよ。
というわけで、今回は以上です。
記事で紹介した下記のエージェントは、すべて1分程度で無料登録ができます。
一度登録してみて、興味ある企業に応募してみるだけなので、まずは行動してみてください。
すべては一歩を踏み出すことからです。
今回紹介した転職エージェント