どうも皆さま。こんにちは。こんばんは。
渋沢です。
「最近勉強とか読書とかしてないな…」
「勉強とか読書しなきゃと思って始めるけど、3日坊主になる…」
「続けたいけど、本業忙しいし、時間取れない…」
上記の悩みに答えていきたいと思います。
今回は、20代のサラリーマン、特に学習や読書を続けたい方向けに、
- 学習への意欲を高めて、継続させる3つの方法
- 市場価値が落ちてしまう負のループに気をつける
というテーマでお話します。
この記事を書くわたしは、元々サラリーマンで、新卒1年目の頃から副業と学習を始めました。
本業の忙しさで時間が取れない日もありましたが、コツコツ続けた結果、副業が軌道に乗り、独立しました。
現役フリーランス、元副業ワーカーであるわたしが、過去の経験をベースにお話していこうと思います。
目次
学習への意欲を高めて、継続させる3つの方法

学習への意欲を高める、継続させるには、3つの方法があります。
- 本業の仕事は、サボりつつ、スキマ時間で学習する
- 学習仲間をつくる
- 定期的にスキルの棚卸し、実績の整理をする
この3つですね。ひとつずつ深堀りします。
本業の仕事は、サボりつつ、スキマ時間で学習する
正社員の人は、仕事する時間が決まっていて、帰宅したら家事、お風呂、育児などでヘトヘトになってしまいますよね。
満員電車に毎日1時間以上乗っているなら、なおさらきついでしょう。
なので、仕事中に学習する時間を取って、少しずつ増やしていくべきですよ。
「仕事をサボれ」と言うと、ネガティブな印象ですよね。
「業務時間内に学習はダメでしょ。マジメに働け」とか言われそうですが、個人的には、会社の仕事はうまくサボるべきだと思ってます。
わたしが言う「サボる」の意味は、「集中力を保つために、適度に休憩を入れて、休憩時間をうまく活用する」という意味です。
「ダラダラ仕事しろ」「仕事なんてするな」という意味ではありません。
そもそもですが、8時間も集中できる人なんて、ほとんどいないはずです。
会議や外回り、企画書作成、タバコ休憩、コーヒー休憩、雑談などの何も生み出さないムダな業務が許されるなら、
「学習休憩」を「10分〜20分」くらいこまめに取ってもいいんじゃないでしょうか。
「仕事中勉強するな」と怒られたことがある友人もいるのですが、「じゃあタバコ休憩とかも全部なくすべきですよね」って話です。
タバコ休憩している上司とか何もしてないですし。
個人的には、8時間ずっと仕事に集中するのはハードなので、業務時間の「20% 〜 30%」くらいは好きなことをしてもいいルールを導入する企業が増えて欲しいとも思ってます。
もしくは6時間勤務にするか、リモートワークを導入したほうが生産性は上がります。
学習仲間をつくる
会社だけだと、いつも同じコミュニティで、刺激がないです。
学習意欲を高めたいなら、新しいコミュニティとつながったほうがいいです。
例えば、エンジニアの人なら、
- プログラミングスクールを受講 or 講師活動する
- もくもく会(勉強会)に参加
- Facebookなどオンラインでつながる
- エンジニアのイベントに参加する
- フリーランスとつながる
- 副業を始める
などなど。上記すべてわたしも過去に経験したことですが、オフラインの交流を増やして、新しい人と関わってみるといいですよ。
社外で学習意欲の高いエンジニアとつながる
↓
「一緒に勉強会しましょう」と声かける
↓
勉強会を主催する
という感じで、同じような志を持つ人を集めれば、学習仲間が増えていくはずです。
念のため補足しておくと、伝えたいことは、
「人脈を増やせ」ということではなくて、「新しい生き方の発見をしよう」
ということです。
人脈をやみくもに増やそうとする行為は、ムダですからね。
フリーランスエンジニアと出会ったら、「フリーランスみたいなこういう生き方もアリだな」という発見をすることが大切です。
そんなに肩肘張らないほうが、「こういう生き方してる人もいるんだ」と新しい発見があるので、それを大事にすべきですよ。
定期的にスキルの棚卸し、実績の整理をする
会社に2年、3年と勤続すると、自分のスキルや実績が整理できていない状態になりがちです。
わたし自身、Web系スクールで講師をしていたときに、「異業種 → エンジニア」というキャリアチェンジが多かったのですが、経歴書をしばらく放置している方がけっこう多いんですよね。
なかには書いたことがない方もいるので、書き方を教えることもありました。
「経歴書を定期的に書き直したほうがいい」ということではなくて、「スキルの棚卸し」や「実績の整理」はしておいたほうがいいです。
1年に1回でもいいので、
- 今年はどんな経験ができたか
- 今年身についたスキルはなにか
- 今年はどんな学習をしてきたか
上記を整理して、自分を客観的に見ましょう。
社会人になって、経験を積んでいくと、業務にも徐々に慣れてきて、なんとなく目の前のことをこなすようになりがちです。
このマンネリを打破するためにも、半年に1回、1年に1回など、定期的に自分のことを見直すことが大切です。
「今年は〇〇を頑張りました!」と、自信持って言えない人は、なおさらですよ。
自分のことを客観的に見ることが難しければ、転職エージェントに登録して、自分の年収、市場価値を知っておきましょう。
「残業をする → 勉強時間がなくなる → 市場価値が落ちる」という負のループは避けよう

遅くまで残業して、21時に帰宅
↓
勉強時間がほとんど取れない
↓
気づかぬうちに「市場価値」が落ちる
こういう社会人がけっこう多いです。
この負のループに陥ってはいけません。
毎日30分以上残業する人に、なんで残業するのか聞くと、だいたい「忙しいから仕方なく残業している」とか「まわりの人が残っているから」という感じで答えが返ってきます。
残業している人たちの、なにが問題かというと、、、
- 学習時間、読書の時間が取れず、「スキルアップ」ができない
- 外に目を向ける暇もなく、「市場価値」も把握できない
- 自分の時間もかなり削られるので、「心の余裕」が保てない
上記のとおりでして、それだけではなく、世界・国内の経済がどうなっているか、どんな技術革新が起きているか、などの新しいニュースすら知らなかったりするんですよね。
- 大手企業のリストラ
- 終身雇用・年功序列が崩壊
- 5G普及後の変化
- 正社員と非正規の格差是正
- AI・自動化による雇用の影響
上記に関連するニュースが2019年では話題になっていましたが、こういった話題を追えていないなら、かなりまずいです。
「これからどう生きるか」を考えるために、日々学ばないといけないです。
学ばなければ、当然なにも対応できないまま、なんとなく過ごすことになりますからね。。。
まずは残業をゼロにするために、毎日10分ずつでもいいので、少しずつ早く帰りましょう。
定時で帰ることができないなら、環境を変えるしか方法はないです。
まとめ:危機感を感じつつ、やるべきことの優先順を決めて、ムダを排除すべき

「今学習できていないな…」という方は、まず危機感を感じるところからスタートです。
- 何もしない人:仕事頑張る、残業もする、通勤も1日1時間以上、帰って学習しない
- 学習を継続する人:仕事頑張る、休憩をうまく活用、通勤は排除する、1日学習2、3時間
このどちらが成長するか。
言うまでもないと思いますが、3年後には、実力の差がハッキリしてるでしょう。
世の中のサラリーマンは、ムダなことしすぎなので、排除すべきものは排除したほうがいいです。
例えば、
- 通勤の排除
- 残業の排除
- ムダな打ち合わせの排除
- ムダな飲み会の排除
- 電話の排除
上記は排除できるなら、排除すべきです。
(→わたしは、すべて排除しました。)
忙しいという人ほど、排除すべきものを排除できてないです。
わたしのまわりにも、プライベートで学習を毎日継続しているフリーランスがたくさんいます。
ただ学習するのではなく、自分でWebサービスやアプリをコツコツ開発したり、副業しながら実践的に学んだりして、スキルを磨いてるんですよね。
優秀なエンジニアやデザイナーもまわりにたくさんいますが、共通して言えるのは、排除すべきものはできるだけ排除して、自分の時間を大切にしてます。
やるべきことの優先順を決めて、ムダなことは排除しつつ、自分の時間を守っていきましょう。
下記の記事では、サボり方の実践編として、解説してます。参考にどうぞ。