どうも皆さま。こんにちは。こんばんは。
渋沢です。
「年収400万円未満の会社員です。結婚もしたいので、転職を考えてます…」
「いまの会社の給料が低いので、年収400万円以上稼げる仕事をしたいです…」
「はじめて転職を検討してます。年収400万稼げる職種ってなんだろう…」
といった悩みにお答えします。
今回は、転職を検討中の20代〜30代のサラリーマン、特に年収400万円以上の職種を探している方向けに、
- 年収400万円以上稼げる「業界」と「職業」
- 田舎でも年収400万円以上は目指せる
- 「転職する、しない」どちらにせよ、「心の余裕」を持って生きるべき
上記のテーマでお話してまいります。
この記事を書いているわたしは、ITスキルを身につけ、フリーランスになりました。
サラリーマン時代は、年収が平均以下だったので、プログラミング副業を社会人1年目のときに始めました。
少しずつ副業が軌道に乗り、今では独立して生計を立てていますが、この先収入が途絶えても、まったく問題ないと思ってます。
なぜなら、どの業界、企業にいっても身につけたITスキルが、役に立つからです。
本記事では、過去の自分の経験をベースにして深堀りしますので、これから転職を考えている方はご参考くださいませ。
目次
年収400万円未満のサラリーマンへ。転職は「業界選び」がすべてです

国税庁の「民間給与実態統計調査(2018年)」によると、給与所得者の1人あたりの平均給与は「441万円」というデータが出てます。
このデータは正規雇用、非正規雇用も含め、平均年齢は46.4歳となっているので、20代〜30代前半で平均を出したら、「400万円」を下回るでしょう。
「20代、30代のうちに、年収400万円以上は稼ぎたい」という方も多いと思います。
結論から言うと、
年収400万円未満のサラリーマンが転職するなら、「IT業界」を目指すべき
です。
理由は下記のとおり。
- 業界が成長し続けていて、お金が流れてきやすいから
- スキルの掛け合わせがしやすく、年収が跳ね上がりやすいから
- 田舎でも稼げて、柔軟な働き方もできるから
IT業界はこの3つにあてはまるので、転職するときには第一に考えて、損はないはずですよ。
不動産や金融なども高年収になりやすいですが、個人的にはオススメしないです。
なぜなら、上記3つの条件が揃わないからです。
では、ひとつずつ解説していこうと思います。
業界が成長し続けていて、お金が流れてきやすいから
業界が成長し続けているので、ある程度スキルがあれば、年収も上がりやすいです。
なぜ年収が上がりやすいのか。
一言でいうと、利益率も高めやすく、投資家からお金が流れてきやすいからです。
最近だと、サッカーの本田選手がIT系のスタートアップ企業に投資してましたね。下記の記事のとおり。
本田が選んできた投資先は、基本的にテクノロジー分野のスタートアップだ。ただし、ソフトウェアだろうがハードウェアだろうが、カテゴリーは問わないとも。
ITスタートアップに投資するだけでなく、エンジニアもTwitterで募集してます。
(ちなみに、自らプログラミングも学んでいるとも公言してます。)
ITエンジニアの皆さん、近いうちに世界を本気で変えたいと思っている仲間を募集しますので宜しくお願いします!
— KeisukeHonda(本田圭佑) (@kskgroup2017) 2019年5月18日
もちろん本田選手だけでなく、ソフトバンクグループの孫さんやその他著名な投資家たちも、IT業界、テクノロジーの分野に投資してきているんですよね。
世界的な企業を見ても、時価総額ランキングの上位はIT企業ばかりですよね。
アメリカのGAFAM(=Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)が、代表例です。
IT業界は、利益率の高い事業を運営する企業が多いので、投資家も多額の投資をします。
当然、お金が流れてくるので、企業は従業員たちに高い給料を払えますよね。ということです。
スキルの掛け合わせがしやすく、年収が跳ね上がりやすいから
高年収の業界だと、「不動産」や「金融」も挙げられますが、大手に限られるでしょう。
仮に不動産の大手やメガバンクに入れたとしても、スキルは大して身につかないです。
なぜなら、市場価値が上がるような仕事ができないからです。
フィンテックに関われる仕事なら、市場価値は上がる可能性はあると思います。
しかし、銀行の窓口とか、金融商品の営業などをやっていても、大してスキルも身につかないので、ほかでは通用しません。
スキルが身につかないのに、「年収が高いし、安定もしてるから」と甘んじていると、足元すくわれてしまう結果に…
IT業界の場合、
プログラミングスキルを身につける
↓
本業では、受託開発と、自社のWebサービスも開発
↓
マーケティングのノウハウが蓄積される
↓
副業を始めて、さらに技術を磨く
↓
本業で得たノウハウをベースに、自分で商品やサービスをつくる
↓
個人でも稼げるようになる
「プログラミング × マーケティング」というスキルの掛け合わせで、上記のようなループが生まれやすいんですよね。
伸びている業界なので、やればやるほどスキルが身につき、ノウハウも蓄積されていきます。
ノウハウやスキルが掛け合わされていくことで、さらに年収も跳ね上がるという好循環が生まれるというわけです。
田舎でも稼げて、柔軟な働き方もできるから
「でも、どの業界でも共通して言えることですが、地方だと稼げないですよね?」
「年収400万円を稼げる企業なんて、地方には少ない。日本は終わってる…」
「そもそもITの仕事自体、地方にはない。都会の話なんて聞きたくもない」
などなど。上記のような疑問や反論を持つ人もいるでしょう。
たしかに都会に比べれば、当然給与も低ければ、仕事も少ないです。
それは認めます。
しかし、IT業界の職種なら、ネット環境、PC、スマホさえあれば、仕事はできるので、田舎に住みながらでも都会の企業で働けるんですよ。
わたしの仕事仲間にも、大雪が降るような東北エリアに住みながら、東京の会社で働いているエンジニアもいます。
基本的にフルリモートワークで仕事しているので、通勤する必要もありません。
家で仕事ができるので、自分の時間や、家族との時間も増え、ストレスも軽減されます。
もし東京で疲れているという方なら、こういう働き方も選択肢としてはアリだと思いますよ。
リモートワークができるということは、地方の企業で働きながら、副業で稼ぐことも可能です。
副業でも、全国の企業と関わることができるので、知見も広がります。
本業と副業のダブルインカムを実現すれば、どんな田舎でも年収600万円くらいは難しくないです。
田舎に住みながら年収1,000万円以上稼ぐエンジニアとも一緒に仕事してきた経験があるので、断言できます。
地方だろうが、都会だろうが、「柔軟に働きながら、稼げること」が、IT業界で働く最大のメリットだと思います。
IT業界の職種は、エンジニアか、マーケターがオススメ

IT業界の職種なら、ぶっちゃけ営業職以外ならなんでもかまいません。
- エンジニア
- マーケター
- デザイナー
- ライター
- 動画クリエイター
などいろいろ職種があります。
個人的には、最初に目指すなら、「エンジニア」か「マーケター」をオススメします。
ライティングの仕事は副業でもできるので、入りはエンジニアかマーケターで問題ないです。
デザインの仕事もいいと思いますが、ほかのスキルを掛け合わせないと、年収は上がりづらいと思います。
- エンジニアなら、プログラミングスキル
- マーケターなら、マーケティングスキル
IT業界に飛び込んで、最初に上記のどちらかのスキルを身につけておけば、転職も、副業も、独立も、しやすくなりますよ。
「転職するorしない」どちらにせよ、「心の余裕」を持って、生きよう

- 年収700万円/残業あり/人間関係のストレスあり/都内暮らし/家族持ち
- 年収300万円/残業なし/フルリモートワーク/田舎暮らし/家族持ち
どっちが幸せに感じるかを、まず自分なりに考えて欲しいです。
いくら年収が高くても、残業多くてストレスもあるなら、幸せになれないです。
かといって、現状維持で甘んじていても、いつか大きなリスクが降りかかる可能性もあります。
「転職するか、しないか」に関わらず、「心の余裕」は常に持っておくべきですよ。
仮にIT業界への転職が成功し、年収が跳ね上がると同時に、生活レベルも上げるとします。
年収が上がっても、生活費のために一生懸命働くことになれば、余裕なんて当然なくなりますよ。
余裕がなくなれば、副業や独立のこと、未来のことも考えられなくなります。
お金を稼ぐことは大切ですが、いろんなリスクも頭に入れつつ、幸せになれる方法は常に考えておいたほうがいいです。
大手企業、銀行マン、公務員などなど。
「安定と言えば…」という職業が、安定ではなくなりました。
2019年も、
- 業績不振
- 倒産
- テクノロジーの進化
- RPAの普及
- クビ・希望退職
- 銀行の合併・提携
などリスクが増えてきてます。
上記に当てはまるニュースをひとつも知らないという方は、リスクが頭に入っていないということです。
このあたりのニュースは自分で調べてみてください。「自分で調べる」も行動の一歩です。
「心の余裕」を保つためにも、いつでも転職や独立ができるように、常に考えながら動きましょう。
そして、「自分株式会社」という視点を持ちながら、行動しないといけません。
まとめ:小さな興味にも目を向けて、行動するべき

悩みすぎて、行動できなくなるのが一番良くないです。
難しく考えすぎても動きづらいだけなので、自分の中にある「小さな興味」にまずは気づいて欲しいなと思います。
この記事を読んで、「IT業界」に小さな興味が湧いたとしても、
「ノースキルだし、IT企業に転職なんて無理でしょ」
「スキルを身につけるまでが、大変なんでしょ」
「アナログ人間だし、なにから始めればいいかわからない」
上記のように「できない理由」ばかり並べてしまったら、行動できるはずがないです。
できない理由は自分の心から排除し、自分を信じることから始めましょう。
そのうえで、
- どうやったらエンジニアになれるかを調べる
- どんなスキルが最低限必要なのか調べる
- どんな会社があるか調べる
といった小さな行動を起こしてみることが大切です。
ちなみに上記のような内容はすべてこのブログでも書いてるので、片っ端から読んで、参考にしていただければと思います。
調べる以外にもできることは、ほかにもあります。
- ちょっと興味のあるITのイベントがあるなら、行ってみる
- ちょっと興味のあるIT企業があるなら、話を聞いてみる
- ちょっと興味のあるエンジニアがいるなら、会ってみる
こういった小さな行動なら、失うものなんてなにもないですよ。
まわりにIT業界で仕事している友人とかがいるなら、話を聞いてみればいいだけです。
IT業界に飛び込んで、最初に入る会社は、ぶっちゃけガチャと同じです。
「うわー。転職失敗した」と思うかもしれませんが、「よし、ここまでは想定どおり」と思うべきなんです。
スキルを盗んだら、また次の道へ進めばいいだけなので、小さな行動を始めて、あとは行動し続けましょう。
IT業界に興味がある方はこちら
下記で、IT企業の探し方を解説してます。合わせてご参考ください。